伊丹市西台でキッチン水栓交換のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「キッチンに取り付けている蛇口の水が出るところからレバーを下げているのにポタポタと水が出てくるようになりました。夜になると水が落ちる音がかなり響いて眠れません。早く直してほしいので蛇口交換でもいいので早めに対応してほしいです。」とのことでした。
蛇口から水漏れすると音が気になって眠れないというのはよく聞きますね。
夜は周りの音がないのでかなり響くそうです。
これは早く対応しなければですね。
急いで現場に向かいましょう!
目次
蛇口の水が出るところからポタポタと水漏れするようになった現場に到着
現場に到着後、キッチンの水栓を見せてもらいました。
お!これはいい蛇口じゃないですか!
吐水口のところのレバーで吐水と止水を調節できて、蛇口根元には温度調節機能がついています。
これは高かったでしょうね。
正直、私がお客様の立場だったらこれは部品交換で対応したいところです。
なんたって高そうな蛇口ですからね(笑)
ただ、早くしてくれってかなりせかされているので今回は蛇口本体交換で対応となりますが…
さて、それでは水漏れ箇所を確認しましょう!
吐水口のところから水がポタポタと落ちていました。
吐水を調整するレバーを丁度いい位置に動かすと水は止まりそうでしたが、なかなか丁度いい位置になりませんでした。
これはなかなか重症です…
ちなみに蛇口の品番ですが
三栄製のK8660Vでした。
それでは、蛇口の交換をしていきましょう!
ワンホール混合水栓の交換作業
まずはシンク下を確認します。
シンクの下のバックパネルを外して中を確認すると止水栓がありませんでした。
なので、メーターのところで水を止めて逆止弁などを外していきました。
逆止弁などを取り外したら蛇口本体を取り外します。
蛇口本体を取り外したら取付穴の周りを綺麗にします。
ここは蛇口本体を取り外したときしか綺麗にできないのでこのタイミングで綺麗にします。
まあ新しい蛇口を同じ場所に乗っけるので汚れは隠れて見えなくなるんですけど(笑)
ただせっかく蛇口が新しくなるのですから綺麗にできるところは綺麗にしたい!
ということで取付穴の周りを綺麗にしてから新しい蛇口を取り付けました。
新しい蛇口を固定したらシンク下で給水給湯を取り付けていくのですが…
給水管と給湯管までの距離がやたらと遠い…
初めに取り付けてあったフレキ管を使おうと思ったんですけど、それを使っても届かないので新しくフレキ管を用意して接続しました。
全ての取り付けが完了したら止水栓を開けて通水します。
通水したら配管内にエアーがあるので、蛇口から水を出して抜きます。
エアー抜きができたらシンク下の接続部分から水漏れがないかなど確認していきます。
今まで漏らしたことはないですが、接続部分は水漏れしやすいのでしつこく確認していきます。
何度もしつこく確認しましたが、特に水漏れなどはありませんでした。
よかったよかった。
これにて作業完了です!
作業後
作業後はお客様にも確認してもらいました。
「これで安心して眠れます!夜本当に音が響いて大変だったんです。ありがとうございました!」と大変喜んでもらえました。
夜はシーンっとしてますから音が響いちゃいますもんね…
これで安心して眠れると言っていただけたので、こちらも大満足です!こちらこそありがとうございます!
ちなみにですが、今回のように水漏れしたら蛇口の本体交換をするのも一つの方法です。
今回はいい蛇口だったので部品交換するのもいいかと思いますが、一般的な蛇口だと部品交換するよりも本体交換する方が費用的にも抑えられることがあります。
蛇口の耐用年数はだいたい10年なので10年過ぎると色んなところから水漏れし始めます。
その都度修理していると、蛇口本体を交換した方が安かった…なんてことがよくあります。
なので、一般的な蛇口を使用している場合は迷わず本体交換を選んだ方がいいです。
この記事を読まれている方で蛇口から水漏れしている方は是非参考にしてみてくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換作業費(台付)13200円+材料代11000円=合計27500円です。