宝塚市星の荘で蛇口の水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「キッチンの蛇口の根元から水が漏れています。3年ほど前に同じような症状で蛇口を交換しました。まだ新しいので部品交換で修理して欲しいです。」とのことでした。
部品交換での修理希望とのこと承知いたしました!
使用年数が短いので品番も残っているでしょうし対応可能です。
それでは詳しくは現場で確認しましょうか!
目次
3年しか使っていないのにキッチンの蛇口の根元から水漏れする現場に到着
現場に到着後、キッチンの蛇口を見せてもらいました。
この蛇口の根元から水漏れしているようです。
それでは確認です!
お客様がおっしゃる通り根元に水が溜まっていますね。
ここに水が溜まるときはだいたい水を出したときに出てくるんですよね。
水を出して確認しましょう!
吐水口から水を出して蛇口の根元を見ているとじわじわと水が漏れてきました。
写真を見ていただくと元々溜まっていた水よりも水溜まりが大きくなっていることがわかると思います。
今回の水漏れですが、スパウトの根元から漏れているようでした。
となるとこの中にあるパッキンが悪くなっていると思われます。
パッキンを交換しましょう!
ちなみに蛇口の品番ですが
SANEI製のK87110JV-13でした。
※今回は事前にお客様から品番を聞いていましたので、部品を用意しています。
K87110JVのUパッキンの交換
それでは作業開始です!
まずは止水からです。
シンクの下にある止水栓を閉めて止水しました。
止水をせずに作業をしてしまうと蛇口から水がぴゃーっと出てきて大変なことになりますから必ず止水しなければなりません。
止水できたことを確認したらレバーを外します。
レバーを外したらカバーナットを外すのですが、ここが一番緊張します。
今回は使用年数が短いとのことだったのですんなり外せると思いますけど、ここはよく固着して外れないんですよね。
またワンホールタイプなので供回りしてどうにもならないことがよくあります。
お願い!回ってくれ!
ふぅ。
問題なく外れました。
よかったよかった。
なんならかなりすんなり外れてしまって拍子抜けしちゃったんですけどね(笑)
カバーナットが外れたらカートリッジとスパウトを外します。
全て取り外したら本体に付いているパッキンを取り外します。
取り外したパッキンを見てみましたが特に劣化しているように見えませんでした。
ん~これはパッキンが原因なんでしょうか?
パッキンを交換して直ったらパッキンが原因で間違いないでしょうけど、そうなると水はかなり繊細なんだということになりますね。
まあとりあえず交換です!
交換するパッキンを用意したらグリスを塗って本体に取り付けます。
※ちなみにですが、グリスは水栓に使ってもいいやつ使ってます。
パッキンを交換したら後は元に戻していくだけです。
取り外した順番と逆の順番で取り付けていきます。
蛇口を元に戻したら水漏れが直ったか確認です!
吐水して根元から水漏れがあるか確認します。
吐水しながらスパウトやレバーを動かしたりして確認しました。
数秒だけでは直ったかどうかわからないので、ちょっと長めに水を出してみました。
ですが、水が漏れてくる様子はありませんでした。
よかったよかった。
これにて作業完了です!
作業後
作業後はお客様にも確認していただき現場を離れました。
しかし、3年で水漏れすることあるんですね。
個体差があるので仕方ないことだとは思いますけど、それでもなかなか早い方だと思いますね。
ちなみに今回の水栓はメーカー保証が2年ついていたんですよ。
2年以内に漏れていたら保証の対象でしたけど、今回は運が悪かったですね。
お客様も残念そうにされていましたね。
あと1年早かったらですよね。
ただ、たった1年されど1年ですよね。
この記事をお読みの皆様はメーカー保証が使えるなら使ってくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約45分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+作業費6600円+材料費1100円=合計11000円です。
※材料費は当時の価格です。