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この記事ではトイレの詰まりをローポンプを使って解消する方法について解説しています。
今回の症状は「数日前からトイレの水の流れが悪くなった。水が流れないことはないですがかなり時間をかけて流れていきます。」とのことでした。
実際に伺ったお客様宅での作業風景と共に解説していきますので、似たような症状でお困りの方は是非最後までお読みいただき参考にしていただけますと幸いです。
今回の記事ではアサダ製のローポンプスーパープラス、カンツール製のバリュー・PONTAなどを使用したトイレつまり解消方法となります。
「ローポンプ」がメジャーな通称となりますので、この記事ではこのような形状のものをローポンプと表記しています。
それではまずは原因について調査していきましょう！
※この後汚水が写っている画像が出てきます。苦手な方はブラウザバックしてください。
※修理方法を教えて欲しいというお電話が増えておりますが、電話は修理受付窓口に繋がりますので修理方法についてはお伝えしておりません。
※ご自身で修理が難しい場合はお近くの水道修理業者までご依頼ください。
目次
ローポンプを使ってトイレの詰まりを解消する前に現場調査
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
現場のトイレにはTOTO製のネオレストが設置されていました。
そして、この便器が詰まっているとのことですので便座の蓋を開けて確認します。
便座を蓋を開けるとトイレットペーパーが流れずに残っていました。
次はどれくらい詰まっているのか確認するために水を流してみます。
水を流してみると便器の中の水位が上がってきました。
そしてしばらく見ていましたが、全然水位が下がりませんでした。
結構しっかりと詰まっていますね。
念のために屋外にある桝の中も見てみましたが排水管が詰まっているようではなかったので、便器の中で何かが詰まっていると思われます。
お客様曰く異物は流していないとのことでしたのでローポンプを使用して詰まりを解消しようと思います。
それでは次項からローポンプを使用してトイレの詰まりを解消する方法について解説していきます。
是非最後までお読みください！
ローポンプを使ってトイレの詰まりを解消する方法
それではローポンプを使用してトイレの詰まりを解消する方法について解説していきます。
まずは便器に水を流してある程度便器に水を溜めます。
ここに溜める水の量が少ないと威力が出ないので水が溢れない程度に水を溜めてください。
次にローポンプ便器の中の排水口にグッと当てます。
排水口にローポンプを当てたら排水口からローポンプが外れないように抑えながらレバーを引きます。
レバーを引いたらレバーを押します。
これを何度も繰り返します。
レバーを引くときは特に注意点はありませんが、レバーを押すときは力強く押してしまうと水が跳ねたり、ローポンプから漏れ出てきたりします。
ですので、押すときはゆっくりと押してください。
ローポンプはレバーを引くことで詰まっているものを引っ張って詰まりを解消する道具ですので、押し出す道具ではありません。
引くことに集中して作業してください。
何度かレバー押し引きすると感覚が軽くなるタイミングがあります。
感覚が軽くなると詰まりが抜けた合図になりますので、便器の排水口からローポンプを引き抜いてください。
ローポンプを引き抜いて便器の中に溜まっていた水が流れることを確認してください。
もし、まだ流れないとか流れが悪い場合は再度作業してください。
流れが悪いけど水位が減って作業ができないという場合はトイレットペーパーを流してわざと詰まらせてください。
ローポンプはしっかりと詰まっていないと威力が発揮できないので、水が流れてしまうのであればわざと詰まらせて再度作業してください。
ちなみにですが、この現場では外にある桝からどのようなものが流れてきたか撮っていますので確認します。
桝の中ではトイレットペーパーの塊が流れてきていました。
今回の詰まりの原因はトイレットペーパーだったようですね。
つまりを抜いたら次はちゃんと水が流れるようになったか確認します。
何度か水を流して水が便器の中で溢れてこなければトイレットペーパーを丸めたものを流します。
トイレットペーパーを流しても水が溢れてこなければ無事にトイレつまりが解消されています。
お疲れさまでした！
ローポンプを使ったトイレの詰まり解消後
最後までお読みいただきありがとうございます。
筆者なりにわかりやすく修理方法について解説しましたがいかがでしたでしょうか？
同じような症状でお困りの方のお役に立てるように記事を書きましたので、参考にしていただければ幸いです。
もしわかりにくい部分などがあるようでしたら似たような記事を書かれている他のサイトもあると思いますので、そちらも参考していただけますと幸いです。
また、誰にでもわかるようにこの記事は書きましたが、それでもご自身で修理するのに不安がある方は水道修理業者にご依頼ください。
対応地域は限られていますが、弊社も水道修理業者ですので対応エリア内であれば修理いたしますのでご連絡いただければと思います。
お気軽にお問い合わせください
