トイレの水漏れ修理の相場ってどれくらい?症状別に解説します!

2019年1月12日

あまり依頼することがない水道修理。

その水道修理の相場ってわからないですよね?

主婦の方であれば50円のキャベツを見ると安いと思われると思います。

これは何度もキャベツを買った経験があるからわかることでいつも使わない分野の料金ってわからないものです。

そこで今回はトイレの水漏れに限ってですがだいたいの相場を書いていきます。(出張費や見積費など全て含んだ料金の相場です)

おすすめの業者さんも書いているのでよかったら最後まで読んでくださいね。

※あくまでこれくらいが平均と思って読んでくださいね。

1.トイレタンク内からちょろちょろ音がする

トイレタンクの内部部品が劣化している状態です。

ちょろちょろ音がする場合はボールタップもしくはフロートバルブが劣化していることが原因の場合がほとんどです。

内部部品の交換で症状がおさまります。

ちなみに経年劣化によって故障するのですがだいたいの耐久年数は10年程度と言われています。

稀に25年は交換していないとおっしゃられる方もいらっしゃいますが、ほとんどのものは10~15年程度で故障します。

個体差によりますが10年以下で劣化するものもあります。

修理の相場はだいたい10000円~15000円くらいです。

2.トイレタンク下から水漏れしていて床が濡れている

この場合は原因が密結パッキンもしくは整流スポンジの劣化が考えられます。

※必ずしも上記部品が原因とは限りません。

密結パッキンはゴムの部品ですので長年使っていると劣化して水漏れをおこします。

劣化するとカピカピになって割れます。

密結パッキンは当たり外れが激しい部品で早ければ10年、長持ちすれば30年以上使用出来ます。

また、タンクの中にプラスチック製の防露タンクが入っているタイプの場合、整流スポンジがついている場合があり、これの劣化が原因の場合があります。

整流スポンジは黒い輪っかで出来たスポンジで水漏れを防ぐ部品です。

ですがこれの不良で水漏れを起こすことがわかったので最近では「整流ジャバラ」と呼ばれるものが売られています。

もう整流スポンジは売られておらず整流ジャバラに変更になっていますのでこちらをお買い求めください。

どちらも部品交換で水漏れを直すことができます。

相場はだいたい10000円~20000円くらいです。

※部品交換する場所によりますがロータンクを外す作業が必要な場合がありますので内部部品の交換より割高になる場合があります。

3.便器内に水がずっと流れている

これの原因は1.と一緒です。

ボールタップ、フロートバルブ、オーバーフロー管が原因になります。

ボールタップが劣化して止水出来なかった場合、水が止まらずオーバーフローした水が便器内に流れていきます。

フロートバルブも劣化すると止水出来ず、便器内に排水してしまいます。

オーバーフロー管は稀に折れることがあり、折れるとタンクから便器に水が流れ続けます。

オーバーフロー管が折れた場合はタンクを脱着して新しいものと交換する必要があります。

相場などは1.と一緒ですので上記を御覧ください。

ただオーバーフロー管が折れている場合の相場は15000円~25000円くらいです。

※部品交換する場所によりますがロータンクを外す作業が必要な場合がありますので内部部品の交換より割高になる場合があります。

4.床と便器の間から水漏れ

原因はウォシュレット、タンクの下から水漏れもしくは便器が割れていることで起こることがほとんです。

ウォシュレットであれば操作ボタン付近から水が漏れることがほとんどです。

タンクの下から水が漏れている場合はタンク下の便器とタンクを固定しているボルト部分か、タンクに給水している給水管から水漏れしていることがほとんどです。

パッキン交換や本体交換など、どの修理をするかで作業料金は変わります。(材料費は別です)

ウォシュレット、タンク下からの水漏れ修理の相場は10000円~20000円

便器が割れている場合は便器の取り換え工事で相場は20000円~40000円

ウォシュレットや便器を入れ替える場合は作業費以外にも処分費がかかる場合があります。

処分してもらうものにもよりますが2000円~5000円くらいはかかります。

とまあだいたいこれくらいがトイレの水漏れの修理費用になります。

修理業者について

水道修理を行う業者によって値段が変わります。

大まかに分けて新築工事をする設備屋さん、個人経営の水道修理専門店、対応エリアが広い水道修理専門店の3つに分けれます。

新築工事をする設備屋さんは技術は高いですし料金も安いです。

しかし、新築工事が忙しくて手が回らないことが多いです。

電話しても断られるケースもあります。

個人経営の水道修理専門店が次にコスパがいいと思います。

オペレーターなどが不在で不安にはなりますがその分無駄な経費がかかっていないので料金が安いです。

技術も修理するには申し分ない知識と技術があるところがほとんどです。

ですが本当に知識と技術がすごいかはきちんとホームページなどに書いてある資格などを確認してくださいね。

対応エリアが広い水道修理専門店ですが、相場より少し高いくらいで修理してくれるかもしれません。

その分安心感はピカイチですので、料金よりも安心感を大事にされている方はこちらに依頼するのがいいと思います。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

ここまでお読みいただいた方はトイレの水漏れ修理の相場をわかっていただけたかと思います。

相場は上に書いている通りですが、実際に依頼した業者さんがその値段でしてくれるかどうかはわかりません。

依頼しようと思っている業者さんに電話などで確認することで、安心することができますから是非確認してみてください。

業者さんについても色々と書かせていただきましたが、ご自身が何を重視するかで依頼する業者さんは選んでみてください。

とにかく料金が安い業者さんがいいと思われているのでしたら、料金を安くする努力をしているところを選んでみてください。

安心感が絶対だと思われているのでしたら、ご自身が思う「安心」をやっている業者さんを探してみてください。

「安心感」と言っても「女性作業員同行」「電話対応はオペレーター」「事前見積もりは絶対」「清潔な服装」「キャンセル料は無料」など色々あります。

ご自身に合った業者さんを是非探してみてくださいね。

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店長 葛西 代表
合同会社レオンメンテナンス代表の葛西です。 水回りのトラブルに役立つ解説を書いています。 是非ご参考ください!
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