西宮市天道町で洗面の水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「洗面についている蛇口から水を出すと下の収納スペースの中が濡れるようになりました。使っていないときは水漏れしていないと思います。どこから漏れているのかわからないので調査と修理をお願いしたいです。」とのことでした。
使っていないときは水漏れしていないですか…
これはあれが原因の可能性が高いですね。
現場で詳しく調べないとです!
それでは現場に急行して確認しましょう!
目次
洗面化粧台の蛇口から水を出すと収納スペースの中が濡れる
現場到着後、洗面を見せてもらいました。
この水栓から水を出すと漏れるようですね。
それは後で確認するとして先に収納スペースの中を確認です。
収納スペースの中を確認してみるとポタポタとどこかから水漏れはしていませんでした。
ただ、透明のジャバラの管に水滴がついていました。
そして
ホースを収納しておく水受けの中にも水が溜まっていました。
ここに水が溜まっているってことはホースから漏れていると思われますね。
蛇口から水を出して確認です!
水を出してから収納スペースの中を見てみると
ホースから結構な量水が漏れていました。
シャワーヘッドとの接続部分から漏れている可能性があるので、ホースを引っ張って確認です。
シャワーヘッドを下げて水を出して見るとホースを伝ってヘッド方に漏れ出てきました。
これはホースのどこかが破れているようですね。
ホースの交換が必要ですが、ここでお客様から「これって蛇口ごと交換すると水漏れしなくなりますか?」と聞かれました。
ホースから水漏れしているので本体を交換すればもちろん水漏れはなくなりますよと伝えると「修理してもまた違うところが悪くなると思うので本体ごと交換できるならしてください。」と言われました。
ほうほう。
これは賢明な判断ですね。
この詳しい理由については最後の方で書きます。
作業方針が決まったので作業していきましょうか!
ちなみに今回の品番ですが
水栓品番は不明でしたが洗面化粧台の品番はパナソニック製のGQM75KSCWでした。
GQM75KSCWの洗面化粧台の蛇口を交換
それでは作業開始です!
まずは止水をしてホース類を外します。
ホース類を外したら水栓本体を取り外します。
水栓本体を外したら取付穴の周りを綺麗にします。
この部分は日頃綺麗にされている方でも掃除ができない部分なので、水栓を外したこのタイミングでしか綺麗にできません。
なので、ついでに綺麗にしておきます。
ただ、綺麗にしても新しい水栓がこの上に乗るので隠れて見えなくなるのであまり意味はないんですけど…(笑)
まあそれでも綺麗な方が気持ちがいいですから毎回綺麗にしています!
取付穴の周りを綺麗にしたら新しい水栓本体を固定します。
固定ができたら収納スペースの中のホース類を接続します。
水栓の交換が完了したら吐水して確認します。
水を出して使用に問題ないか、接続箇所から水漏れがないかなどをしっかりと確認しました。
しつこく確認しましたが、特に問題はありませんでした。
ふぅ。
これにて作業完了です!
水栓本体交換作業後
作業後はお客様にも確認していただき、現場を離れました。
さて、今回の件でなぜ本体を交換するのが賢明な判断なのかについて書いていきます。
今回のお客様もおっしゃっていますが、部分的に修理してもまた他の箇所が壊れます。
まあこれは水栓以外でも当たり前の話ですが、水栓の場合は修理部品が割高で本体を交換する方が割安だったりします。
何度も修理すると結果的に水栓本体を交換した方が安かったなんてことになります。
あと、このタイプの水栓は給水ホースが破れて水漏れすることがあります。
経年劣化で給水ホースから水漏れすると修理することが難しいので、本体を交換することになります。
そうなるとあの時本体ごと交換しておけば…なんて後悔することになります。
なので蛇口から水漏れしたときは修理だけではなくて本体交換も検討した方がいいです。
もちろん水漏れ箇所によっては修理で対応した方がいいときもあるので状況によりけりですけどね。
この記事をお読みの皆様はその状況によって修理するか本体交換するか判断してくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換作業費(台付)13200円+材料費18700円=合計35200円です。
※材料費は当時の価格です。