伊丹市昆陽南でキッチンの蛇口交換のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「自分でキッチンの蛇口を交換しようと水栓本体を用意したんですけど、いざやってみようとしたら蛇口に繋がっている配管が見つかりませんでした。壁の中に配管が隠れているのかもしれないのですが、この状態では自分ではできません。水栓本体の交換をやっていただきたいのですが可能でしょうか?」とのことでした。
配管が隠れているですか…
もしかしたらバックパネル(点検口)がなくて配管が隠れているかもしれませんね。
ただ、蛇口には色々種類がありますから電話口ではなかなか判断ができません。
これは現場で確認する必要がありますね!
現場に急行して確認しましょう!
目次
配管が隠れて見えない現場に急行
現場に到着後、キッチンを見せてもらいました。
水栓本体は磨かれているみたいでかなり綺麗ですね。
美しい!
いやいや、そんなことよりも確認ですね(笑)
交換前に一応どこから漏れてきているのかも聞いてみました。
お客様に聞いてみると水を出すとスパウトの根元から水漏れするようです。
次に問題の配管を確認しましょう!
シンク下を確認してみると確かに配管が見えない状態でした。
そしてバックパネルがありませんね。
これでは中を確認することができませんね。
後で壁を開けて確認しましょうか。
その前に一応今回の水栓の品番ですが
KVKのKM557Gでした。
それでは作業にはいりましょう!
キッチン水栓本体交換及びバックパネル作成作業
まずはシンク下の壁を開けていきましょう!
電動工具を使うと木くずが飛び散りやすいので、掃除機で木くずを吸いながらノコギリを使ってゆっくりと開口しました。
中を見るとフレキ管がありました。
正直このときの心の中は喜びで満ち溢れていました(笑)
なぜなら、2ホールの水栓は塩ビや銅の配管を直接水栓に接続していることがあるんですよ。
その場合は配管を切ったりやり替えたりとまあまあ大変なんで正直やりたくないんですよね(笑)
それに別で費用も発生するので、お客様負担になりますから、そのことを考えてもフレキ管で接続されていて安心しました。
本当によかったよかった。
フレキ管が見えたので、蛇口本体を外していきましょう!
ただ、写真では一瞬で取り外せていますけど、これがかなり時間がかかりました…
なんと蛇口本体を固定しているナットが錆びて固着していました…
このナットを取り外すだけで約30分はかかっちゃいました。
時間がかかって申し訳ないですね…
気を取り直して作業の続きですね!
蛇口本体を取り外したら新しい本体を取り付けます。
ちなみに今回お客様がご用意した水栓の品番ですが
KVKのKM5091Tです。
見た目も機能もほぼ一緒ですね。
ナイス判断ですお客様!
新しい蛇口の取り付けしたらフレキ管を接続してきます。
フレキ管の接続ができたら通水して水栓から水を出します。
吐水したら、配管が見えているうちに接続部分などから水漏れがないか確認します。
私はやらかしたことないですが、水栓を交換したときは接続部分から水が漏れることがあります。
なので、しっかりと確認しておきます。
今回も特に水漏れは確認できなかったので、最後にパネルを作成して穴を閉じます。
開けた穴をバックパネルで閉じたらこれにて作業完了です!
作業後
作業後はお客様にも確認していただきました。
「自分ではできなかったのでとても助かりました。これからは点検口があるので自分でも交換ができると思います。ありがとうございました!」と大変喜んでもらえました。
キッチンの奥に配管が隠れてしまうようなタイプのものはだいたいバックパネルが元から設置されているのですが、今回のように何もないこともあります。
そうなると今回のように点検口を作ってバックパネルで塞げば大丈夫です!
工具さえあればできることですので、ぜひ皆様も同じような状態でしたらチャレンジしてみてください!
もし、ご自身で作業するのが怖いなどがあればお近くの水道屋さんにお願いしてもいいと思います。
バックパネルの作成のみは受け付けてくれないかもしれないので、今回のように初回だけ水栓交換もセットでやってもらってもいいと思います。
これで以降はご自身で水栓交換出来ますからね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約1.5時間かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換作業費(台付)13200円+バックパネル作成費(材工共)5500円=合計22000円です。