西宮市甲子園口で浴室水栓のシャワーの勢いが弱い症状の修理依頼がありました。
ご依頼内容ですが「お風呂のシャワーだけ勢いが弱いです。施設なので他の部屋と比べてみたのですが、やはり明らかに出が悪いです。これでは使い勝手が悪いので修理してほしいです。」とのことでした。
お風呂のシャワーだけ勢いが弱いですか…
何が原因なんでしょうね?
聞いただけでは予想もできませんね。
これは現場で確認する必要があります。
急いで現場に向かいましょうか!
目次
お風呂のシャワーだけ勢いが弱い現場に到着
現場に到着後、お風呂の中を見せてもらいました。
シャワーヘッドに止水できるボタンが付いているタイプですね。
それ以外は特に変わったところはありませんね。
シャワーから水を出して確認してみましょうか。
シャワーから水を出して確認してみましたけど、めちゃめちゃ勢いが弱いですね。
これでは洗った気にならないでしょうね。
施設の方は他の部屋も確認したとは言われていたのですが、実際に自分の目で確認しないことには納得できないので、シャワー以外から水を出して確認してみます。
まずはカランから確認します。
カランから吐水してみましたが、めちゃくちゃ勢いがいいですね。
やはりシャワーだけが弱いみたいですね。
じゃあ次に減圧弁を外して確認してみましょうか。
減圧弁を取り外してシャワー側から吐水してみましたが、すごい勢いです。
すごい勢いすぎて私のズボンがびちゃびちゃになってしまいました(笑)
まあそれはよしとして、色々確認した結果ですけどこれは減圧弁が原因だとわかりました。
使用年数的に10年は超えているようなので、減圧弁が故障するのは仕方ないですね。
さて、修理方法ですが、施設の方と話をして水栓本体交換で対応することになりました。
理由は後で書きますね。
ちなみに蛇口の品番ですが
KVK製のKF770TCR8MA4でした。
同メーカーのものをご希望とのことだったので、水栓を用意して再度訪問することになりました。
浴室水栓交換作業
交換する水栓を用意してから再度訪問しました。
さあ!交換していきましょうか!
まずは止水栓を締めて止水します。
水が止まったら水栓本体を外します。
水栓本体を取り外したら偏心管を取り外します。
偏心管を取り外したら、配管の中を綺麗にして新しい蛇口を取り付けていきます。
新しい蛇口を取り付けたら、止水栓を開けてシャワーから水を出して水の量を確認します。
シャワーの水量ですが、あからさまに増えました。
これで使いやすくなりましたね。
最後に、取り付け箇所などから水漏れがないかなどを確認していきます。
しっかりと念入りに確認しましたが、特に問題はありませんでした。
これにて作業完了です!
作業後
いやはや、水量が増えてよかったよかったです。
これで気持ちよくお風呂に入れますね!
さて、今回水栓本体交換を選んだ理由を書いていきますね。
理由は単純でそのうち他の箇所も故障するからです。
今回減圧弁が故障しているので、減圧弁だけを交換すればいいのですが、交換後に水栓の他の箇所が故障する可能性が高いです。
そうなるとまた修理が必要になり、その修理後にまたどこかが故障して更に修理が必要になり、が繰り返されます。
そうなるとどうでしょうか?
修理費用が水栓本体交換の費用よりも高くなることがよくあります。
そうなるくらいなら、見た目も新しくなって、費用も安い方がいいですよね?
なので今回は水栓本体交換で対応しています。
修理は水栓本体の使用期間を考慮して判断するのが最もよいと思います。
よければ皆さんも参考にしてみてくださいね!