西宮市今津水波町でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「トイレを使った後に20分くらい水が出続けるようになりました。最近気付いたのでいつからこうなっているのかはわかりませんが以前はすぐ水が止まっていたように思います。原因がわからないので調査と修理をお願いしたいです。」とのことでした。
20分くらい水が出続けるですか…
症状からすると給水し続けているってことですよね。
さて、何が原因なんでしょうね…調べないとですね!
それでは現場を調査して原因を探りましょう!
目次
トイレを使うと20分くらい水が出続ける現場に到着
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
現場到着時は水を止めているとのことだったので通水してタンクの中を確認します。
通水してからタンクの中を確認すると水が溜まっているのにも関わらずボールタップから水が出続けていました。
このような症状の場合、フロートバルブが劣化しているのかボールタップが劣化しているのかそれともどちらも劣化しているのかわからないので色々と確認が必要です。
まずは便器の中を見て排水が漏れ出ていないか確認します。
便器の中を見ると特に漏れ出ている様子はありませんでした。(写真撮り忘れてます。すみません…)
となるとボールタップの劣化が疑われます。
タンクの中の水をオーバーフローするまで溜めて確認です。
オーバーフローしている状態でボールタップを確認します。
タンクの中の水を満水にしてもボールタップからは水が出続けていました。
これが原因ですね。
ちなみに満水の状態で水が出続けているので、オーバーフローしています。
写真ではわかりにくいですが、便器の中にオーバーフローした水が漏れ出ています。
原因がわかったのでお客様に説明して、修理開始です!
タンク内のボールタップが劣化して給水し続けていたのでボールタップの交換作業
さて、今回の作業内容ですがボールタップを交換するのは確定なのですが、今回はフロートバルブをそのまま残しておきます。
その理由については後で説明します。
それでは作業開始です!
止水をしたらタンクの中の水を抜きます。
タンクの中の水を抜いたらボールタップを取り外します。
取り外したボールタップを見てみると錆び錆びです。
結構長い間使用されていたんでしょうね。
長い間お勤めご苦労様でした!
取り外しができたらヘリューズ管のパッキンの交換もついでにしながら新しいボールタップを取り付けます。
交換ができたら通水してタンクに水を溜めます。
タンクに水が溜まったら水漏れが直ったかしっかりと確認します。
しつこく何度も確認しましたが、特に漏れていなかったので蓋を乗せます。
これにて作業完了です!
トイレ水漏れ修理作業後
作業後はお客様にも確認していただき、現場を離れました。
さてさて、それでは今回なぜフロートバルブを交換しなかったのかを説明していきます。
それは…お客様から最小限で修理して欲しいと言われたからです!
本当はフロートバルブも結構劣化していそうだったので一緒に交換することが望ましかったのですが、まだ水漏れの原因になっていないようでしたのでそのまま残して限界まで使いたいとのことでした。
お客様からの要望ですから勝手に作業するわけにもいきません。
一緒に交換する方が一箇所一箇所交換するより費用的にお安くなりますが、このトイレをどのように使用されたいかはお客様が判断することですからね。
お客様が納得することが一番大事です!
弊社はこれからもお客様が納得する方法で修理していきます!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着無し)5500円+材料代4400円=合計13200円です。
※材料代は施工当時の価格です。