「水漏れが酷くなったから管理会社に言ったのに全然修理に来てくれない」
「あまりに遅いから自分で修理しようかな」
と管理会社の対応が遅くて自分で修理または自分で業者手配をしようと思われている方が多いと思います。
この記事では自分で修理をしていいのかについて解説しています。
現在迷われている方は是非最後までお読みいただき参考にしていただければ幸いです。
目次
まずは管理会社にしつこく言いましょう
まずは管理会社にしつこく連絡しましょう。
いくら電話対応に慣れていると言えどもしつこく言われるのは気分がいいものではありません。
「前から言っているのにいつになったら修理してくれるの?」
「水漏れが酷いから連絡しているのにこんだけ遅かったら水道代が高くなって仕方がない」
などなど切羽詰まっていることを伝えましょう。
弊社は管理会社から依頼を受けることがあります。
入居者様と話しているとしつこく何度も連絡されている方の方が早く対応してもらえているように感じます。
逆にあまり連絡されない方は長い間放置されてしまっている印象です。
水漏れを放置していると水道代がかかりますから遠慮せずに管理会社にしつこく連絡するのが得策です。
※しつこく連絡すれば対応が早いと一概には言えませんが、あくまで私にはそのように感じます
なんでこんなに対応が遅いの?
本題に入る前にもう少し管理会社の対応について説明します。
そもそもなぜ対応が遅いのでしょうか?
まず考えられるのは各方面に連絡しなければならないからです。
オーナーや多数の業者に連絡して日程や金額の確認が必要です。
オーナーにはこんな症状があるようでこんな修理作業が必要ですので、これくらいの金額がかかりますと連絡が必要です。
そこでオーナーがすぐにOKを出してくれればいいですが、値切る方もいるでしょうし時間がかかることもあると思います。
また、管理会社には出入りしている業者が複数います。
その業者に見積もり依頼をかけ、どの業者が適切かを判断するのにも時間がかかります。
設備はオーナーの所有物
ではここからが本題です。
自分で修理してもいいのか?ですが、設備(蛇口や便器なども含む)はオーナーの所有物です。
オーナーの所有物ですので、勝手に交換したりするのは後々のトラブルになるかもしれませんからトラブルを避けるためにやはり許可が必要だと思います。
「勝手にやってくれていいよ」と言われるオーナーもいるとは思いますが、勝手に変えて後でやいやい言われるのも気分がいいものではありませんよね。
どうしてもの場合は修理してもいい?
「勝手にやってくれてもいいよ」と言われるオーナーの物件であればご自身で修理しても構いません。
しかし、それを確認するためにも管理会社もしくはオーナーに連絡を取る必要があります。
まずは、管理会社もしくはオーナーに確認しましょう。
その際に修理していいと許可が取れたらご自身で修理しても大丈夫です。
修理を業者に依頼したときの費用は払ってくれるの?
もし、ご自身で修理してもいいと許可がおりたとします。
しかし、その際の修理費用は誰が持つのでしょうか?
設備はオーナーの所持品なので、その設備を修理したのだからオーナーが費用を持つ必要があるのでは?
手配された業者が来る前に修理したのだから入居者が負担するべきでは?
以上のように考えることができます。
これは修理した後にもめる原因になるので管理会社もしくはオーナーに確認しておきましょう。
最後に
賃貸住宅はオーナーの所有物ですので、基本的に勝手に設備を変えてはいけません。
しかし、管理会社やオーナーから許可をとれるのであれば修理してしまってもいいと思います。
その際に費用についてもめることがありますから、修理費用についても確認が必要です。
また、ご自身で業者を手配する予定の方もその旨を連絡しておくと後でもめることもないと思います。