尼崎市道意町でトイレのレバーが空回りする症状の修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが、「今朝急にトイレのタンクについているレバーが空回りして水が流せなくなった。トイレが使えないと困るので直してほしい。」とのことでした。
レバーが空回りしているということは「フロートバルブがちぎれている・チェーンが切れている・レバーが壊れている」のどれかが原因だと考えられます。
どの原因も部品の劣化が原因ですので、新しい部品に交換が必要です。
それでは、原因を特定するために現場に急行しましょう!
目次
トイレ(INAXのDT-810UZ)のレバーが空回りする・回らない症状を修理しました【現場を確認】
現場に到着後、トイレを見させてもらいました。
古めのタンクですね。
この感じだと記事の冒頭で書いている原因のどれが原因でもおかしくありません。
一つ一つ確認して原因を探していきましょう!
まずは、レバーを確認。
レバーを回してみると確かに空回りしていて、タンクの中の棒が動いていませんでした。
ということはレバーが原因では?と思い、レバーの棒を触ってみると…
棒が抜けちゃいました(笑)
原因が確定しましたので、部品を取り換えていきましょう!
レバーの交換作業
今回はレバーを交換するだけなので、止水はしなくて大丈夫です。
まず、レバーをモンキーかプライヤーで外します。
レバーはナットで固定されているだけなので、回せば取れます。
あとは新しいレバーを取り付けます。
このレバーはホームセンターでも売っているものなので簡単に手に入れることができると思います。
専用のものではないので、一緒に入っている部品を組み合わせてレバーを作る必要があります。
同封の説明書に詳しく書いていますので、ご自身で交換される場合はそちらをご覧ください。
レバーの取り付けが完了したら、何度も排水して、チェーンの長さの調整をします。
チェーンは長すぎても短すぎてもダメなのでちょうどいい長さに調整します。
長さを調整したら作業完了です!
作業後はお客様に確認してもらい、取替箇所の説明などをしました。
レバーの交換作業終了後
今回のトイレタンクはINAXのDT-810UZです。
販売期間が1982年~2002年だそうです。
20年間も製造していたとは、この当時の定番の形だったんでしょうね。
DT-810UZについて載っているページがあったのでリンクを貼っておきます。
取替部品の情報とかも載っているのでよかったら参考にしてください。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約20分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着無し)5500円+材料代2750円=合計11550円です。
※材料代は当時の価格です。