こんにちは。
水道修理業者レオンメンテナンスの葛西です。
さて今回は尼崎市昭和通で屋外排水のつまり修理に行ってきました。
ご依頼内容ですが「トイレの水が流れなくって洗濯機の排水からも水が溢れてきたので直してほしい」とのことでした。
現場を確認するとトイレの水が流れず、洗面とお風呂の排水も溢れてくる状態でした。
そこで屋外の会所を確認すると排水管の中に水が溜まっている状態でした。
お客様にいつ頃から水が流れなくなったのか伺うとちょっと前から排水が流れづらかったけど溢れてくることはなかった、今日洗濯機を回しているときに溢れてきてそれでわかったとのことでした。
そこで排水管の中の汚れを取るためにトーラーと高圧洗浄機を使ってつまりを解消することにしました。
もちろん作業内容と料金の説明はしました。
目次
作業内容
屋外排水管の始まりの部分からトーラーを入れていきどんどん奥まで入れていきました。
しかし1メートルくらいいれたくらいで壁のように固いものにぶつかりなかなかそこから先に進みませんでした。
5分ほどその固いものを取り除く作業をしてからまた奥へと入れていきました。
8メートルほど入れていき会所にトーラーが見えたところでトーラーを抜いていきました。
屋内から水を流してつまりが抜けているかを確認したところ金塊のような大きな油のような塊が会所を横切っていくのが見えました。
お客様のお宅を拝見する限りそんな汚れが溜まるような築年数ではないと思いお客様に築年数を尋ねると2年とのことでした。
何かこれはおかしいと思い、排水経路を探って見ました。
すると油汚れが溜まりやすいキッチンの排水は別の経路で出てきており、今回つまった経路は洗剤や汚水の経路でした。
そこで排水管の中を高圧洗浄機で洗って、汚れが完全になくなるまで水を大量に流して勾配を確認することにしました。
すると排水管はつまっていないのに排水管に水が溜まっている部分があることがわかりました。
お客様に見てもらい多分これが原因で汚れが溜まりやすい状態になっていると説明しました。
たった2年でこれはおかしいとご主人が家を買った不動産会社に連絡を取ることになりました。
一応つまりは解消しましたが、このままではまたすぐにつまってしまいます。
作業後
当社の作業時間は30分程度で説明時間が1時間程度でした。
後日談ですがお客様は水道局に連絡を入れて検査を通しているか確認したそうですが上下水とも検査を通していなかったみたいです。
完全に配管工事をした業者が悪いことになりましたので排水管のやり替えと洗面台の交換になったそうです。
請負金額が低いでしょうから手抜きしたくなる気持ちもわからなくはないですが、手抜き工事するとあとが大変なのでちゃんとやったほうがいいですよね。
追記
作業後お客様から何度かお電話をいただいておりまして、そのお話をちょっとこちらに書いていきます。
無事に配管工事と洗面台の交換を済ませたようなのですが、配管工事後に元々の排水管を設備屋さんが覗いたら、白い塊があったと言われたそうです。
お客様はその報告と写真しか見せてもらえなかったそうなのですが、設備屋さんは白い塊は油でお客さんがトイレとかに残飯を流したんとちゃいますか?と疑ってくるそうです。
もちろんそんなもの流していないのでお客様はトイレットペーパーが固まっているのでは?と思っていたそうです。
まあ仮にそれが油の塊でも、ちゃんと勾配がついていたら固まってつまるなんてことはないですよね?
どんだけ大量に流しているんだってことになります。
なので自分のところが賠償しないといけないことが嫌だったのでしょうね。
お客様に文句を言いたかったんだと思います。
ですが設備屋さんが元々やった配管工事が問題でつまったわけですから、ちゃんと責任はとらないといけないと思います。
お客様から勾配の数値を見せてもらいましたが全然ダメでした。
もはや平行じゃないかってくらいダメダメでした。
手抜き業者に当たるとあとが大変ですね。
こればっかりは気をつけようがありませんが、皆さんも気をつけてくださいね。
それではまた更新しますね。