SH371BAの水が溜まらない?連続でトイレが使用できない?【西宮市でのトイレタンク修理】

2021年12月13日

西宮市日野町でトイレタンクの修理のご依頼がありました。

ご依頼内容ですが、「トイレのタンクの中からちょろちょろとずっと音がしている。数時間放置していると音が止まっている。連続で使おうとしたら水が溜まっていないのか使えない。このままじゃ不便なので修理をお願いしたいです。」とのことでした。

お電話でトイレの使用年数を尋ねると20年くらいと言っていましたので、この時点でダイヤフラムがダメになっているのでは?と思いました。

まあ結果は現場を見ないとわかりませんが、この時点ではそう判断するのが定石通りです。

それでは現場の状況を見に行きましょうか!

トイレタンクの中から音がする現場に急行

現場に到着後、トイレを見せてもらいました。

現場のトイレ
タンク品番SH371BA

現場についてあったタンクはTOTO製のSH371BAでした。

このタイプだとやはり当初の予定通りダイヤフラムが原因の可能性が高いですね。

蓋を開けてみたら違うかったりして…

早速蓋を開けてみましょうか!

タンクの中

よかった…

やはりダイヤフラムでしたね。

これだったら部品を一通り持っているのでこのまま修理できそうです。

ちなみにこのタンクに溜まった水を排水すると…

動画のようにちょろちょろとしか水が出ません。

ダイヤフラムがダメになるとこのような現象になりやすいです。

まあサクッとダイヤフラムを交換しますか。

お客様に状況の説明をして作業に入りましょう!

ダイヤフラム交換作業

まずはアングル止水栓を締めて水を止めます。

水が止まったらダイヤフラムに繋がっている浮きを外します。

浮きを外す

浮きはダイヤフラムに引っかかっているので爪を外して取り外します。

ちょっと固かったりするので外れないと諦めてはいけません。

浮きが外れたらダイヤフラムを上から固定しているナットを取り外します。

ナット取り外し前
ナット取り外し後

ナットが外れたらダイヤフラムをゆっくりと外します。

このときゴムがへばりついているかもしれないので、ゴムが外れたらそれも取り出しましょう。

ダイヤフラム取り外し後

ダイヤフラムが取り外せたらアングル止水栓をほんの少しだけ開けて通水してあげます。

これをすることで汚れを取り除けますので、トラブルを未然に防げます。

汚れを取ったら新しいダイヤフラムを取り付けます。

新しいダイヤフラム

後は元に戻すだけです。

あと、ダイヤフラムは何でもいいわけではありません。

そのタンクに適合するものを用意してください。

タンクの品番で調べたらメーカーの分解図が見れますのでそこから適合するものを調べてくださいね。

ちなみに今回のものは分解図がなかったのでダイヤフラムを見て「これじゃね?」って感じで新しい物を選びました(笑)

修理経験がそれなりにあるのでなんとかなりましたが皆様はマネしないようにしてくださいね。

ちなみに作業後は動画のようにバッチリと水が出ております。

通水も問題なく確認出来ましたのでこれにて作業完了です!

ダイヤフラム交換作業後

作業後はお客様にも直ったことを確認してもらい少しお話しました。

お客様が昔通われていた学校が私の友達の家の近所だったので地元トークしてました(笑)

少しお話しすぎたかもしれませんが楽しかったです。

ありがとうございますです。

今回のように分解図がない場合は一度ダイヤフラムを外して合いそうな部品と交換してみてください。

交換したけど症状が直らないのであれば部品があっていないのか他の原因が考えられます。

そんなときは水道修理屋さんに依頼してみてください。

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約30分、現場確認及び作業時間が約10分かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着無し)5500円+材料代1100円=合計9900円です。

※材料代は当時の価格です。

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