尼崎市昭和南通で蛇口の根元から水漏れがあると修理依頼がありました。
ご依頼内容ですが「キッチンの蛇口の根元から水漏れがあります。水を出しているときに水漏れするようです。使っていないときは特に漏れているようには見えません。賃貸マンションなのですが対応していただけますでしょうか?」とのことでした。
今回のご依頼者様はマンションのオーナーさんのようで、その一室の修理をお願いしたいとのことでした。
もちろん賃貸物件でも対応可能です!お任せください!
それでは現状を確認するために現場に向かいましょうか!
目次
キッチンの蛇口の根元から水漏れがある現場に到着
現場に到着後、キッチンを見せてもらいました。
ちなみにですが、オーナー様には立ち合ってもらっています。
どのような処置をするのかなど説明も必要なので、今回のような賃貸の場合は可能であればオーナー様の立ち合いをお願いしています。
もちろん遠くに住まわれているなどで立ち合いが難しい場合は電話でやりとりしますのでそれで説明します。
話がそれましたね。現場確認の続きをしていきましょうか(笑)
吐水して水漏れ箇所を確認してみます。
レバーを上げて吐水していると蛇口の根元(スパウトの根元)から水漏れが確認できました。
なるほど。ここからの水漏れですか。
次に品番を確認していきましょう。
水栓品番はKVK製のKM5111TCLでした。
品番も残っているので部品の調達はできそうですね。
ただ、長い目でみると部品修理する方がいいのか微妙ですね。
正直水道屋としては水栓本体交換の方がいいと思っていますが、最終判断はオーナー様にしていただかないといけませんから、説明だけきちんとします。
説明の結果は水栓本体交換となりました。
なぜ本体交換の方がいいのかは後で説明しますね。
それでは作業にはいっていきましょう!
KM5111TCLから他社製のワンホール混合水栓に交換
まずはシンク下のアングル止水栓を締めて水を止めます。
水が止まったことを確認出来たらホース類を外していきます。
ホース類を外したら蛇口本体を外します。
蛇口本体を取り外したら取付穴の周りを綺麗にします。
ここは汚れなどがついているので蛇口を取り外したタイミングで綺麗にしておきます。
まあ正直また新しい蛇口をここに取り付けるので汚れは隠れるんですけどね(笑)
でも、汚れたままだと気分がよくないですから綺麗にすることはいいことですよね!
さて、取付穴の周りを綺麗にしたら蛇口本体を固定しましょう。
新しい蛇口を固定したらホース類を取り付けていきます。
全ての取り付けができたら止水栓を開けて通水・吐水します。
問題なく吐水が確認出来たら、シンク下の接続部分から水漏れがないか確認します。
今まで漏らしたことはないですが、何かを交換した時は漏れやすいので念入りに確認します。
しつこく確認しましたが、水漏れは確認できませんでした。
よかったよかった。
これにて作業完了です!
作業後
さてさて、それでは部品交換ではなく本体交換の方がいい理由を説明していきます。
これはもう単純で、修理を重ねると本体交換するより費用がかかるからです。
蛇口のどこかから水漏れしたってことは他の箇所からも水漏れし始める時期です。
ということは近い期間で何度も何度も修理をしないといけません。
何度も修理をするってことはそれだけ費用がかかりますよね。
今の蛇口って安いので、何度も費用をかけるくらいなら本体交換した方が安いってことになるんですよ。
あと、どうしても修理できない場所からいつか必ず水漏れします。
それがいつかはわかりませんが、必ず本体交換しないといけないときがきます。
それなら、この記事のようなタイミングで蛇口本体を交換した方がいいですよね。
ということで今回は本体交換で対応しました!
皆さんも水漏れでお困りの際は水栓本体交換も検討してみてくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換(ワンホール)13200円+材料費11000円=合計27500円です。