水道修理の中でトイレのつまりは最も回数が多い修理です。
一生のうちに何度も依頼することがあるかもしれません。
そんなトイレのつまりでの業者選びって大変ですよね。
特に初めて業者に依頼することを検討されている方からすればどの業者も同じようなこと書いているし正直どこに頼んでも一緒じゃない?と思われているかもしれません。
そこで今回はその業者選びに失敗したくない方の為に詳しく書いていきたいと思います。
目次
トイレのつまり修理の料金が安い業者の探し方を解説します
結論から申し上げますとトイレのつまりの料金が安い業者はそんな簡単には探せません。
なぜ簡単に探せないかと言うと目立っていないからです。
例えばインターネットで色んな言葉で業者を探したとします・
「トイレ つまり 地域名」「トイレ つまった 近くの業者」などなど調べる言葉は人それぞれです。
こんな感じで調べたときどうでしょうか?大手さんもしくは同じような業者ばかり出てきませんか?
料金が安い業者もインターネットの中にいるのはいるのですが、目立たないので検索に出てこないのです。
ではなぜそのようなことになるのか。それを踏まえた上でどのように探したらいいのか。について解説していきます。
料金が安い業者を簡単に探せない理由
簡単に説明すると、広告宣伝費が足りません。
広告費がしっかりと出せる大手の水道修理業者は広告宣伝をしっかりとしているので、皆さんの目に留まります。
広告宣伝費の「広告」とは具体的にはテレビCM、リスティング、マグネット、看板、雑誌などに載せる広告や電車やバスのつり革広告などがあります。
あげだすとキリがありませんが、主に上記のようなものがあります。
最近ではSNSやYouTubeでも広告を出せます。
広告を出すことができれば目立ちますが、その分費用がかかります。
この費用をかけることができない業者は、目立たないのでなかなか見つけることができません。
広告費が出せない業者の探し方
広告費を出せないといっても1円も出せないわけではないので探せばどこかにはいるはずです。
根気よく探すことが料金が安い業者を見つけるための近道といってもいいと思います。
料金が安い業者を探しやすい方法を3つ紹介しています。
この方法で探せば料金が安い業者を探すことが出来ると思います。
方法1:インターネット検索
今では当たり前となったインターネットでの検索です。
「インターネットで検索しても見つけれないよ?」と思われる方もいらっしゃると思います。
そう思われる方はちゃんと2ページ目以降も見ていますか?
インターネット検索は1ページ目だけが全てではなく、2ページ目以降も見ることでいつもと違う景色が見えるようになります。
ただ、ここで気を付けていただきたいのは「広告」ではなく、「自然検索」で探さなければなりません。
インターネットに詳しい人は「リスティング広告」ではなく「自然検索」から業者を探しています。
リスティング広告はページ最上部や最下部に「広告」と書かれたものです。
もちろん「広告」が全て悪いとは言えず、中には低価格で作業してくれる業者さんもいらっしゃいます。
ただ、最初に書いていますが広告には費用がかかっていますのでその費用を回収しようと思うと料金を上げざるを得ません。
そのことを考えるとできるだけ費用をかけていない業者さんを探すことは重要です。
根気よく探しましょう!
方法2:グーグルマップ
最近ではグーグルマップで業者やお店を探す人も増えてきていると思います。
グーグルマップはただの地図ではなく、地図上にお店の情報を載せています。
お店の情報の中には店舗の写真やどのようなサービスがあるか、料金やクチコミまであります。
近くの業者を探すにはもってこいのツールとなっています。
そしてこのクチコミ機能がすごいので紹介しておきます。
従来のクチコミはさくらが多い、信用できないイメージですよね?
しかし、グーグルマップのクチコミはグーグルマップ側が不審だと思われるクチコミを削除します。
もちろん100%さくらはないとは言い切れませんが、それでもかなり数は少ないと思います。
グーグルマップのクチコミはかなり信用できると私は思っています。
方法3:エキテン
昔からあるツールでクチコミ比較サイトの元祖といっても過言ではないエキテンさん。
地域のお店のクチコミを見れたり、ランキング形式で表示してくれていますのでとても業者を探すには便利です。
ただ、最近ではクチコミはさくらが多いと言われていますよね。
なのでクチコミを嫌ってエキテンさんを信用しない方も増えてきていると聞いたことがあります。
ですが、それでも登録しているお店や業者の数は多いので業者を探すツールとしての機能は素晴らしいものがあります。
エキテンさんで業者を調べて、その業者のホームページを見て判断するといった使い方もいいかもしれない。
方法4:紹介
親や兄弟、友人、知人などに聞いてみるという方法もあります。
過去に作業をしてもらった方が「いい業者さんいるよ!」と紹介してくれることがあります。
ほとんどの方は料金相場がわからないこともあってなかなか業者にいい印象を持たれていないことがあります。
その中で人に紹介できるほどの業者となると、かなりいい印象の業者ということになります。
紹介してくれた方が同じような症状を修理してもらったことがある場合は料金について聞くこともできます。
ぜひ一度身の回りの方に聞いてみてください。
どの業者も同じようなことを書いている
色んな方法で調べたけど、どこの業者も同じようなことを書いている…と思われた方は多いと思います。
修理という業種ですから、「見てみないとわからない」「やってみないとわからない」というのが本音になりますので、どこも同じようなことしか書けないのです。
例にはなりますが、「急に天井から水が漏れてきた」という症状があったとします。
この症状に料金をつけることが出来ますか?原因がわからないのに料金はつけれませんよね?
天井を破らないといけないのか、原因は給水管・給湯管・排水管のどれかなのか、そもそも天井に配管はいるのか、雨漏りの可能性は?などといったことになります。
現場によって料金が変わってしまうのでどこも同じように書くしかないのです。
原因がわかった場合は?
原因がわかっていたらどうでしょうか?
「トイレに紙を多く流してつまった。ローポンプ作業をしてほしい。」といった内容であればローポンプ作業の料金になりますよね?
何千件、何万件と修理の経験がある作業員ですから、原因さえわかればどんな作業をすればいいのかわかることがほとんどです。
オペレーターの方だとわからないかもしれません。
ですので、電話した業者に「料金についてはわからない。」とか「作業員に聞いてほしい。」と言われたら作業員に直接聞いてみましょう。
それでもはぐらかすようだったら警戒する必要があるかもしれません。
原因が分かっている場合、最低でも「○○円~○○円程度の料金で修理できるのでは?」と言う業者さんは良心的な業者だと思います。
料金が安い業者の基準とは
ここまで色々と書いてきましたが、結局料金が安い業者ってどこよ!と思われている方もいると思います。
ですが、私が「どこどこは安いよ」なんてことは言えません…
なのでもう少し嚙み砕いて解説します。
表に見える情報も大事ですが、もっと大事なことは想像力を働かせて見えていない情報について考えることだと思います。
料金はどうやって決まるのか?を想像してみてください。
なんとなくで料金は決まっておらず、料金を決める「何か」が必要ですよね?
その「何か」とは会社を維持するもしくは発展させるためにはいくら必要かです。
かなり大まかになりますが、水道修理の会社を維持するためには、店舗、車、人、工具、(広告)が必要です。
ここから算出した費用から料金が決まります。
維持するために必要な費用の中から「広告」「人」について少し詳しく書きます。
広告費
この記事の序盤にも書いていますが、広告費をあまり出していない修理業者は料金が安い可能性があります。
広告を出していないからといって必ず安いわけではありません。
逆のことを言うと広告を出しているということは料金を安く出来ないのです。
広告費とは皆さんが想像するより高いものです。
その広告費を含んだ料金が安いというのは現実的に考えずらいのです。
ですので、料金表に低料金を書いている業者は怪しいです。
人件費
料金が高くなる要因として人件費も考えられます。
社長が一人ですべての作業をしているような会社は一人分の給料でいいのですが、オペレーターや事務作業員、管理職、取締役、などなどがいるような会社ではどうでしょうか?
作業員一人がもらってくるお金で何人の人の給料を払わないといけないのでしょうか?
以上のことを考えますと、作業員以外の従業員が多い会社の料金は高くなってしまうと考えられます。
逆に作業員の比率が多い会社はそこまで稼いでこなくてもいいので、料金を高くする必要はありませんよね。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
まとめると「根気よく納得いくまで探す」が安い業者の探し方になります。
手当たり次第に電話して料金について問い合わせするのも一つだと思います。
どのような方法をとるにしても、時間がかかりますので根気よく探してみてください。
もし、業者を探してみたけど良さそうな業者が見つけられなかったという方は一度ご自身で修理されてみてはいかがでしょうか?
インターネットで直し方を探して、一通りやってみるのもいいと思います。
一度やってみてダメだったら修理業者に頼ってみるのもいいと思います。