尼崎市道意町で浴室水栓の水漏れが原因で蛇口本体交換のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「お風呂の蛇口の先?カラン?から水が漏れている。たまにシャワーからも水漏れしている。切り替えの部分を丁度いいところで止めると水が止まるような気がする。とりあえず見てほしい。蛇口本体交換する場合は説明してほしい。」とのことでした。
このようなご依頼の場合、原因として考えられるのは切換弁の故障です。
これはハンドルタイプでもサーモスタットタイプでも同じです。
原因は切換弁だと思われますが、そうじゃないこともあるかもしれません。
なので現場で原因を確認してみましょう!
目次
蛇口の切り替え部分が原因で水漏れしていると思われる現場を確認
現場に到着後、お風呂を見させてもらいました。
蛇口の先を見ると…
しっかりと水漏れしていました。
このあと切換弁を触ってみましたが、ちょうどいいところに止めることができなくてもっと水漏れがひどいことになりました(笑)
まあ修理しなければならないのでこれはいいのですよね。
次に品番ですがシールが残っていました。
シールにはKF112Gと書かれていました。
見た感じまだ部品は製造されてそうですけど、詳しくはメーカーサイトで確認してみましょう。
・参考リンク KVK浴室水栓サーモスタット式シャワーKF112G
メーカーサイトで確認すると部品は供給していましたが蛇口本体の製造から結構時間が経っていました。
メーカーが水栓交換を推奨している期間ですが使用開始から10年で蛇口本体を交換してくださいと推奨されています。
この蛇口は十分期間を過ぎていますね。
なのでその辺も踏まえてお客様に蛇口本体交換がいいと思いますと説明して、蛇口本体交換をすることになりました。
お風呂の水栓本体交換作業
蛇口本体を交換する前にまず水を止める必要があります。
お風呂以外の場所だと専用の止水栓がついているんですけど、お風呂は専用の止水栓がないんですよね。
なので、家全体の水を止めてから交換作業にはいりました。
まずは蛇口本体を取り外します。
次に偏心管を取り外します。
偏心管を取り外したら給水管の中の汚れやゴミを取り除きます。
汚れやゴミを取り除かないと交換したときに水漏れの原因になってしまうので丁寧に取り除きます。
給水管をきれいにしたら新しい偏心管を取り付けます。
新しい偏心管を取り付けたら次に新しい蛇口本体を取り付けます。
蛇口を交換出来たら通水します。
通水してカランとシャワーから水を出してエアー抜きをします。
エアー抜きが終わったら接続部分から水漏れがないか確認します。
特に問題はなかったのでこれにて作業完了です!
サーモスタット混合水栓交換作業後
作業後はお客様と少しお話をしました。
「いやー蛇口本体を交換してくれてありがとう。本当は初めから蛇口本体を交換したかったんだけど妻が嫌がっててね。何か理由がないと交換出来なかったからちゃんと説明してくれて助かったよ。これで妻も納得するはず」とおっしゃっていました。
初めから交換する気だったんですね…初めから教えてくれたらよかったのに…(笑)
結果的にお客様が納得する形で対応ができてよかったです。
これからもいつも通り丁寧に対応していきましょう!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換(壁付)9900円+材料代22000円=合計35200円です。
※材料代は当時の価格です。