水道修理業者の料金表を見ていると聞き慣れない言葉がよくありますよね?
料金表で細かく書いてくれているのはいいけど言葉の意味がわからないのでどの作業をするのかわからない!と思われる方は多いと思います。
弊社でもわかりやすく書いているつもりですが、それでもわからないかもしれません。
そこで作業別にわかりやすく解説するページを作りました!
ここでは「トイレの水漏れ」でする作業「タンク内部部品交換作業(脱着有り)」について解説しています。
この記事を読んでもらえれば、タンク内部部品交換作業(脱着有り)はどの状況で行うのかがわかると思います。
目次
タンク内部部品交換作業(脱着有り)ってどんな作業?
タンク内部部品交換作業(脱着有り)とは、そのままですが便器と繋がっているトイレのロータンクを外して部品交換する作業です。
タンクを外さずにトイレの水漏れ修理が出来ればいいのですが、全ての作業がタンクを外さずにできるわけではないのです。
タンクを外さなければ出来ない作業もあります。
タンク内部部品交換作業(脱着有り)って主に何を交換するの?
タンク内部部品交換作業(脱着有り)でよく作業するのが、密結パッキンの交換です。
タンクと便器の間にあるパッキンで、劣化するとタンクから便器に排水される水が便器の中にすべて流れず、タンクの真下あたりに漏れる状態になります。
密結パッキンは排水を止める部品なので給水のように常時圧力がかかっているわけではないのでなかなか劣化することはないですが、劣化したまま放置しているとかなりの量の水が漏れ出るので早急に修理が必要です。
密結パッキンの他にもオーバーフロー管(サイフォン管)や密結ボルトの交換もタンクを外して作業しなければなりません。
サイフォン管は基本交換することがありませんが、INAX製のトイレタンクではサイフォン管が折れていることがあり、タンクを外して新しいサイフォン管に交換することがあります。
また、密結ボルトはタンクと便器を固定するためのボルトですが、タンクの底に密結ボルトは取り付けられています。
密結ボルトとタンクの間にはパッキンが入っていて、このパッキンも劣化しますので劣化するとタンクの下に水漏れを起こすようになります。
まとめ
タンク内部部品脱着作業(脱着有り)とは書いて字のごとくトイレのロータンクを外してする作業になります。
上に書いていないことでも、タンクを外してする作業であれば、タンク内部部品脱着作業(脱着有り)の料金が適応されます。