尼崎市常吉でお風呂のつまり修理のご依頼をお受けしました。
ご依頼内容ですが、「数日前からお風呂の流れが悪くなっていて石鹸を流すと流れなくなる。使い勝手が悪いので修理してほしい。」とのことでした。
今回の施工事例の内容はお風呂のつまり修理作業です。
それでは詳しい作業内容を見ていきましょう!
目次
お風呂の排水の流れが悪くて石鹸やシャンプーの泡を流すとつまる?【現場を確認】
現場に到着後、お風呂を見せてもらいました。
現場のお風呂はお風呂・洗面・トイレが一体になっている3点ユニットでした。
なのでお風呂と洗面の排水はこの排水口に溢れてくるわけですね。
ということで洗面に水を流してどのように溢れているか確認しました。
まず、見やすいようにトラップを分解しておきます。
次に洗面に水を流して確認します。
画像を見てもらったらわかるようにしっかりとつまっています。
排水口を見ると
トラップの中も排水が溢れてきました。
排水が全く流れないわけではなくゆっくりと流れているような状態でした。
こんなときは薬剤でなんとかなるかもしれませんね。
お客様に説明をして作業にはいりました!
お風呂つまり解消作業
まずは薬剤を排水口に入れて様子をみることにしました。
軽度のつまりであれば薬剤で解消できますから、今回のような状態だと薬剤だけでつまりを解消できる可能性があります。
今回使用する薬剤はピーピースルーKです。
これは劇薬物ですので取り扱いには注意が必要で窓を開けて換気するのはもちろん手袋やマスク・ゴーグルをする必要があります。
一度このピーピースルーKを使用したときに化学反応したものを吸い込んだことがあるんですけど、まあ大変でした。
数日間喉の痛みが続いてタンが結構出ました。
体に悪いってことがよくわかりました。
なので使用する場合は慎重に作業しましょう。
排水口にピーピースルーKを入れて10分ほど待ちました。
つまりを解消できるときは10分待てば解消できることがほとんどなのですが今回は薬剤だけではだめでした…
こうなると次の作業をしてきます。
必殺!梵天作業!
だいたいのつまりはこれで解消します!
だいたいの人は見たらわかると思いますけど、これラバーカップとも呼ばれています。
弊社が使っているのはプロ用なので使用感が違うかったりします。
洗面に水を流しながら梵天で何度も何度も作業しました。
初めはだめかな?と思っていたんですけど、しつこく作業していると
ゴゴゴゴ!と音がして洗面に溜まっていた水が流れました!
よかったよかった…
あとは浴槽に水を溜めて、溜めた水を流して排水から溢れてこなければ無事につまりは解消されたと判断できます。
溜めた水を流してみましたが、排水口から水が溢れてくることはありませんでした。
無事に作業完了です!
お風呂つまり解消作業後
作業後にお客様と少しお話をしました。
「自分もラバーカップをしてみたんですけど直らなかった。何かやり方が間違っていたのでしょうか?」とおっしゃっていました。
トイレやお風呂、キッチン、洗面のつまりでラバーカップは使えます。
特にトイレのつまりでラバーカップを使う方は多いと思いますが、やったけどだめだったので直してほしいと言われることがあります。
このときにお客様に使い方を聞いたりしますが、だいたいの方が使い方を間違っています。
ラバーカップは押すんじゃなくて引くのが正解です。
皆さん押す方に力を入れていますが、それではつまりは解消されません。
引く方に力を入れてあげるとつまりは解消されます。
よろしければラバーカップの正しい使い方を解説している記事があるのでこちらもご覧ください。
・ラバーカップ(スッポン)の正しい使い方【つまりはこれで直せる】
ラバーカップの正しい使い方をしてもつまりが解消されない場合は、かなり頑固なつまりか異物つまりかもしれません。
どんだけ頑張ってもダメな場合なプロに依頼しましょう。
その方が手っ取り早いですよ。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約30分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+薬剤投与3300円+梵天作業5500円=合計12100円です。