西宮市上甲東園でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「トイレのタンクの中でぽちょぽちょとずっと音がします。自分ではよくわからないので見ていただきたいです。お値段が合うようでしたらそのまま修理もお願いしたいのですがお願いできますでしょうか?」とのことでした。
タンクの中で音が聞こえるということはボールタップ、排水弁部、オーバーフロー管のどれかが原因だと思われますね。
ただ予想外のこともありますが…
では、何が原因か現場で確認してみましょうか!
目次
タンクの中でぽちょぽちょ音がする現場に到着
現場到着後、トイレの中を見せてもらいました。
トイレの中に入って耳を澄ませると「ぽちゃ…ぽちゃ…」と明らかにどこかから水が漏れている音が聞こえてきました。
音の方向からやはりタンクの中で間違いなさそうですが、まずは便器の中を確認します。
便器の中の封水を見てみましたが、若干水が漏れているようでした。
次にタンクの中を確認します。
タンクの中を見てみるとボールタップから水が漏れ出ていました。
これは、排水弁が止水しきれずに便器の中に水が漏れていることが原因で、ボールタップが漏れている分の水を補給しているのだと判断しました。
しかし、お客様にお話を聞くと今まで一回も修理したことがないとのことだったので今回一緒にボールタップも交換した方が良さそうでした。
お客様にはボールタップと排水弁の交換をすることと料金の説明をして、それでお願いしますと言われましたので今回はその作業をしていきます。
ちなみにタンク品番ですが
TOTOのSS271BBALでした。
それでは作業にはいっていきましょう!
SS271BBALのボールタップと排水弁の交換作業
まずは止水してタンクの中の水を抜きます。
タンクの中を空にしたらまずはボールタップを外していきます。
次に排水弁を取り外します。
取り外した排水弁のパッキン部分を確認しましたが、結構劣化していました。
これくらい劣化してしまうと水漏れしてしまいます。
基本は劣化すると水漏れの原因になるのですが、たまにめちゃくちゃ劣化しているのに全然水漏れしていないものもあるんですよね(笑)
きっとかみ合わせがいいんでしょうね。
こればっかりは運ですね。
少し話がそれましたが、排水弁を外したら排水口を綺麗にして新しい排水弁を取り付けます。
新しい排水弁を取り付けたら新しいボールタップを取り付けます。
ボールタップも取り付けができたら、蓋をして通水します。
通水に問題がなければ、何度か排水して使用に問題がないか、フレキ管との接続部分から水漏れがないか、水漏れ箇所はちゃんと直ったかなどを確認してきます。
全てしつこく確認しましたが、特に問題はありませんでした。
これにて作業完了です!
作業後
作業後はお客様にも確認してもらいました。
「ぽちゃぽちゃ鳴っていた音がなくなってる!水道代も上がるんじゃないかと気にしていたのでこれで安心して暮らせます。ありがとうございます!」と大変喜んでもらえました。
確かに少しでも水漏れがあると水道代が高くなってしまうので気になってしまいますよね。
これからは使った分しか水道代はかからないので安心して使ってくださいです!
ちなみに水漏れは放置しておけばそのうち止まるなんてことはありませんので、いつかは修理しないといけません。
いつかは修理しないといけませんから無駄に水道代を払う前に気付いたらすぐに修理するのが一番の得策です。
この記事をお読みの皆様は水漏れに気付いたら早めに修理してくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約45分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着無し)5500円+追加作業費3300円+材料代8800円=合計20900円です。
※材料代は当時の価格です。