KVK製の洗面の蛇口(KF389)の先からポタポタと水漏れしている症状の修理依頼がありました【宝塚市での蛇口交換作業】

2023年5月31日

宝塚市南口で洗面の蛇口の水漏れ修理のご依頼がありました。

ご依頼内容ですが「洗面台の水栓の先からポタポタと水漏れしています。初めは気にならなかったのですが日に日に酷くなってきました。現在は水道代が気になるので止水栓を締めています。修理していただけますでしょうか?」とのことでした。

お任せください!

サクッと直しちゃいますよ!

現在は止水栓を締めているとのことですから、水は漏れていないでしょうけど不便でしょうね。

洗面を使うたびに止水栓を開けて、締めてをしないといけませんからね。

これはすぐに対応しないとですね!

それでは現場に急行しましょう!

洗面の蛇口の先からポタポタと水漏れしている現場に到着

現場に到着後、洗面の蛇口を見せてもらいました。

現場の蛇口
横から見た蛇口

現場にはワンホールタイプの水栓が取り付けられていますね。

この状態だと本当に漏れているのかわからないので、止水栓を開けて確認します。

蛇口の先から水がポタポタと漏れてきた

止水栓を開けると蛇口の先からポタポタと漏れてきました。

正式には蛇口の先ではなくて吐水口ですね。

この症状は水栓内部にある水栓カートリッジが劣化することで起こります。

ですので、水栓カートリッジを交換して修理するのが一般的です(稀にカートリッジを交換しても水漏れが直らないことがあります)

ただ、果たして部品交換で対応していいのかをお客様に判断していただかないといけません。

方法としては部品を交換するか、蛇口本体を交換するかのどちらかです。

この理由は記事の最後の方で説明しますので、そちらをご覧ください。

お客様には説明と提案をして、どちらの方法で対応するのがいいか判断してもらいました。

結果は水栓本体交換で対応することになりました。

お客様にはご希望の蛇口があるようでしたので、用意して後日再訪問しました。

KVKのKF389から後継モデルに交換

蛇口を取り寄せた後、お客様と日程調整して再度現場訪問しました。

現場到着後、お客様に用意した蛇口を見てもらい、間違いがないか確認してもらってから作業にはいりました。

止水栓は締まっているので、いきなり逆止弁などの接続部分を外していきます。

洗面化粧台の収納スペースの中
逆止弁などの取り外し

逆止弁などを外したら、水栓本体を外します。

蛇口本体の取り外し後
蛇口本体取り外し後の収納スペースの中

蛇口本体を取り外した蛇口が乗っていた場所を綺麗にします。

取付穴の周りを綺麗にした

蛇口が乗っていた場所のことを取付穴とよぶのですが、ここの周りはどうしても掃除ができないので汚れてしまっています。

これはどのお客様宅でも一緒ですが、ここが汚れていることが恥ずかしいとおっしゃられる方もいらっしゃいますが、どうしても汚れてしまうところなので気にされなくても大丈夫です。

あと、取付穴の周りは蛇口を取り外したタイミングでしか綺麗にできないのですが、綺麗にしてもまた新しい蛇口が乗って隠れてしまいます。

綺麗にする必要があるのか?と言われそうですが、汚いよりはいいと思って弊社では毎回できる範囲で綺麗にしています。

話がそれてしまいましたが、取付穴の周りを綺麗にしたら新しい蛇口本体を取り付けます。

新しい蛇口本体

新しい蛇口本体を取り付けたら収納スペースの中の給水管に逆止弁などを繋いでいきます。

逆止弁などの接続完了

全ての取り付けが終わったら、止水栓を開けて通水します。

通水したら蛇口から水を出して使用に問題がないか、接続部分から水漏れがないかなどを念入りに確認します。

しつこく確認しましたが、特に問題はありませんでした。

よかったよかった。

これにて作業完了です!

作業後の雑談

さて、上の方で部品交換で対応していいのかと書いていますが、なぜ部品交換を勧めなかったのかを説明します。

修理なので部品交換でいいと思いますが、それが果たしてお客様の為になることなのかが重要です。

お客様が望まれれば今回も部品交換で対応しますが、長い目で見たときにお客様の為にならないだろうなと思い、本体交換をすることも可能だと伝えました。

その理由を説明する前に、交換前の水栓の使用年数を確認する必要があります。

取扱説明書

交換前の蛇口はKVK製のKF389というモデルでした。

共通の説明書に書かれた品番なので正確な品番ではありませんが、これでだいたいのことがわかります。

・KVK 商品サポートサイト KF389FMS

上の外部リンクは全く同じモデルではないとは思いますが、製造時期は同じくらいのものだと判断できます。

お客様に蛇口の使用年数を確認しましたが、同じくらいの製造時期でした。

この製造時期から17年~21年程度使用されている蛇口だということがわかります。

これくらい使用した蛇口は、他の箇所からも水漏れや故障をするようになる時期ですので、1箇所修理してもまた別の箇所をすぐに修理したりしなければなりません。

そうなると何度も何度も修理することになり、かえって費用が高くなってしまいます。

また、使用期間が長いと修理することができない箇所からもいつか必ず水漏れします。

そのことを考えると水栓本体も綺麗になりますし、費用も安くなりますし、いつか必ず本体交換しなければならなくなりますし、本体交換する方がいいのでは?となってお客様に説明しました。

以上の理由からお客様も納得した上で水栓本体交換で対応することになりました。

この記事をお読みの皆様も使用年数が長い蛇口が故障した場合は本体交換も検討してみてくださいね!

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約45分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+混合水栓交換(ワンホール)13200円+材料費44000円=合計60500円です。

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