尼崎市南塚口町でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「トイレの便器の中に水がちょろちょろと漏れている。ネットで色々調べて排水のパッキンが悪いんじゃないかと推測しています。見てもらわないと原因がわからないのはわかっているのですが、排水のパッキンが原因だった場合そこだけ交換してもらうことはできますでしょうか？」とのことでした。
排水のパッキンとはフロートバルブのことでしょうね。
フロートバルブのみの交換も弊社はやっております！
ただ原因がまだわかりませんからね。
原因ではないものを交換しても意味はありませんから、まずは原因の特定をしなければですね。
それでは、現場で確認してみましょう！
目次
便器の中に水がちょろちょろと漏れている現場に到着
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
便器の中にちょろちょろと漏れているとのことだったので確認してみます。
写真ではわかりにくいですが、確かにちょろちょろと漏れていました。
この症状はフロートバルブもしくはボールタップが故障することで起きる現象です。
さあどっちが原因なんでしょうか。（どっちも故障していることもあります）
タンクの中を確認してみましょう！
溜まっている水がめちゃくちゃ多いような…
オーバーフローしとるやないかーい！（笑）
ボールタップが故障しているみたいですね。
これはボールタップが故障して止水ができていませんね。
お客様にも見てもらって説明して、お話を聞いてみると「30年以上修理とかしていないです。これだけもてば十分ですよね。」とおっしゃっていました。
十分どころか長持ちすぎてすごいです（笑）
今回ボールタップが原因で水漏れしていることはわかったんですけど、30年以上何もしていないとのことだったのでフロートバルブもついでに交換しておいた方がいいと伝えておきました。
交換時期なのは間違いないですし、何度も修理するより安上がりですからね。
お客様も「ついでに交換しておいて」とおっしゃられたので、一緒に交換します！
ちなみにタンク品番ですが
TOTOのS517でした。
品番のシールを見る限りかなり古そうですね。
データが残っていないのでいつ製造されたものかわからないのは残念ですね…
まあそんなこと言ってても仕方ないので、ちゃちゃっと修理していきましょう！
S517のボールタップとフロートバルブの交換作業
まずは止水して、タンクの水を抜いていきます。
タンクの水を抜いたら、ボールタップ→フロートバルブの順番で外していきます。
フロートバルブから外していっても作業はできますけど、ボールタップの方が上部にあるのでやはり邪魔ですよね。
なので作業スペースを広くとるために先にボールタップを外します。
ボールタップが外れたら次はフロートバルブを外します。
フロートバルブを外したらタンク内の排水口の部分を綺麗にします。
排水口の部分は汚れやゴム片がへばりついていたりします。
これが残っているとフロートバルブを交換しても水漏れすることがあるので、ここは横着せずに綺麗にしていきます。
排水口の部分を綺麗にしたら新しいフロートバルブとボールタップを取り付けます。
タンク内部の部品交換が終わったら蓋を乗せて通水していきます。
タンクの中を触ったので、汚れがタンク内部を漂っているので何度か排水して汚れを流していきます。
ある程度汚れを流しきったら、水が止まるのを待って、水漏れが直ったのか確認します。
便器の中を確認しましたが、水は漏れてきませんね。
よかったよかった。
あとは、給水部分を触ったので、そこから水漏れがないか確認します。
ん～。
止水栓のところから水漏れしていますね。
30年以上動かしていなかったものを動かしたら水漏れしますよね…
ということでパッキンを交換します！
ちゃちゃちゃっと三角パッキンを交換して再度水漏れ確認。
今回は問題なく水が止まってます！
今度こそ無事に作業完了です！
※三角パッキンの交換費用はいただいていません。
作業後
作業後はお客様にも確認してもらいました。
「水漏れが直ってる！いつもちょろちょろ漏れているのが気になっていたのでこれで安心です！ありがとうございました！」と大変喜んでもらえました。
喜んでもらえるのは嬉しいですね！
これからも喜んでもらえるように頑張らないとですね！
ちなみにお客様から「もう便器が古いから便器を交換した方がいいの？」と質問されました。
これは難しい質問ですよね。
最新の便器は節水型なので水道代が安くなることは間違いないんですけど、便器が割れたわけではないですし、まだ使えるんですよね。
なので、汚れが気になるとか水道代が気になるとか交換したくなってからでいいんじゃないですか？と答えておきました（笑）
古いから交換が必要ではなく、使えるなら使った方がいいですよね。
これをお読みの皆様も便器を交換するか迷われたら「まだ使えるか、使いたいか」を基準に考えてみてくださいね！
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約30分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金（税込）について
出張費3300円+タンク内部部品交換（タンク脱着無し）5500円+追加作業費（1ヶ所あたり）3300円+材料代6600円＝合計18700円です。
※材料代は当時の価格です。
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