トイレ(SH391BATV)に子供がペーパータオル流して詰まってしまったと依頼がありました【西宮市でのトイレつまり修理】

2021年8月23日

西宮市上ヶ原でトイレのつまり修理のご依頼がありました。

ご依頼内容ですが「子供がトイレにペーパータオルを流したようなんです。昨日のことなんですけど、水を流すと溢れそうになっていて時間が経つと流れるみたいなんです。時間が経つと便器の中の水が全てなくなっているので使えなくはないとは思うんですけど修理した方がいいですか?必要だったらお願いしたいです。」とのことでした。

時間が経つと水が流れると言っているのは毛管現象だと思います。

詰まっているペーパータオルが水を吸って、ゆっくりと水を流しているのだと思われたのでその説明もしておきました。

あと、症状からするとペーパータオルが便器内で詰まっていると思われました。

以前も同じような修理を経験したことがありましたが、その時は便器を外したところにペーパータオルがつまっていました。

・施工事例 ペーパータオルを流してつまったトイレ(SH30BAK)を修理しました【尼崎市でのトイレつまり修理】

今回も同じパターンだと思いましたがもしかしたらローポンプで直せるかもしれません。

これは現場次第ですけどね。

ということで現場に急行しましょう!

トイレの水が溢れそうになっている現場を確認

現場に到着後、つまっているトイレを見せてもらいました。

つまっているトイレ

「昨日から水を流していない」とお客様が言うものですからもしかしたら流れるかもしれないので私が現場に到着する前に、水を流してみてくださいと伝えておきました。

流した結果つまったままだったようでばっちり溢れていますね。

溢れたトイレ

ちなみに電話を切ってからすぐに流したそうなので40分ほどこのままだそうです。

TOTOのSH391BATV

品番はTOTOのSH391BATVです。

つまった原因と関係はありませんが施工事例なのでこのトイレでつまってますと報告しておきます(笑)

現場の確認はできたのであとはやってみるしかありませんね。

お客様に説明して作業にはいりました!

便器内のつまり解消作業

まず、お客様が言うには、トイレの中に置いてあるペーパータオルをお子さんが流したようでそこからトイレが流れなくなったようです。

なのでペーパータオルが原因の可能性が高いです。

ペーパータオルホルダー
流したと思われるペーパーと同じもの

ペーパータオルが原因だと便器を外さないといけないかもしれません。

以前もそのような現場にあたりましたからね…

外さずにローポンプで流れたらいいんですけど…

ローポンプ作業で解消できるかやってみる

というわけでまずはローポンプで流れたらいいなと希望を持って作業していきます!

ローポンプ作業

原理はラバーカップと一緒なんですけど、ラバーカップよりも威力が強いのでプロはこれを使っています。

で、ローポンプ作業の結論から言いますがダメでした…

紙つまりだったら物が動いているような当たっている感覚があるんですけど、全くなくて…

ただ水が動いているだけって感じの感覚でした。

動画を見てもらえるとわかりやすいと思いますけど、全く手ごたえがありません。

これは便器を外さないとですね…

便器脱着作業でペーパータオルを取り出す

さて、ローポンプがダメだったので便器を外して直接ペーパータオルを取り出すことにしましょう!

まずはタンクと便器に溜まった水を抜き取って便器を外せる準備をしていきます。

便器に溜まった水を抜く

これしているときにたまに紙くずとか便を一緒に吸い込んでしまうことがあるんですよ。

そうするとシュポシュポの中につまってしまって壊れちゃって使い物にならなくなっちゃうんです。

一応それも想定して予備は用意しているんですけど、予備まで壊れたらどうしようって焦ります(笑)

シュポシュポが壊れるだけで作業が止まって買いに行かないといけませんからね。

まあそんなことはどうでもいいですね。作業の続きにいきましょう(笑)

水を抜いた便器

便器の水を抜いたらタンクを外していきます。

タンクは陶器でできているので慎重に運びます。

タンク取り外し後

タンクが取り外せたら便器を固定しているネジを外して持ち上げます。

排水管

便器を外すと排水管があるのでその中を確認しましたが、こちらには何もなかったです。

ここになかったので便器の裏を覗いて確認します。

便器の裏側

あれ?

何もない?

これはまずいんじゃないのか?排水管の中でつまっているんじゃないのか?えっと、高圧洗浄とか嫌ですけど…

とか思いながらしっかりと便器の裏を見ると、写真ではわからないほどの小さなペーパータオルを発見しました!

それを慎重に掴んで…

取り出したペーパータオル

無事に取り出せました!

写真に写っていないものもありましたけど、なんとか全て取り出せました。

よかったよかった…

あとは便器を元に戻して排水確認をするだけです。

便器を戻した

便器を元に戻せたので、ドキドキの排水確認をしていきましょう!

動画では一回しか排水確認していませんが、5回ほど排水確認しています。

私、小心者なもんで作業後にお客様から「直ってないじゃないか!」って言われるのが嫌で嫌で…(笑)

自分が納得するまで確認しています。

この5回ほどの排水確認のうち2回ほどトイレットペーパーを丸めたものを流しています。

トイレットペーパーを流すことで排水経路に引っかかりがあった場合、また水が溢れてくるので確認しやすいんです。

何度も排水確認して問題がなかったのでこれにて作業完了です!

作業完了後

今回も無事に修理完了しましたね。

あれくらいのペーパータオルだったらローポンプで抜けると思ったんですけどだめでしたね。

しかも固いペーパータオルじゃなくて柔らかいタイプだったので尚更流れると思ったんですけどね。

不思議なもんです。

ちなみに動画でやっている作業は途中から撮ったもので実際は10分ほどローポンプ作業をしています。

なかなかしつこいでしょ?(笑)

なんていってもローポンプで直ると思っていましたからね。

まあ結果ローポンプはだめでしたけど、なんとかトイレのつまりを解消できてよかったです。

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約1時間かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+便器脱着作業29700円=合計33000円です。(ローポンプの費用はいただいていません)

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店長 葛西 代表
合同会社レオンメンテナンス代表の葛西です。 水回りのトラブルに役立つ解説を書いています。 是非ご参考ください!
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