尼崎市上ノ島町でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「最近気づいたんですけどトイレの中で水の音がするようになっています。音の場所的にはタンクの中かなと思います。水漏れに気付いてしまったので気になって仕方ありません。早めに修理をお願いしたいのですがお願いできますでしょうか?」とのことでした。
早めの修理希望とのこと承知致しました!
お任せください!早急に現場に向かいますよ!
ただ、特殊な部品を使っていたりすると当日修理は難しいので、後日になっちゃうかもですね…
まあでも見てみないとわからないので、とりあえず現場に急行しましょう!
気が付いたらトイレの中で水の音が聞こえるようになった現場に急行
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
トイレの中に入った瞬間に水の音が聞こえました。
結構な音量ですけど、これ結構漏れているんじゃ…
タンクの中を確認する前に便器の中を確認してみましょう。
写真ではわかりにくいんですけど、便器の中に結構漏れていました。
これは確実にタンクの中に原因があるやつですね。
確認して原因を突き止めましょう!
タンクの蓋を開けると水の音が大きくなりました。
そして、音が鳴ている方向をよく見ると
水漏れ箇所を発見しました。
ボールタップから水が出続けていますね。
しかも結構な量です。
これは水道代がえらいことになりますよ…
ちなみにサイフォン管の方を確認してみると
もちろんですが、オーバーフローしています。
今回の水漏れの原因はボールタップの劣化が原因のようです。
原因が特定できてよかったよかった。
ちなみにタンク品番ですが
INAXのDT811Zでした。
これだったら部品があるので即修理完了ですね。
お客様に説明して作業にはいっていきましょう!
DT811Zの内部部品交換作業
まずは、止水してタンクの中の水を抜きます。
タンクの水を抜いたらボールタップを外していきます。
ボールタップを取り外したら次はフロートゴム玉を取り外します。
ここでちょっと詳しい方だったら「フロートゴム玉は今回の水漏れと関係ないんじゃ?」と思われると思います。
確かに今回の水漏れの原因はボールタップなのでフロートゴム玉は関係ありません。
しかし、フロートゴム玉を見てみると結構劣化しているようだったので、ついでに交換することにしました。
もちろんお客様の許可を取っています。
部品を交換するときはよく漏れるところは一緒に交換する方がいいです。
今回の場合ですとフロートゴム玉とボールタップは一緒に交換する方がいいです。
その方が、結果的に安くなるのでお得ですよ。
ちょっと話がそれましたが、話を戻しますね!
フロートゴム玉を取り外したら、新しいフロートゴム玉とボールタップを取り付けます。
新しい部品に交換できたらタンクの蓋を乗せて通水します。
通水してタンクに水を溜めたら、水漏れが直ったのか確認します。
タンクの中からの音が止まったことと便器に漏れ出ていた水が止まったことを確認。
しつこくじーっと見ていましたが、特に問題はなさそうでした。
ちゃんと水漏れが止まったようです。
これにて作業完了です!
作業後
作業後はお客様にも確認してもらいました。
「水の音が止まってますね!ずっと気になっていたのですごく安心しました。ありがとうございました!」と大変喜んでもらえました。
その後ちょっとお客様とお話していたんですけど、音に気付いたのは前日とのこと。
でも音の大きさから漏れだしたのは前日ではないことはわかっていたそうです。
まあいつからかはわかりませんが結構な量漏れていましたからね。
お客様曰く「日頃は家事や仕事でバタバタしているので、気付かなかったんだと思います。」とのことでした。
日頃忙しかったら、変化に気付けないですよね。
その気持ちはよくわかります。
この記事をお読みの方で日頃忙しくされている方は是非水の音がないかなど耳を澄ませてみてくださいね。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約30分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着無し)5500円+追加作業費1箇所3300円+材料代6600円=合計18700円です。
※材料代は当時の価格です。