伊丹市荻野でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「トイレの便器の中に水が漏れ続けています。自分でタンクの中を調べてみると管のようなものがグラグラしていてそこから漏れているように見えました。修理をお願いしたいのですが可能でしょうか?タンクにはDT-889と書かれています。」とのことでした。
管のようなものがグラグラしているってことはオーバーフロー管が割れているのか折れているってことですかね?
恐らくそうだと思いますが、実際に見てみないとわかりませんね。
早速現場を確認しに行きましょう!
目次
DT-889のタンク内のオーバーフロー管が折れて便器に水が漏れている現場に到着
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
このトイレの便器に水が漏れ続けているようですね。
便器の中を見てみます。
便器の中を見てみると封水が揺れていました。
確かに漏れ出ているようですね。
タンクの中の管がグラグラしているとのことですので、タンクの中を確認してみます。
オーバーフロー管を見てみます。
写真ではピンボケしていますが、オーバーフロー管の底の方で水がちょろちょろと流れているのが確認できました。
そして、触ってみるとお客様がおっしゃる通りグラグラしていました。
これはもうちょっとで折れるやつですね。
サイフォン管を交換して修理しなければですね。
それではお客様に説明して作業していきましょう!
ちなみに事前に品番は聞いていましたが、念のためにタンクの品番を確認です。
現場のタンクはINAX製のDT-889でした。
DT-889のサイフォン管交換作業
それでは作業開始です!
まずは止水栓を閉めて水を止めたらタンクの中の水を抜きます。
水を抜いたらタンクを外します。
タンクを外したらサイフォン管を外します。
サイフォン管を外したので割れている箇所を確認します。
確認してみるとオーバーフロー管の根元がパックリとひび割れていました。
結構割れていますね。
ちょっと力を加えただけで折れてしまいそうです。
割れている箇所を確認できたので、新しいサイフォン管を取り付けていきます。
交換が完了したのでタンクを元に戻します。
それでは通水して水が漏れてこないか確認します!
通水してしばらくすると手洗い管からは水が出てこなくなりましたが、また便器にちょろちょろと漏れていました。
サイフォン管を交換したのになぜ?と思い、タンクの中を確認してみると
ボールタップから水が出続けていて、オーバーフローしていました。
あらら…ボールタップもダメになっていたようですね。
もう一度お客様に説明してボールタップも交換します!
ボールタップも故障していたので交換
それではまた止水栓を閉めて水を止めます。
水が止まったらボールタップを外します。
ボールタップが外れたら新しいボールタップを取り付けます。
交換ができたら再度通水してタンクに水を溜めます。
タンクに水が溜まったら便器の中を確認です。
便器の中をじっと見ていましたが、水が漏れてくることはありませんでした。
やっと水漏れが止まったようですね。
よかったよかった。
これにて作業完了です!
DT-889の水漏れ修理作業後
作業後はお客様にも確認していただき現場を離れました。
いやはや、まさかボールタップもダメになっているとは思いませんでしたね。
オーバーフロー管が折れていると、一旦そこを修理してみないと他に故障箇所があるか判断が難しいです。
仕方ないっちゃ仕方ないんですけど、何かいい方法があればいいんですが…
ちょっと考えてみなければですね。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約1時間かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着有り)9900円+追加作業費3300円+材料代9900円=合計26400円です。
※材料代は当時の価格です。