尼崎市武庫之荘のトイレのつまりのご依頼を受けました。
ご依頼内容ですが、「トイレがつまっているみたいで、水が流れず溢れてくるみたいなので直してほしい」とのことでした。
依頼主様はお伺いするお宅の方ではなく後見人の司法書士の方からのご依頼でした。
どうも修理するお宅の方は認知症でトイレがつまっていることがわからないとのことでした。
トイレのつまりは出入りしているホームヘルパーの方が発見したみたいで後見人の方に連絡したみたいです。
【施工事例の続きを読まれる方はこのままスクロールしてお読みください。】
【トイレつまりの解消方法・修理方法をご覧になられる方は下のリンクから修理方法をご覧ください。】
・トイレつまりの「3つの直し方」【完全版】。原因と対策も解説。
目次
認知症の方のお宅でトイレつまり修理依頼【現場確認】
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
めちゃめちゃ便器に水が溢れていますね。
しかも色がついています。
現場確認をしているときは近くに後見人の方がいらっしゃったのでお話を聞いてみると「ご本人はトイレが詰まっていることを理解していません。なので詰まっている状態でトイレを使用してしまうみたいです。」とおっしゃっていました。
なるほどなるほど。
これはえらいこっちゃですね。
しかも、何が詰まっているのかもわからないとのことでしたので、最悪便器を外したりしないといけないかもです。
まあ、あーだこーだ言っても仕方ないのでとりあえずローポンプを使って詰まりを解消できるかやってみましょうか!
ローポンプによるトイレつまり解消作業
まず、紙つまりの可能性が一番高いと思われましたのでローポンプを使って作業をはじめました。
ほとんどのトイレつまりはトイレットペーパーと便がつまっていることがほとんどです。
なので何がつまっているのかわからない場合はローポンプで作業を開始するのが順当です。
ローポンプを便器の中の排水口に差し込んで、シュポシュポしてみます。
シュポシュポした感触ですが、めちゃめちゃ固いです。
これはがっつりつまっています。
でも、異物詰まりのような感覚ではなくて大量にトイレットペーパーが詰まっているような感覚だったので、このまましつこくシュポシュポしてみました。
すると
詰まりが抜けたので、確認の為に何度か水を流します。
水は問題なく流れたので、最後にトイレットペーパーを流して確認します。
まだ詰まりが残っている場合は、この流すトイレットペーパーが引っかかって再度溢れるはずです。
トイレタンクから水を流して、排水がちゃんとされるか確認しましたが、問題なく流れていきました。
よかったよかった。
最後にホームヘルパーさんと後見人の方に確認してもらい、これにて作業完了です!
作業後
いやはや無事に作業が終わってよかったです。
作業開始前に後見人の方から「もしかしたら家に入るのを拒否されるかもしれない」と言われていて、後見人の方も何度か拒絶された事があったみたいです。
今回はすんなり入れてもらえてよかったです。
もし拒絶されていたら何日かかるかわかりませんからね。
あと、今回はヘルパーさんや後見人の方が立ち合いしてくれたのでいいですけど、たまに立ち合いなしで現場に向かわされるときがあるんですよ。
このときはもうドキドキですよ。
現場に行ったはいいですけど、「依頼した覚えはない」とか「帰れ」とか言われたら困っちゃいますからね(笑)
認知症の方のお宅の作業はお受けしていますけど、可能でしたら毎回立ち合いしてほしいと常々思う今日この頃でした。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+ローポンプ作業5500円=合計8800円です。