お風呂のスライドバー付きシャワーフックの交換方法を現場の写真付きで解説します!

2023年5月28日

現在のお風呂場には壁に棒(スライドバー)が取り付けられており、そこにシャワーフックが付いているものがあります。

昔ながらの壁に直接シャワーフックが取り付けられているものであれば構造が見ればわかるので、簡単に交換ができます。

しかし、スライドバーにシャワーフックが取り付けられているものはどうやって交換すればいいのかパッと見ただけではわかりにくいですよね。

そこで、この記事では実際に現場でシャワーフックを交換したときの写真をお見せしながら解説していきます。

メーカーが違えば多少取替方法が違いますが、構造はほぼ同じなので参考になると思います。

可能な限り丁寧に解説していきますので、是非最後までご覧ください。

まずは現場の状態を確認

まずは現場の状態を確認しましょう。

現場の状況
シャワーフックの状況

現場では、シャワーフックの先端が折れてしまったせいでシャワーヘッドをセットできない状態になっていました。

INAX製のスライドバー

この現場ではINAX製のスライドバーが使用されていました。

今回のこの記事ではこのINAX製のシャワーフックを交換する手順を説明していきます。

部品を用意するためにスライドバーの幅を測る

まず、シャワーフックを交換する前に材料を用意する必要があります。

各メーカーから適合するシャワーフックが販売されていますので、適合するものを用意する必要があります。

ただ、どれが適合するのかパッと見ではわかりませんよね。

メーカーのサイトにも書かれているとは思いますが、スライドバーの幅によって使用する材料が変わります。

スライドバー

定規やスケールを使ってバーの横幅を測ります。

INAXの場合、現在販売されているものが24mmか30mmですので、どちらかの幅になっているはずです。

以前パナソニック製のものを交換した際は32mmのものがありましたので、メーカーによって微妙に大きさが異なります。

メーカー名とバーの幅を確認してから材料は用意しましょう。

シャワーフックを取り出す

まずはINAXが出している交換方法を確認しましょう。

・外部リンク INAX A-6660(BF-FB27)交換方法 A-3682(BF-27B)交換方法

図がついているので非常にわかりやすい説明となっています。

メーカーが出している交換方法と照らし合わせてご覧ください。

まずはバーを固定している器具(ブラケット)を取り外しましょう。

バーの上部にあるブラケットのキャップ(化粧カバー)を外します。

ブラケットと化粧カバーの間に千枚通しを入れる

ブラケット本体とキャップの間には若干隙間がありますので、そこに固くて細いものを入れます。

現場では千枚通しを使用していますが、精密マイナスドライバーを使用してもいいと思います。

キャップを外すとブラケットを壁に固定しているネジが見えます。

ブラケットを正面から見た

プラスネジでブラケットを固定していますので、プラスドライバーを使用してネジを外します。

ブラケットを外した

固定しているネジを外すとスライドバーが動くようになるので、スライドバーを若干手前に動かしながらブラケットを引き抜きます。

ブラケットが外れたら、壊れているシャワーフックを引き抜きます。

壊れているシャワーフックと引き抜いたブラケット

新しいシャワーフックの取り付け

シャワーフックを引き抜いたら新しいシャワーフックを確認します。

新しいシャワーフック

新しいシャワーフックには本体以外にもレバーや化粧カバーなどがついています。

本体以外の付属品は後で使いますので、先に本体のみをスライドバーに差し込んで取り付けます。

※シャワーフック本体には取り付ける向きがあります。材料によって異なりますので、材料を購入した際に付いている説明書を確認してください。

このとき、すんなりと入るようになっていると思いますが、万が一スライドバーに入らない場合はシャワーフック本体をスライドバーに固定する部分が締まっている可能性があります。

その場合はスピンドル(レバーを取り付ける部分、メーカーの説明書参照)を緩めてください。

新しいシャワーフックの取り付け

新しいシャワーフック本体をスライドバーに取り付けしたら、ブラケットを元に戻します。

ブラケットの固定
キャップの取り付け

取付方法は取り外した順番の逆の手順で取り付けます。

ブラケットを元に戻したら、シャワーフック本体のレバーを取り付けていきます。

シャワーフック本体のレバー側(スピンドル)

シャワーフック本体のシャワーヘッドを引っかける方の反対側がレバーを取り付けるところになっています。

今のままですとスピンドル(ギザギザが付いている色が付いているところ)が緩んでいますので、ここをレバーを被せて回して締めていきます。

レバーを被せてスピンドルを締める

どちらに回せば締まるのかは部品によって異なりますので、時計回りまたは反時計回りに回しきって、シャワーフックが動かなくなれば正解です。

スピンドルを締めた後は、締めた状態でレバーの角度を決めます。

写真のように縦方向にレバーのつまみがくるようにセット、もしくは横方向(水平方向)にレバーをセットします。

ここはお好みでいいと思います。

レバーの角度を決めたら、付属していたネジで本体とレバーを固定してキャップ(化粧カバー)と取り付けます。

レバーの取り付け

レバーを取り付けたら、シャワーヘッドを引っかける部分を確認します。

シャワーヘッドを引っかける側

シャワーヘッドを引っかける側の奥には金属部品がむき出しになっています。

この部分に付属しているキャップを取り付けます。

キャップの取り付け

キャップは押し込むだけで取り付けられます。

以上で交換は終了です。

シャワーフック交換後

交換後はシャワーヘッドをフックに引っかけて問題がないか確認しましょう。

もしここで、異常があれば微調整してください。

微調整でも異常が解消されなければ、材料の初期不良の可能性がありますので販売元に確認してみてください。

最後に

交換作業お疲れさまでした!

メーカーが出している説明書は非常にわかりやすくて、説明書を見れば交換は可能だと思います。

しかし、絵ではなく実際の交換風景の写真があれば更にわかりやすいのではと思い、今回の記事を作成しました。

この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

今回はINAX製のものを使用して説明していますが、その他のメーカーもスライドバー付きシャワーフックを使用したユニットバスがあります。

メーカーによって多少ブラケットの取り外し方法などが変わってきますので、この記事を参考にメーカーの説明書をご覧ください。

それでもよくわからない場合はお近くの水道修理屋さんにご依頼ください。

壊してしまってはおおごとになりかねませんから、「よくわからないな」と思われたらできるだけ早いタイミングで水道修理屋さんにお任せしましょう。



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店長 葛西 代表
合同会社レオンメンテナンス代表の葛西です。 水回りのトラブルに役立つ解説を書いています。 是非ご参考ください!
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