キッチンの蛇口K876JV-1-HBの根元から水が漏れてくる症状をパッキン交換で修理しました【西宮市での蛇口水漏れ修理】

2024年12月22日

西宮市松原町でキッチンの蛇口の水漏れ修理のご依頼がありました。

ご依頼内容ですが「キッチンで水を使うと蛇口の根元から水が漏れてくるようになりました。洗い物が終わるころにはびちゃびちゃになってしまいます。今は毎回漏れた水を拭いていますが面倒なので修理をお願いしたいです。」とのことでした。

根本からの水漏れは放置すると厄介ですから早急に修理が必要です。

理由は後程説明しますので、まずは早急に現場確認です!

キッチンの蛇口K876JV-1-HBの根元から水が漏れてくる現場に到着

現場に到着後、キッチンの蛇口を見せてもらいました。

現場の蛇口

この蛇口の根元から水漏れしているようですね。

水を出して確認です!

吐水

ちょっとの間水を出してから根本を見てみました。

水漏れ箇所

画像ではわかりにくいかもしれませんが、蛇口の根本に水が溜まっています。

かなり量が多いわけではないですが、じわじわと漏れているようです。

水漏れ箇所の確認ができたので、お客様に説明して作業開始です!

ちなみに今回の水栓品番ですが

品番が書かれたシール
取扱説明書

SANEI製のK876JV-1-HBでした。

擦れて品番が消えかかっていましたが何とか読めたので部品の調達はできそうです。

K876JV-1-HBのパッキン交換作業

それでは作業開始です!

今回は水栓を分解してパッキンを交換します。

まずは止水をしてレバー、カバーナット、カートリッジを取り外します。

分解中

分解中に内部に溜まっていた水がかなり出てきましたが、これは後で拭くのでこのまま作業続行です。

次はスパウトを取り外します。

スパウトの取り外し後

スパウトを外したら次はパッキンを取り外します。

取り外したパッキン

取り外したパッキンを見てみるとかなり細かくケバケバとしていました。

画像ではわかりにくいですが、劣化していることは間違いないようです。

次は新しいパッキンを用意します。

新しいパッキン

新しいパッキンにグリスを塗って水栓本体に取り付けます。

水栓本体に取り付けた

パッキンの交換ができたので後は水栓を元の状態に戻します。

元に戻した

蛇口を元に戻したら水を出して根元から水が出てこないか確認します。

吐水
蛇口の根本

かなりしつこく長めに水を流して確認しましたが、根元から水が漏れてくることはありませんでした。

今回は分解しているので他の箇所からも水漏れする可能性がありますので、他の箇所も念入りに確認しましたがこちらも特に問題はありませんでした。

ふぅ。

これにて作業完了です!

K876JV-1-HBのパッキン交換作業後

作業後はお客様にも確認していただき、現場を離れました。

今回はパッキンの交換で直ってよかったです。

稀にパッキンを交換しても水漏れが直らないことがありますからね。

そういえば根元からの水漏れを放置すると厄介ということについて説明していませんでしたので説明しますね。

根本からの水漏れを放置すると蛇口の裏に溜まった水が回り込んでしまうんです。

この回り込んだ水が水栓を固定している当て木を腐らせたり、シンク下に落ちることで収納スペースの中の木を腐らせてしまうことがあります。

当て木が腐ってしまうと当て木を作成し直さないといけなくなります。

そうなると費用が結構するので、できればそうなる前に対処したいところです。

この記事をお読みの皆様の中で今回と同じような症状でお悩みの方はできるだけ早めに修理してあげてくださいね!

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約30分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+カートリッジ交換(内部分解)作業6600円+材料代1100円=合計11000円です。

※材料代は当時の価格です。

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店長 葛西 代表
合同会社レオンメンテナンス代表の葛西です。 水回りのトラブルに役立つ解説を書いています。 是非ご参考ください!
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