ある日突然水道料金が驚くほど高くなって請求されたことはありませんか?
水道管からの漏水やトイレや蛇口からの水漏れが原因で、水を使っていないのに使っていると判断されて水道料金を高く請求されてしまいます。
でも床下や壁内だと気付けませんよね?
その漏水している水道料金ってどれくらいなのか、漏水した分は減額出来るのかなどについて解説していきます!
目次
水道料金ってどうやって決まるのか
請求される水道料金は水道局によって変わりますので、ご自身の地域の水道局のホームページを御覧ください。
出典:尼崎市水道・下水道水道料金の仕組みと計算方法
尼崎市の場合は「基本料金+従量料金」になります。
基本料金はメーターの口径によって決まっており、ほとんどの家は20mm以下になります。
ですのでほとんどの家の基本料金は1100円です。
従量料金は水を使えば使うほど高くなる仕組みになっています。
2ヶ月分の合計使用量で決まり、使用水量20までの分は1㎥当たり45円、使用水量21から40までの分は1㎥当たり132円と使えば使うほど高くなっていきます。
漏水を1ヶ月放置したときの水道料金はどうなる?
口径20mmで1か月の使用水量が24m³の場合の水道料金
出典:東京都水道局くらしと水道
上記は東京都水道局が出している情報になります。
料金も東京都水道局の料金になるので、漏水量を参考にしてご自身の地域の水道局の料金表に当てはめてみましょう。
また、上記は1ヶ月の漏水量になりますので請求は倍の2ヶ月分です。
漏水した分の水道料金は減額してもらえるの?
では、トイレや蛇口の水漏れや壁内漏水などの全ての漏水した分の水道料金は減額してもらえるのでしょうか?
答えはイエスともノーとも言えません。
水道局からしたら蛇口の水漏れなど見えている部分の漏水は簡単に発見できてすぐ修理出来ますよね?ってことになりますので見えている箇所は難しいと思います。
ただ、判断は水道局がしますのでご自身の地域の水道局に問い合わせてください。
出典:尼崎市水道・下水道漏水によって水道料金が増えました。減額などはできますか。
漏水した分の水道料金の減額方法
修理した後に指定の証明書を提出すると減免してもらえます。
提出する証明書は水道局のホームページで取るか、水道局に問い合わせしましょう。
修繕証明書の書き方
ここでは尼崎市水道局に提出する修繕証明書の書き方を解説します。
他の水道局も似たようなものですので、参考までに御覧ください。
出典:尼崎市水道・下水道使用水量の認定
上記画像は実際に使用されている尼崎市水道局に提出する修繕証明書です。
家主は1~4の項目を埋めるだけで大丈夫です。
1と2は水道代の請求書か検針票に書いています。
3の給水装置所在地は住所のことです。
4は契約者の氏名を記入しましょう。
残りの項目は修理した業者にお願いして書いてもらいましょう。
まとめ
チョロチョロの水漏れでも放置していると結果水道料金が高くなります。
いずれ修理しなければならないので早めに修理するようにしてください。
水漏れを放置して水道料金が倍になったと言っていた人もいました。
また、全ての漏水が減免されるわけではないので水道局に問い合わせてください。
気付かない漏水は検針のときに教えてくれることもありますよ。