トイレの寿命はどれくらい?【部品ごとの寿命と修理費用の目安も解説】

2021年3月7日

トイレの寿命

「昔ながらの和式トイレを見かけることがあるけどトイレに寿命ってあるのかな?」と思われる方はいらっしゃいますよね。

確かにトイレって交換するタイミングがないですし、いつまでも使えるので寿命があるのかわかりませんよね?

そこでこの記事ではトイレの寿命について詳しく書いていきます。

トイレのことを少しでも知ってもらって今後の生活に役立てていただければ幸いです。

トイレの寿命はどれくらい?【部品ごとの寿命】

一概にトイレといっても色々あります。

そこでトイレを細かく分けて解説していきます。

寿命を知りたい箇所・部位の項目に飛んでご覧ください。

ここで書かれている寿命は水道修理業者である私がお客様から聞いた情報を元に書いています。

便器

便器

トイレといえば想像するのは便器です。

便器は陶器で出来ていますのでそう簡単には寿命を迎えません。

メーカーとしては20年くらいで便器ごと交換してほしいとは思うのですが、実際20年くらいでは便器は寿命を迎えません。

まだまだきれいな状態です。

実際1976年~2001年に製造されていたTOTOのS731BやS721Bはまだまだ現役で使用されています。

2021年現在初期型だと45年以上使えていることになります。

ですので便器の寿命はいつかはわかりませんが、割れたら寿命ということになります。

タンク

タンク

タンクも便器と一緒で陶器でできています。

なので便器と一緒で割れるまで使用できます。

ただ、タンクの中に防露するために発泡スチロールが入っているものがあります。

この発砲スチロールが入っているタンクはタンクが割れるまで使えるというわけにはいきません。

このタイプのタンクは発泡スチロールが水を吸って膨張したり剥がれたりすることでタンク内部を圧迫して使用できなくなります。

なので防露で発泡スチロールが入っているタンクは膨張したり剥がれたりしたら寿命です。

個体差がかなりありますが、30年くらいが寿命だと思っていただければと思います。

・【施工事例】 TOTOトイレタンク内の発泡スチロール製の防露が膨張で水が止まらない

ボールタップ

ボールタップ

タンクに水を給水する装置であるボールタップにも寿命はあります。

ボールタップはかなり個体差があり、製造メーカーによっても変わってきますが平均寿命は15年くらいです。

短いものだと10年以下で長いものだと30年以上使えるようです。

フロートバルブ

フロートバルブ

タンクの中の水を留めておいたり、タンクから便器に水を流す栓であるフロートバルブにも寿命はあります。

ボールタップ同様フロートバルブもかなり個体差があります。

平均寿命は15年くらいです。

修理してきた中で今まででの最長は40年くらい使用されていたフロートバルブでした。

さすがに40年も使えることは稀ですので、20年使えたら長持ちしたと思ってください。

ウォシュレット

ウォシュレット

最近ではだいぶ普及してきたウォシュレットですが、正式にはTOTO製の温水洗浄便座をウォシュレットといいます。

その他のメーカーのものは温水洗浄便座やシャワートイレといいます。

この記事ではまとめて”ウォシュレット”としています。

ウォシュレットは使用期間が10年超えたくらいから寿命を迎えはじめます。

平均寿命は15年くらいで最長でも25年くらいです。

15年くらい使えたら長持ちしていると思ってください。

密結パッキン

密結パッキン

タンクと便器の間にあるパッキンを密結パッキンといいます。

この密結パッキンがないとタンクから水を流したときにタンク下に水が漏れてしまいます。

密結パッキンは給水のように常に圧力がかかっているわけではありませんので、そこまで寿命が短いわけではありません。

最短は施工不良が原因で寿命を迎えていたものを5年くらいで交換しました。

最長では40年くらい使用されていたものがありました。

平均寿命はものによりますが20年くらいです。

・【施工事例】 SH221BASの便器と床の間から水漏れ・密結パッキンの交換修理

ガスケット

ガスケット

ガスケットは便器と排水管の間にある粘土質の粘着剤です。

粘土質のパッキンと言った方がいいかもしれません。

基本ガスケットは便器を動かさない限り寿命を迎えないです。

ですので、よほどのことがない限りガスケットの部分からは水漏れはしないです。

ただ、壁排水の便器だと接続箇所にガスケットを使わずにパッキンや蛇腹のジョイントを使っています。

壁排水の場合は経年劣化で水漏れをおこすので寿命があります。

環境によって寿命は変わりますが、だいたい20年くらいです。

洗浄管

洗浄管

隅付け(隅付き)ロータンクのタイプのトイレはタンクと便器の間に銀色の管があります。

それを洗浄管といいます。

この洗浄管は使用していると錆びてきて穴があいてきます。

穴があくとタンクから水を流すときにだけ水が漏れるようになります。

使用頻度にもよりますが、平均寿命は30年くらいです。

その他パッキン類

パッキン

上記以外にもトイレには多数のパッキンが存在します。

全て挙げると大変ですのでまとめさせてもらいます。

パッキンはゴムでできているものですので平均寿命は20年くらいです。

修理費用の目安

ここからは水道修理業者に依頼した時のトイレの各箇所の修理費用について書いていきます。

あくまで目安ですので、必ずここに書かれている費用で修理できるわけではありません。

修理方法が業者によって変わりますし、使用部材も変わってきます。

ですのであくまで”目安”です。

高額請求するような業者はもっと高いですし、安い業者はもうちょっと安いと思います。

なのであくまで良心的な業者~ちょっと高い業者くらいの金額設定にしてあります。

タンク内部部品(ボールタップやフロートバルブ)

ボールタップとフロートバルブ

タンク内部のボールタップやフロートバルブを交換するとだいたい作業費で8000円~15000円必要です。

作業費以外に部品代もかかりますので、10000円~20000円くらいになると思います。

どちらか一箇所故障するともう片方も交換時期になります。

ですので、片方が故障したらどちらも交換する方が結果的に安くなります。

どちらも交換すると15000円~25000円くらいです。

・【施工事例】 DT-4872のウォシュレット一体型トイレの水漏れ修理

ウォシュレット

ウォシュレットが故障すると水漏れしたり、便座が温まらなかったり、ノズルが出てこなくなったりします。

その故障状況で修理費用は変わってきますが、修理は基本的にメーカーの対応になります。

ですので、メーカーの料金になるのであまり正確ではありませんが20000円~くらいだと思います。

かなりいいウォシュレットを使用しているのであれば修理もいいと思いますが、どこにでも売っているような普通のウォシュレットだったらどこかが故障したら本体ごと交換する方がいいと思います。

一箇所交換するのに数万円必要で、またどこかが壊れたら数万円必要。

最近のウォシュレットはそんなに高いものではないので、壊れたら本体ごと交換する方が安いです。

ちなみに本体交換すると本体代(安いもの)も入れてだいたい35000円~50000円くらいです。

・【施工事例】 床と便器の間から水漏れ・ウォシュレットの調子も悪い?を修理

密結パッキン

新しい密結パッキン

密結パッキンの交換にはタンクを脱着する必要があります。

なので主にタンクの脱着費用がかかってきます。

費用の目安としては15000円~25000円くらいです。

材料はものによりますが1000円程度です。

・【施工事例】 S771Bのトイレの床と便器の間からの水漏れ修理

ガスケット

ガスケット

床排水の場合、便器を脱着するときに一緒に交換することが多いです。

また壁排水の便器だと、排水管との接続部分でパッキンの劣化で水漏れすることがあります。

この場合だとパッキンを交換するためだけに便器を外さないといけません。

費用の目安は25000円~50000円くらいです。

便器を外すのは大変なのでどうしても費用がかかってしまいます。

便器を外していますので、ついでに交換できる箇所は悪くなくても交換しておくと後々修理の必要がありませんし金銭的にお得です。

・【施工事例】 トイレが下水の臭いがする?排水管の水漏れ?床が濡れている TOTOのS791B

洗浄管

新しい洗浄管

洗浄管の交換の目安はだいたい25000円~40000円くらいです。

洗浄管自体が高いですし、洗浄管を交換するには職人の技が必要になります。

これはなかなか素人にはできない難しい作業になるのでどうしても費用がかかってきます。

また、洗浄管を交換するときはスパッドを一緒に交換しておくと後々のトラブルもありませんし、金銭的にもお得です。

・【施工事例】 トイレの床が濡れている タンク(TOTOのS670)の下から水漏れを修理

便器の交換

新しい便器

トイレのリフォームやトイレに異物を流して取れなくなったときに便器を交換します。

今の便器は昔の便器に比べて安くなっていますので、何かあったら簡単に交換ができるようになっています。

費用の目安ですが使用部材でだいぶ変わりますが、8万円~です。

一般家庭用の便器は安いですが、高い便器はとても高いので上限はつけれません。

一般家庭用の安いトイレだと8万円~20万円くらいです。

・【施工事例】 トイレに消臭芳香剤を流して詰まってしまったを修理

まとめ

トイレの寿命についてここまで書いてきましたがいかがだったでしょうか?

トイレと言っても各箇所によって寿命が変わってきます。

なので気になる箇所の寿命をこの記事で調べてみてください。

また、修理費用の目安ですがあくまで”目安”です。

高額請求する業者はとんでもなく高いですし、安い業者は探せばあるでしょう。

なのであくまで良心的な業者~ちょっと高い業者くらいの金額設定にしてあります。

参考にしていただければ幸いです。

最後になりますが、TOTOさんのメンテナンススケジュールのリンクを貼っておきます。

TOTOさんが思う寿命について書かれていますので参考にご覧ください。

・【参考資料】TOTO トイレのメンテナンススケジュール

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