蛇口が水漏れしたのでコーキングで直そうとしたけどダメだったと修理依頼がありました【尼崎市での蛇口交換作業】

2021年7月22日

尼崎市武庫元町で蛇口の水漏れが原因の蛇口本体交換のご依頼がありました。

ご依頼内容ですが「マンションオーナーしているものなのですが、貸出中のマンションの蛇口から水漏れすると入居者から言われて漏れている箇所にコーキングを塗ったんですけど水漏れが直らなかった。コーキングを塗ったんで修理は無理やと思うんで蛇口の交換をお願いしたい。」とのことでした。

なかなか痺れる内容の修理依頼ですね(笑)

まあ初めから蛇口交換してもいいと思っているんでしたら何してもいいですもんね。

さあどこにコーキングを塗ったのか気になりますね。

それでは現場に急行して確認しましょう!

尼崎市武庫元町の現場に急行

現場に到着後、キッチンを見せてもらいました。

現場の水漏れしているキッチン

なんだかすごい蛇口の周りに水がありますね。

これは水漏れのせいなのでしょうか?

MYM

見えにくいですが蛇口の根元にMYMと書かれていました。

MYMと書かれているってことはかなり前の蛇口ですね。

水漏れしても仕方ないですね。

コーキングしている箇所

そして写真の蛇口の根元の白い部分がコーキングしたところみたいです。

私の想像では蛇口に一周コーキングしているのかと思っていました。

蛇口の水を流しながら確認すると若干水が漏れてきたことは確認出来ました。

やはりこのコーキングしているあたりから水漏れしているようですね。

ではご依頼通り蛇口の交換をしていきましょう!

キッチンの蛇口を交換

まず止水ですが、今回はキッチンの下にアングル止水栓がなかったので水道メーターの近くにあるバルブを締めて止水しました。

キッチンシンクの下

止水を確認したら保温材をめくって配管をむき出しにしました。

給水・給湯の配管

配管をむき出しにしたら配管を切って逆止弁を外します。

今回は配管が銅管だったのでパイプカッターで切ってしまいました。

逆止弁の取り外し

逆止弁が取り外せたら蛇口本体を取り外します。

蛇口本体の取り外し

蛇口を取り付けていた取付穴の回りは基本汚れています。

蛇口を交換するとき以外は隠れているので掃除ができないから仕方ないんですけどね。

なので交換するついでに取れる汚れをできるだけきれいにとります。

取付穴の回り

取付穴の回りをきれいにしたら先に蛇口本体をシンクに固定します。

新しい蛇口の取り付け

新しい蛇口をシンクに固定したら、逆止弁とホースを取り付けます。

給水・給湯を接続

ここまでできたら一旦通水します。

古い部材に新しい部材を取り付けているのでたまにかみ合わせが悪かったりして水漏れすることがあります。

なので一旦ここで水漏れを確認します。

何度か確認しましたが特に問題はなかったので水漏れ確認は完了です!

次にめくった保温材をきれいに切って被せてあげます。

保温材巻き付け

最後に蛇口から水を出してエアー抜きをします。

蛇口から空気を抜いたらこれにて作業完了です!

蛇口交換作業後

実は作業しながら一つ疑問に思っていたことがあるんですよ。

それはなんで保温材が巻いてあったのかってことなんです。

保温材って基本屋外の露出配管に巻くものなんで、室内ではあまり見なんですよね。

配管が凍結することがないので必要ないと思うんですけど、初めにこれを施工した人が親切でやったのかもしれませんね!

あんまり深く考えても答えは出ないような気がするので考えないようにします!

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+混合水栓交換(ワンホール)13200円+材料代11000円=合計27500円です。

※材料代は当時の価格です。

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店長 葛西 代表
合同会社レオンメンテナンス代表の葛西です。 水回りのトラブルに役立つ解説を書いています。 是非ご参考ください!
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