トイレタンクに水が溜まらなくなった?DT-810UZのサイフォン管が折れていたことが原因でした【宝塚市でのトイレ水漏れ修理】

2023年5月10日

宝塚市高司でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。

ご依頼内容ですが「トイレタンクに水が溜まらなくなりました。ずっと便器に水が流れていてタンクの中にもずっと水の音がしています。タンクの中を見てみると棒のようなものが折れていました。このような修理は対応していただけますでしょうか?」とのことでした。

お任せください!

さくっと修理しちゃいますよ!

タンクの中の棒のようなものが折れていたってことは恐らくオーバーフロー管が折れているってことでしょうね。

それが原因だと水が全く溜まらない状態ですからトイレが使えません。

急いで修理が必要ですね。

現場に急行して確認しましょう!

トイレタンクに水が溜まらなくなった現場に急行

現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。

現場のトイレ

トイレを見てみるとタンクに水が流れていなかったので「あれ?」と思ってお客様に尋ねてみると「今は止水栓を締めているので水は止まっています」とのことでした。

なるほど。

お客様から聞いていた症状だと止水栓を締めていないと水が出っぱなしになっていると思うので、止水されていて安心しました。

やはり水道代が高くなってしまうのはいけませんからね。

それでは、タンクの中を見てみましょう!

タンクの中

うん。

オーバーフローが斜めになっているように見えますね。

持ち上げてみましょう。

オーバーフローが外れた

オーバーフローを持ち上げてみるとすんなりと持ち上がりました。

しっかりと折れていますね。

これはサイフォン管ごと交換が必要ですね。

お客様に作業内容と料金の説明をして作業にはいりましょう!

ちなみにタンクと便器の品番ですが

タンク品番
便器品番

タンクはDT-810UZで便器はC-18Sでした。

DT-810UZのサイフォン管交換作業

それでは作業開始です!

今回は事前に止水栓を締めてもらっているので、いきなり作業にはいれます。

タンクの蓋を外して、タンクと便器を固定しているナットを外してタンクを取り外します。

タンクが乗っていた箇所
取り外したタンク

タンクを外したらタンクの裏を確認します。

タンクの裏

タンクの裏の密結パッキンがかなり劣化していますね。

これはへばりついていそうです…時間かかりそうですね…

密結パッキンを剥がして、へばりついていたゴム片を剥がしたら部品を外します。

外した部品

壊れた部品を外したら、次は新しいサイフォン管と密結パッキンを取り付けます。

サイフォン管と密結パッキンの取り付け

新しいサイフォン管と密結パッキンを取り付けたらタンクが乗っていた部分を綺麗にします。

タンクが乗っていた部分を綺麗にした

この部分を綺麗にしておくことでこの後の作業が楽になるのでここは必ず綺麗にしておきます。

特に水気は完全に拭き取っておくことが重要です!

タンクが乗る部分を綺麗にしたらタンクを元に戻します。

タンクを元に戻した

タンクを元に戻したらタンクに水を溜めます。

通水

水を溜めたら何度も水を流して問題がないか確認します。

特に今回はタンクを外したので、タンクと便器の間から水漏れすることがあるので、ここをしっかりと確認します。

タンクと便器の接続部分

ここで先ほど綺麗にしたことが重要になってきます。

タンクを外すとあの部分が若干濡れてしまいます。

その濡れた状態だとこの確認作業中に水が漏れているのか元々濡れているのかがわかりにくくなります。

なのでタンクが乗る部分を綺麗にしました。

何度も何度も水を流して確認しましたがこの部分から水漏れはありませんでした。

よかったよかった。

便器の中

水漏れ確認の後はタンクに溜める水が完全に止まるのを待って、便器の中を確認します。

万が一何か問題があればここにも水漏れがありますから、しっかりと確認します。

こちらも特に問題はなかったので、今回も無事に作業完了です!

作業後

作業後はお客様にも確認してもらいました。

「水が止まって安心しました!あのままだとトイレが使えなくて困っていました。ありがとうございました!」と大変喜んでもらえました。

タンクに水が溜まらないと用を足すたびにバケツなどを使って毎回水を流さないといけませんから、大変だったと思います。

無事に直ったのでこれからもこのトイレを使ってあげてくださいですね!

ただ、今回の作業前にもお客様にはお話したのですが、今回のタンクはもうそろそろ寿命です。

防露が剥がれている

タンクの中に防露があるのですが、それが剥がれてきています。

あと膨張していたり破れかかっている部分もあったのでそこまで長くもたないと思います。

この防露に問題があるとどうなるかと言うと防露が邪魔をして水を流せなくなったり、水が止まらなくなったり、タンクの外に水漏れしたりなどなど、大変なことになります。

お客様にはこの機会に便器ごと交換する方法もあることはお伝えしていますが、「とりあえず今回は最小限でやってほしい。タンクの限界がくるまでにお金を貯めておきます。」と言われたので今回はサイフォン管を交換しています。

だましだましでもこのまま使えるのがいいので、できるだけ長持ちしてもしいものですね。

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約1時間かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着有り)9900円+材料代5500円=合計18700円です。

※材料代は当時の価格です。

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