西宮市中島町でトイレ水漏れ修理のご依頼をお受けしました。
ご依頼内容ですが、「便器と床の間から水漏れしている、自分で色々探してみたけどわからないから直してほしい」とのことでした。
よく依頼のある「便器と床の間から水漏れ」です。
ただこの場合は複数原因が考えられるので実際現場で調査しなければ、原因がわかりません。
なのではっきりと電話口で料金が伝えられません。
ですが私は、「調整なら〇〇円で最大でも〇〇円くらいです。多少前後するかもしれませんが、それくらいだと思ってください。」と伝えています。
なので今回もこんな感じでお伝えして、それでも構わないとおっしゃっていただけたので現場に向かいました。
目次
SH221BASの便器と床の間から水漏れで密結パッキンの交換修理をしました【現場を確認】
現場に到着後、トイレ内をくまなく調査しました。
ウォシュレット、止水栓、防露、整流スポンジなどなどを見てみましたが、どこも原因ではなかったのです。
ただタンク下のボルトが濡れていたので、きっとこれが「便器と床の間から水漏れ」している原因だと判断しました。
お客様に作業内容と料金の説明をして、作業に入りました。
作業内容
さて結論から書きますが、今回の原因は密結パッキンの劣化でした。
密結パッキンはトイレロータンクと便器の間にあるパッキンで、これが劣化するとタンクの下から水漏れが起こります。
なので他の箇所に問題がないこと、便器自体が新しいことを見る限り密結パッキン以外に原因がありませんでした。
作業内容ですが、トイレロータンクに給水している水を止水してタンク内の水を流しました。
完全に流しきったらタンクの蓋を外して、タンク下のボルトを外して持ち上げました。
タンクを廊下に出して裏に密結パッキンがついていたので、それを取って新しい密結パッキンに交換しました。
あとはタンクを便器に取り付けて水漏れが直ったか確認しました。
問題なく水漏れが直ったことを確認して一安心…
お客様にも確認してもらい、お客様も一安心…
ふぅ…
作業後
作業後お客様とお話したんですけど、なんとこの便器は5年前に取付されたものらしいです。
劣化するの早くない?
そのときは某大手電気屋さんでトイレのリフォームパックってやつを購入して、トイレをリフォームしてもらったそうです。
そのリフォーム直後からなんだかおかしいなとは思っていたそうですが、使っているうちに気にならなくなってきて、気付いたら床が濡れていたとのこと。
お客様から話を聞いているとなるほどなと納得していく自分がいました。
なんたってトイレがおかしいんだもん!
なんで手締めで締めるボルトが工具を使わないと緩まないのよ!
おかしいでしょうよ!完全に素人がやったってわかるでしょうよ!
そして密結パッキンがぺちゃんこだったんだよ!
普通こんなぺちゃんこにならないよ!
いやすみません、ついつい熱くなってしまいました。
まあなんでこんなことになっているのかと、推測ですが通常に取付したものの水漏れしているのでボルトを工具で締め付けた。
すると水漏れがマシになった、と思われます。
その時に密結パッキンが歪んだまま圧縮されたのでぺっちゃんこになっていると考えられます。
まあ誰が便器を交換してもいいですけど、ちゃんとしてくださいよ。
これを読んでいる方は電気屋さんに依頼するんじゃなくて、水道屋さんに依頼してくださいね。
水のことは水道屋さんですよ。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着有り)9900円+材料代1100=合計14300円です。
※材料代は当時の価格です。