尼崎市浜田町でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「トイレを使っていると床が濡れるようになりました。調べてみると便器と床の間から水が染み出ているようでした。朝一番のトイレの床には水溜まりがないので水を流したときに水が漏れ出ているようです。原因がよくわからないので調査と修理をお願いしたいです。」とのことでした。
水を使った時だけ漏れてくるですか。
原因が色々考えられる症状ですね。
これは詳しく調査してみないとです！
それでは急いで現場に向かいましょうか！
目次
水を流すと便器と床の間から水が出てくる現場に到着
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
このトイレの床と便器の間から漏れてくるとのことなので接地面を見てみます。
接地面を見ても特に濡れている様子はありませんでした。
お客様にいつ水を流したのか確認してみると「1時間ほど前にトイレを使ったけど濡れたままだと失礼かと思って拭いておきました。」とのことでした。
これはお気遣いいただきありがとうございますですね！
弊社を来客者として扱っていただけるのはすごく心が温まります。
それでは漏れ出た水は拭かれたとのことなので水を流して確認しましょう！
タンクのレバーを回して水を流してみると便器と床の間から水が出てきました。
手前と奥どちらからも結構な量出てきました。
便器の下から水が染み出てきたのを見たので排水で間違いないと思いますが、念のために他の部分から水漏れがないかも確認しました。
ですが、他の部分からは特に水漏れはなかったので便器の下から漏れていることが確定しました。
この現象はガスケットの劣化が原因だと考えられるので便器を外してガスケットを交換しないとです。
便器を外したときに別の原因があればそれを対処する形になりますがきっとガスケットが原因でしょう。
それではお客様に説明をして作業開始です！
ちなみに今回のタンクと便器の品番ですが
INAX製のDT-810UZとC-18Sでした。
便器を外してガスケットを交換
それでは作業開始です！
まずはタンクの中の水を抜きます。
水を抜いたらタンクを外します。
タンクが外れたら便器を外します。
便器を外したら排水口が見えました。
この排水口ですが厳密には床フランジと呼ばれるものです。
この床フランジにガスケットが引っ付いています。
写真の白い部分ですね。
ガスケットを触ってみるとカッチカチになっていました。
しっかりと劣化していますね。
ガスケット以外には特に異常はなかったのでガスケットが原因で間違いないと思われます。
ガスケットを交換したら便器を元に戻します。
次はタンクを取り付けるんですけどその前にタンクを乗せる部分を綺麗にしておきます。
※厳密には便器を外す前に綺麗にしていました。
この部分を綺麗にしてもタンクが乗って見えなくなるのであまり意味はないですが、綺麗な方が気持ちがいいですよね？
あとここに水滴が残っていると後で水漏れ確認やらするときにわかりにくいので綺麗にしているって理由もあります。
まあどのみち綺麗な方がいいってことです！（笑）
タンクが乗る部分を綺麗にしたらタンクを元に戻します。
タンクを元に戻したら蓋を乗せて通水です。
タンクに水を溜めたらレバー回して排水します。
何度も何度も水を流して便器と床の間から水が出てくるか確認します。
しつこく何度も水を流しましたが、水が漏れ出てくることはありませんでした。
ふぅ。
これにて作業完了です！
便器と床の間からの水漏れを修理後
作業後はお客様にも確認していただき、現場を離れました。
今回はガスケットが原因で便器と床の間から水が漏れ出ていましたが、実は他にも考えられる原因があります。
今回の症状の場合、ウォシュレット・密結パッキン・密結ボルト・アングル止水栓・給水管など（他にも色々あります）から漏れた水が床に落ちて、便器と床の間に溜まっているってパターンがあります。
お客様から見たら便器と床の間に水が溜まっているので排水が漏れ出ているように見えますが、実は原因が違うってことがあります。
特に密結パッキンの劣化が原因だった場合はトイレを使ったときにしか水が漏れ出てこないので特に排水が漏れていると感じやすいです。
なので、今回のように便器と床の間から水漏れしていた場合は落ち着いて原因を探る必要があります。
この記事をお読みの皆様は是非落ち着いて原因を探ってみてくださいね！
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約1時間かかっています。
次に料金（税込）について
出張費3300円+便器脱着作業29700円＝合計33000円です。
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