西宮市甲子園口でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「トイレの便器の中にある水が揺れています。多分どこかから水漏れがあると思います。自分ではどこから漏れているのかわからないので、原因の調査と修理をお願いしたいです。」とのことでした。
原因の調査と修理のご依頼とのこと承知致しました！
お任せください！
きっとあれか、あれか、あれが原因だと思うのですぐに修理しちゃいますよ！
あれってなんやねんですよね（笑）
それは下部をご覧ください。
それでは現場に急行して確認しましょう！
目次
便器の中に水が漏れている現場に到着
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
トイレに入って少し耳を澄ませていると「ちゃぽちゃぽ」と水の音が聞こえてきました。
これはきっとタンクの中で音がしていると思います。
タンクの中は後で確認しましょうか。
先に便器の中を確認します。
写真ではわかりにくいですけど、確かに便器の中の封水が揺れていました。
漏れている箇所的にいうとタンクから便器に水が漏れ出ているような感じでした。
では、次にタンクの中を確認します。
タンクの蓋を開けるとやはり水の音が聞こえてきました。
先ほど耳を澄ませて聞いた音よりも大きく聞こえてきました。
水の音が聞こえる方を確認してみるとボールタップから水が漏れていました。
よし！これが原因か！と考えがちですが、今回の場合はボールタップが直接的な原因ではないように思えました。
理由は簡単でタンクに溜まった水がオーバーフローしていないからです。
オーバーフローしていればボールタップが故障していると判断できますが、オーバーフローしていないので排水弁が原因だと判断出来ました。
ただ、ボールタップが原因ではないにしても、排水弁が劣化しているのでこのタイミングで一緒に交換はしておいた方がいいです。
お客様にはそのことを説明して、ボールタップと排水弁パッキンを交換することになりました。
ちなみに今回水漏れしているタンクの品番は
TOTO製のSS281BBALでした。
これに適合する部品を使って修理していきましょう！
SS281BBALのボールタップと排水弁パッキンの交換
まずは止水して、タンクの中の水を抜きます。
水が抜けたら、先にボールタップを取り外します。
ボールタップの次は排水弁を取り外します。
排水弁を外したらパッキンを見てみます。
排水弁パッキンを近くで見てみましたけど、思っているよりかは劣化していませんでした。
ただ、小さなゴム片はポツポツと剥がれていたので、劣化していることは間違いありませんでした。
パッキンの劣化具合を確認出来たので、新しいパッキンに交換します。
新しいパッキンに交換したら、排水弁と新しいボールタップをタンクの中に取り付けていきます。
部品を交換したらタンクの蓋を乗せて通水します。
通水してタンクに水を溜めたら、何度か排水してタンクの中に残っている汚れを流します。
流し終わった後、水が止まったら便器の中に漏れていた水が止まったのか確認します。
便器の中をじっと見て、水が止まっているのか数分間確認しましたが漏れてくることはなく、完全に止まっていました。
無事に直ったようでよかったよかった。
これにて作業完了です！
作業後
作業完了後はお客様にも確認していただきました。
「水漏れが直ってよかったです！ありがとうございました！」と大変喜んでもらえました。
喜んでもらえると嬉しいですね！
会計をしながらもう少し話をしていたんですけど「本当は自分でしようとしたんですけど、このSS281BBALの情報がなくて…」とのことでした。
確かにSS281BBALの情報はネットには少ないように思います。
情報が少ないと日頃から触っていない方々からすると、修理が困難になってしまいますよね。
まあそんなときは弊社みたいな修理業者に頼ってみてください。
無理に自分でやるとおかしなことになることもありますから…
もちろん、やれるところまでご自身でやってみるのもいいとは思いますよ！
でも、壊れない程度に触ってみてダメだと思ったら諦めて業者に依頼してくださいね。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金（税込）について
出張費3300円+タンク内部部品交換（タンク脱着無し）5500円+追加作業費3300円+材料代6600円＝合計18700円です。
※材料代は当時の価格です。
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