西宮市段上町で洗面の蛇口のレバーを下げても水が止まらない症状の修理依頼がありました。
ご依頼内容ですが「洗面の蛇口のレバーを下げても水が流れ続ける。レバーを左右に動かすと止まる位置があるが、このままでは使いづらいので修理してほしい。」とのことでした。
このような症状は水栓内部の水栓カートリッジが、劣化もしくは故障している症状ですね。
水栓カートリッジを交換すれば直るはずです！
ただ、水栓カートリッジの交換は専用部品が必要なので、蛇口の品番が必要なんですよね。
残っているんでしょうか…
残っていることを信じて現場に急行しましょう！
目次
レバーを下げても水が流れ続ける現場に到着
現場に到着後、洗面の蛇口を見せてもらいました。
おろ？
水が止まっていますね…
お客様に聞いたところ止水栓を締めて水を止めているそう。
なんだ…調子よくなったのかと思っちゃいました（笑）
じゃあ、止水栓を開けてどうなっているのか確認しましょう！
うん。しっかり水が出てますね。
レバーを左右に動かすと確かに水量が少なくなるところがありましたけど、それでも止まってはなかったです。
さて、問題の品番ですが
ちゃんと残っていました！
ありがとう我々のTOTO！
これで必要な部品を探すことができます。
部品を用意して再度訪問しましょう！
※部品についての問い合わせ先のリンクを貼っておきますので、部品に関してはこちらにお問い合わせください。
水栓カートリッジ交換作業
適合する水栓カートリッジを用意して、再度現場に向かいました。
それでは、作業開始です！
まずは止水して水を止めてからレバーを外します。
レバーを外したらカバーナットを外します。
カバーナットが外れたら水栓カートリッジを取り出します。
カートリッジは取り出せたのですが、特に変わったことをしたわけでもないのにバラバラになっちゃいました（笑）
まあこれから新しいものに交換するので問題はないですが。
カートリッジを取り出したら、水栓内部に小さなゴミが溜まっていたので、少しだけ通水してゴミを流してから新しいカートリッジを取り付けます。
新しいカートリッジを取り付けたらレバーなどの部品を元に戻します。
蛇口を元に戻せたら、止水栓を開けて通水します。
お湯と水の切り替えがちゃんとできるのか確認して次はレバーをおろして水がちゃんと止まるのかを確認します。
レバーをおろすと水がちゃんと止まりました。
初期不良はありませんでした。
安心安心。
確認作業も含めて全ての作業が終わったのでこれにて作業完了です！
作業後
作業後はお客様にも確認していただきました。
「ちゃんと直ってる！これで普通に使えるようになるから嬉しい！」と大変喜んでもらえました。
ちなみに今回の部品ですけど、どうも一般に売られている汎用品ではないようでした。
弊社はいつも取引している材料屋さんに品番を伝えて取り寄せてもらっているんですけど、いつもより取り寄せが遅かったんですよね。
それで材料を取りに行ったときに聞いたら「特殊な部品でメーカーにしか在庫がなかったから遅くなってしまった」とのこと。
もし、この記事を読まれている方で同じ蛇口の水漏れでお困りの場合は部品の取り寄せに時間がかかりますから早めに修理した方が良いと思います。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分×2回、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金（税込）について
出張費3300円+カートリッジ交換作業6600円+材料代10010円＝合計19910円です。
※材料代は当時の価格です。
お気軽にお問い合わせください
