西宮市常磐町でお風呂の蛇口交換のご依頼をお受けしました。
ご依頼内容ですが「お風呂のシャワーヘッドから水がずっと漏れている。シャワーヘッドを交換しても漏れてくるしレバーも空回りしていて水を出せない。修理してほしい。」とのことでした。
今回の施工事例の内容はお風呂の蛇口の交換作業です。
それでは詳しい作業内容を見ていきましょう!
目次
お風呂の蛇口(TMJ40CRV86X)のレバーが空回りする?【現場を確認】
現場に到着後、お風呂を見せてもらいました。
現場にはTOTOのTMJ40CRV86Xがついていました。
詳しい状況をお客様に聞いてみました。
「初めはシャワーから水が漏れているだけだったんだけど、それもレバーをいい位置で止めると水漏れしなかった。それがいい位置で止めることができなくなってきて、ずっと水漏れするようになった。そのまま使っていたら今度はレバーを回す感覚が軽くなって空回りするようになって水が出なくなった。」とのことでした。
このことから考えると切換え弁が故障していてレバーも壊れているかもしれません。
私もレバー動かしてみましたが、シャワーからもカランからも水が出ませんでした。(シャワーからはずっと少量の水が漏れていました)
さて修理方法ですが、結論から言って蛇口を交換した方がいいと判断しました。
理由はいくつかありますが、一番大きな理由は蛇口の使用年数です。
お客様に聞くと使用年数は18年くらいと言っていました。
メーカーが推奨する蛇口の交換目安は10年ですので大幅に超えて使用しています。
他にも理由はありますけど挙げるときりがないので、蛇口の使いすぎってことで蛇口交換した方がいいです(笑)
お客様にも説明して蛇口交換作業にはいりました!
お風呂の蛇口交換作業
お風呂の蛇口を交換する前にまず家全体の水を止水します。
お風呂には個別の止水栓がないので、家全体の水を止めなければなりません。
お客様には水が止まるので使用しないでくださいと伝えて止水しました。
止水ができたら蛇口本体を取り外します。
蛇口本体を取り外したら偏心管を取り外します。
偏心管を取り外したら給水管・給湯管のネジ山をきれいにします。
このネジ山をきれいにする作業を横着すると後々後悔することになるので丁寧に作業します。
なぜ公開するかと言うとネジ山にゴミが残っていると新しい偏心管を取り付けたときにゴミが水漏れの原因になってしまうことがあります。
なのでここで横着すると何度も同じ作業をすることになるので、めんどくさくてもここは丁寧に作業しなければなりません。
ネジ山をきれいにしたら新しい偏心管と蛇口本体を取り付けます。
新しい蛇口を取り付けたら、座金を締めこむ前に通水して水漏れ確認をします。
偏心管の締め込みが悪いと取り付けた部分から水漏れすることがあります。
それを確認するために座金を締めこまずに通水して確認します。
この他の接続部分も水漏れの可能性があるのでしっかりと確認します。
確認ができたら座金をしめて、作業完了です!
お風呂の蛇口交換作業後
しかし18年使えた蛇口ですか。
いい個体にあたったんですね。
物が長持ちすることはいいことですよね。
あたりが悪かったら数年で壊れるものもありますからね。
数年で壊れたら、それこそ蛇口本体交換ではなく部品交換で修理した方がいいです。
部品の供給もしていますし蛇口内部の部品も固着していないでしょうから部品交換がおすすめです。
ちなみにですが部品交換はご自身でされることをおすすめします。
ちょっと部品を変えてもらうだけでも業者に依頼するとそれなりの費用がかかります。
納得できる場合はいいですけどたいていの方は納得されないので部品交換はご自身でされることをおすすめします。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換作業費(壁付)9900円+材料代22000円=合計35200円です。
※材料代は当時の価格です。