常にトイレの中で水が出ている音が聞こえる?DC-1880Pの部品の劣化で水漏れしていました【宝塚市でのトイレ水漏れ修理】

宝塚市末成町でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。

ご依頼内容ですが「水道局から室内で漏水しているのでは?と言われました。自分で色々と調べてみるとトイレの中で常に水の音が聞こえることに気付きました。室内で他に水の音がするところはありませんし、床や壁が濡れているところはありません。トイレ内の水漏れを修理してもらえますでしょうか?」とのことでした。

承知いたしました!

バッチリ修理しちゃいますよ!

現場を見ていないのでわかりませんが、他に濡れている箇所がないとのことなのでトイレで水漏れしているっぽいですよね。

まあ複数箇所漏れているってこともあるのでなんとも言えませんが…

とりあえず現場に急行しましょう!

常にトイレの中から水の音がする現場に到着

現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。

現場のトイレ

トイレの扉を開けてすぐに水の音が聞こえました。

これは相当漏れていますね。

まずは便器の中を確認します。

便器の中

ジャバジャバ水が流れ出ていますね。

これだけ漏れ出ていたら水道代がすごいことになっていそうです。

もうこの時点でトイレタンク内部の部品が原因で水漏れしていることが確定しました。

あとはどこが原因かを確定させるだけですね。

次はタンク内部を確認してみます。

タンク内部

タンクの蓋を外して内部を見てみると、パッと見ですけど水位が高いですよね。

タンクの中に並々水が入っているように見えます。

近づいて見てみましょうか。

タンク内の水位

近づいて見てみるとオーバーフローしそうなギリギリのところまで水が入っていました。

オーバーフローはしていないので今回の水漏れの原因ではありませんが、ボールタップもそろそろ限界っぽいですね。

ボールタップを近くで見た

ボールタップを近くで確認してみるとボールタップの下あたりから水がちょろちょろと出ていました。

ふむふむ。なるほど。

現場の状況から考えると今回の原因はフロートゴムの劣化ってことになりそうですね。

ただ、フロートゴムを交換してもボールタップが限界っぽいのでまた水漏れするかもですね…

まあかなり水位も高いのでボールタップも交換した方が良さそうです。

ちなみに今回のタンク品番ですが

トイレタンク品番

INAX製のDC-1880Pでした。

・INAX 情報検索 DC-1880P

それでは現場調査の結果と修理内容をお客様に説明して、修理作業をしていきましょう!

DC-1880Pのボールタップとフロートゴム玉の交換作業

まずは止水栓を締めて、タンクの中の水を抜いていきます。

タンク内の水を抜いた

水を抜いたら先にフロートゴム玉を取り外します。

フロートゴム玉の取り外し

いつもだったら先にボールタップを外して、タンクの中を広くしてからゴム玉を取り外すんですけど、今回は十分タンク内が広かったので先にゴム玉を外しました。

もちろんボールタップを先に外した方が、更にタンク内は広くなるので外してもいいと思いますが、私はこの時の気分的にゴム玉を選びました(笑)

ゴム玉を触った後の手

作業内容とはちょっと違うので話が脱線してしまいますが、劣化したゴム玉触ると写真のように手が汚れます。

これは劣化したゴムが溶けて手についてしまい、写真のようになってしまうのです。

このように汚れてしまうと、結構大変でなかなか汚れが取れません。

特に爪の間は本当に全然取れないので絶望します(笑)

なので、今回の作業のようにゴム玉を触られる方はゴム手袋をつけた方がいいですよ!

さてさて、話が脱線しましたが話を作業に戻しましょうか。

新しいフロートゴム玉

取り外した箇所に新しいフロートゴム玉を取り付けます。

排水部の交換が終わったら次はボールタップを取り外します。

取り外したボールタップ

古いボールタップを取り外したら新しいボールタップを取り付けます。

タンク内部部品交換後

タンク内部部品の交換が終わったら、蓋を戻して通水します。

通水

通水してタンクに水が溜まったらレバーを回して水を流します。

今回は、ゴム玉がかなり劣化していたようで黒い水が結構出てきたので、確認ついでに水が透明になるまで何度も排水しました。

排水確認後

特に動作に問題はなく、排水にも問題はありませんでしたが、便器の中が汚れてしまいましたね…

この汚れは後程お客様が掃除してくださるそうなので、このまま放置しておいてと言われました。

仕方ないことですけど、汚してしまい申し訳ないです…

確認作業ですが、水を流し終わった後に数分間便器の中を見続けましたが特に水漏れはありませんでした。

トイレ内の漏水は無事に解消されたようです。

これにて作業完了です!

作業後

作業後はお客様と一緒にトイレの中と水道メーターのパイロットを確認しました。

「水道メーターの中のクルクル回っていたやつが止まっています!漏水がなくなったってことですよね?ありがとうございました!」とお客様に大変喜んでいただけました。

お話を聞いてみるとパイロットが回っているのが気になってずっとソワソワしていたそうなんです。

また結構回っているからかなり水漏れしていて家の中の見えないところが腐ったりしてすごいことになってしまうんじゃないかと思っていたそうです。

それがピタッと止まってかなり安心したと仰っていました。

かなり不安だったと思います。

見えないところの木材とかが腐ってしまうと大変ですから、今回は見えるトイレタンク内部の漏水でよかったです。

ちなみにですが、弊社では減免の書類にサインして欲しいと希望されるお客様には書類に必要事項を記入するようにしています。

全ての漏水に対して減免がされるかはわかりません(水道局の判断で決まります)が水道局が認めた場合はこちらで記入するところは記入しています。

もし、減免申請も込みで修理を考えられている方は一度弊社までお問い合わせいただければと思います。

・漏水したときの水道代ってどれくらい?減免方法も解説します!

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約45分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着無し)5500円+追加修理作業3300円+材料代6600円=合計18700円です。

※材料代は当時の価格です。

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