パナソニックの洗面化粧台の下から水が漏れ出てくる症状の修理依頼がありました【伊丹市での蛇口交換作業】

伊丹市伊丹で洗面化粧台の下から水漏れがあると修理依頼がありました。

ご依頼内容ですが「洗面の蛇口から水を出すと洗面化粧台と床の間から水が出てくるようになりました。排水管から漏れているのかなとは思っているのですが、自分で調べてみてもよくわからないので調査してほしいです。洗面化粧台はパナソニック製です。」とのことでした。

このような場合だと、排水管か蛇口が原因だと思われます。

実際に現場を見て調査してみないとわかりませんが、経験上はこの2箇所が原因としてよくあります。

もちろん他の箇所が原因になることもありますが、これは見てみないとわかりません。

現場を確認して原因を特定しましょう!

洗面化粧台と床の間から水漏れがある現場に到着

現場に到着後、洗面化粧台を見せてもらいました。

現場の洗面

洗面化粧台の上は特に異常はないようです。

問題がある洗面の下をみていきましょう!

洗面の下

洗面の下を確認すると、水が溜まっているような…

水受け

蛇口のシャワーホースを収納している水受けの中に水が既に溜まっていますね。

これはもうほぼ原因が確定しましたね(笑)

一応念のために水受けを外して、蛇口から水を出して水漏れ箇所を探してみましょう!

水受けを外して通水

水受けを外して蛇口から水を出してみると、すごい勢いで水が上から降ってきました。

わかりやすく言うと滝のように水が降ってきました。

表現は特に誇張していません(笑)

ちなみに写真の中央がややピントがあっていないぼやけたように映っていますが、このぼやけているところに水が落ちています。

写真ではうまく撮れませんでした…申し訳ない…

原因は蛇口だとわかったので、蛇口の品番を確認しましょう!

蛇口に貼られているシール

このタイプの蛇口は裏面にシールが貼られていて、そこに品番が書かれているのですが、これは書いていないですね。

残念!

ちなみに洗面化粧台の品番はありました。

洗面化粧台の品番

洗面化粧台はNAiSの506UGSみたいです。

NAiSは松下電工(パナソニック)の商品です。

さてさて、原因もわかったのでお客様に説明して作業にはいりましょうか!

蛇口本体交換作業

今回はお客様に説明して蛇口本体交換で対応することになりました。

理由は作業後に説明しますね。

作業内容ですが、まずはアングル止水栓を締めて止水します。

止水ができたら洗面下に接続しているホース類を取り外します。

ホース類の取り外し

ホース類を取り外したら洗面化粧台に固定している水栓本体を取り外します。

水栓本体の取り外し
取付穴

水栓本体を取り外したら取付穴の周りを綺麗にします。

この部分は水栓を取り外したときしか掃除できないので、このタイミングで綺麗にします。

まあ私がやることでもないとは思うのですが、ついでなのでやってしまいます!

取付穴の周りを綺麗にしたら新しい蛇口を固定します。

新しい蛇口を固定

新しい蛇口を固定したら、次はアダプタを交換します。

今回はお客様とお話した結果「交換できるものは交換して欲しい」と言われましたので、アダプタも交換します。

古いアダプタの取り外し
新しいアダプタ

古いアダプタを外して、新しいアダプタに交換したら、蛇口のホース類を接続します。

ホース類の接続

蛇口の交換作業が完了しましたので、次は通水確認です。

通水

蛇口から水を出して、水やお湯が出るか確認してから、洗面下で水漏れがないか確認します。

今回は本体ごと交換しているので原因はなくなりましたが、ホース類の接続箇所をいじっているので水漏れしやすくなっています。

なのでしつこく確認しました。

何度も何度も確認しましたが、特に水漏れはありませんでした。

よかったよかった。

これにて作業完了です!

作業後

作業後はお客様にも確認してもらいました。

「水が出なくなって嬉しいです!階下漏水とかも気になっていたのでこれで安心して使えます!ありがとうございました!」と大変喜んでもらえました。

喜んでもらえるのは嬉しいですよね!

これからも喜んでもらえるように頑張らないとです!

さてさて、今回は部品交換ではなく蛇口本体交換を選んだ理由を説明していきますね。

約20年ほど使われている蛇口とのことだったので、使用期間が長いので他の箇所からも水漏れがし始める時期でした。

蛇口は交換できる部品とできない部品があります。

この交換できない部品が壊れてしまうとどうしようもありません。

使用期間が長くなればなるほど、その可能性は高くなります。

もし今回部品交換で対応したとして、数か月後に交換できない部品が壊れたとします。

そうなると蛇口本体を交換するしか対応方法がないので、部品交換をしたばっかりなのにもったいないですよね?

なので、今回は部品交換ではなく、蛇口本体交換で対応しました。

もし、今回と同じような症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら、この記事と同じように水栓本体交換も検討してみてくださいね。

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約40分かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+混合水栓交換作業費(台付)13200円+材料代45100円=合計61600円です。

※材料代は当時の価格です。

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