尿漏れパッドを流して詰まってしまった現場を修理しました【尼崎市でのトイレつまり修理】

2018年7月17日

尼崎市長洲東通でトイレのつまり修理のご依頼をお受けしました。

ご依頼内容ですが「母が尿漏れパッドを誤ってトイレに流してしまった。シュポシュポをやったり便利屋さんにお願いもしたんですけど、直りません。修理していただけませんか?」とのことでした。

これはなかなか大変そうな依頼内容ですね…

運が良ければローポンプで尿漏れパッドを引っ張り出すことができると思いますが、こればっかりはやってみないとわかりませんね。

ただ色々と手を加えている状態なのでローポンプでは無理かもしれませんね…

まあやってみないとわかりませんから、とりあえず現場を確認してみましょうか!

【施工事例の続きを読まれる方はこのままスクロールしてお読みください。】

【トイレつまりの解消方法・修理方法をご覧になられる方は下のリンクから修理方法をご覧ください。】

・トイレつまりの「3つの直し方」【完全版】。原因と対策も解説。

尿漏れパッドを流して詰まってしまった現場に到着

現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。

現場のトイレ

あら!節水型の便器ですね。

まあ今回のつまりとは直接は関係ないですけど、節水型のトイレは詰まりやすいです。

節水型の便器を使用している方はご注意ください!

いやはや、今回の内容とは関係ないですね(笑)

さあ、調査の続きをしていきましょうか。

便器の蓋を開けた

便器の蓋を開けて中を見てみると茶色い水が溜まっていました。

明らかに水位が高いのでつまっています。

水を流してどれくらい流れないのかも確認します。

水を流した

水を流してしばらく観察していましたが、全然流れません(笑)

がっつりつまっているようですね。

ローポンプで引っ張り出せたら最高なんですけど、出てきてくれますかね…?

まあお客様に説明してやってみましょうか!

ローポンプ作業

さてさて、ローポンプで引っ張り出してみましょうか!

ローポンプ作業

便器に溜まっている水位を上げた状態でローポンプを投入して、作業開始です。

今回は紙や便の詰まりを解消する作業ではありませんので、作業を慎重にしていく必要があります。

今回はパンパンに膨れ上がった尿漏れパッドを引っ張り出さないといけないので、引く方に力を入れていきます。

結構根気強くシュポシュポしていると急に圧力が抜けて、水が流れていきました。

お!これは!まさか!出てきたか!と思いましたが

水が流れた

水が流れただけで、何も出てきていません。

これはややこしいやつですね。

きっと尿漏れパッドの向きが変わったとかで水が流れたんですね。

変に水が流れるようになっちゃうとローポンプでは作業ができません。

ラバーカップもそうですけどある程度水位が必要なんですよね。

ん~とりあえず水を流してどうなるか見てみますか。

水を流した
それなりのスピードで水が流れる
水が流れきって水位が低い

写真を見てもらったらわかる通り、水が完全に流れちゃってローポンプができる状態ではなくなってしまいました。

ちなみに水を流した後にコポコポ音がしていましたから、まだ詰まりが解消されているわけではないです。

いやはや、便器外しますか…

本音を言うと外したくない!(笑)

便器脱着作業

まずは、便器の中に若干溜まっている水を抜きます。

水を抜く

かなり水位が低いので抜く必要があるのか?って感じでしたけど、便器を傾けると水が出てきますからやっぱり面倒ですが少しでも抜いておきましょう。

私は濡れたくない!(笑)

さてさて、水が抜けたら便器を固定しているナット類を外して便器を外します。

アジャスター

今回の便器はリモデル便器なのでアジャスターがついていました。

便器を外したらまずは、便器の裏を覗いてみます。

便器の裏

だいたい、異物が詰まっているときは、ここに異物が引っかかっているんですけど、今回はいないようですね。

ここにいないのは逆に恐怖でしかないですね(笑)

便器側にいないとなると、あとはアジャスターか排水管が詰まっていると判断できます。

アジャスターならいいですけど、排水管だったら最悪ですね…

アジャスターに水を流す

それを確認するために、アジャスターに水を流してみます。

すると、すぐに水の流れが悪くなりました。

これはアジャスターにいるのでは?と思い、アジャスターをばらして中をみると尿漏れパッド発見!

ちなみに尿漏れパッドを発見できて嬉しすぎたのか写真を撮るのを忘れています(笑)

尿漏れパッドを取り出したらアジャスターと便器を元に戻して、ちゃんと詰まりが解消されたのか確認します。

トイレットペーパーを流す

ある程度のトイレットペーパーを便器に投入して流してみます。

まだ詰まりがあるのであればトイレットペーパーが引っかかって流れませんから、その試金石のようなものです。

ちゃんと流れた

水を何度も流したりトイレットペーパーを何度も流して確認しましたが、問題なく流れていきました。

よかったよかった。

これにて作業完了です!

作業後

作業後はお客様にも確認していただきました。

「無事に水が流れるようになってとても安心しました!長い時間作業していただきありがとうございました。」と大変喜んでもらえました。

ちなみにですが、やはり我々業者に依頼するとお金がかかることなので、できれば尿漏れパッドは詰まるので流さない方がいいです。

今回のお客様はわざとではなさそうだったんですけど、トイレは何でも流れるから大丈夫!って感じで流す方がいます。

トイレは何でも流れるわけではないので、便と紙以外は流さない方がいいです。

詰まってしまうと意外と費用がかかってしまいますからね!

・ここを見ればわかる!トイレのつまりの悪徳業者の見分け方

・トイレのつまりの料金が安い業者の探し方【お得な業者の選び方】

今回の作業内容の料金と時間について

今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。

まずは時間について

現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約1.5時間かかっています。

次に料金(税込)について

出張費3300円+便器脱着作業29700円=合計33000円です。

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店長 葛西 代表
合同会社レオンメンテナンス代表の葛西です。 水回りのトラブルに役立つ解説を書いています。 是非ご参考ください!
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