伊丹市昆陽でキッチン水栓の水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「キッチンの蛇口のレバーを上げて水を出すと根本から水漏れするようになりました。洗い物が終わるころにはびちゃびちゃになっています。このままでは使い勝手が悪いので修理して欲しいです。蛇口の品番はK87111EJ-HTと書かれています。」とのことでした。
今回はワンホール混合水栓の水漏れのようですね。
根元から水漏れしているとのことなのでパッキンの交換で直ると思います。
詳しくは現場で確認しましょう!
それでは現場に急行です!
目次
水を出すとワンホール混合水栓の根元から水が漏れてくる現場に到着
現場に到着後、キッチンを見せてもらいました。
この蛇口から水を出すと根元から水漏れするようですね。
水を出して確認です。
蛇口から水を出すと確かに根本から水がポタポタと漏れてきましたね。
この部分から漏れているってことはやはりパッキンの交換が必要ですね。
今回は事前に品番を聞いていたので部品を用意して現場に来ています。
部品を用意していない場合は適合する部品を発注しないといけないので後日対応になります。
パッキンなら何でも合うわけではないのでここは仕方ないところですね…
ちなみに品番が書かれたシールを見てみると
文字が歪んでいますがかろうじてK87111EJ-HTと読めました。
なんでここだけが歪んでいるの?と思っているとお客様から「実は管理人さんが直そうとしてくれてその時に蛇口を分解しているんですよ。」とのことでした。
ただその時に部品を変えても修理できなかったようで今回弊社に依頼されたようでした。
なるほどですね。
その時に傷ついてしまったってことですね。
しかし部品を交換しても直らなかった…これはどういうことでしょうか?
まあ詳しくはやってみてですね。
ちなみに管理人さんが来たときに「蛇口の裏からも水漏れしているよ」と言われたそうなのでそちらも確認します。
裏を確認すると確かに木が湿った形跡がありました。
ただこれは根元から漏れた水がまわってきただけだと思われるので、根元の水漏れ修理が完了すれば問題ありません。
色々確認ができたのでそれでは修理していきましょうか!
K87111EJ-HTのパッキン交換作業
それでは作業開始です!
まずは止水栓を閉めて水を止めます。
水が止まったことを確認したらレバーを取り外します。
レバーを外したらカバーナットを外します。
画像では簡単にカバーナットを外したように見えますが、今回の水栓はなかなか頑固さんだったようで全然外れませんでした(笑)
ワンホール混合水栓のカバーナットって外れないやつは本当に外れないんですよね。
今回は結果的に外れたからよかったものの外れなかったら絶望です…
話が脱線しましたが、カバーナットを外したら次はカートリッジとスパウトを外します。
で、このタイミングでお客様が「それです!管理人さんが交換していたやつ!」と教えてくださいました。
それっていうのがカートリッジだったようです。
カートリッジを交換してくださったようです。
これはなるほどですね。
今回の水漏れはカートリッジが原因ではないのでカートリッジを交換しても直らないのは当然ですよね。
安心安心。
これで安心して作業できますね!
カートリッジとスパウトを外したらパッキンを外します。
外したパッキンを見てみると結構汚れていますね。
ただ汚れてはいますがパッキン自体は劣化しているようには見えませんね。
ちょっとした汚れで水漏れするようです。
水って繊細ですね。
パッキンを外したら新しいパッキンを用意します。
新しいパッキンを用意したらスパウト内部を綺麗にしてパッキンを取り付けて水栓を元の状態に戻します。
水栓を元に戻したら通水して吐水します。
水栓から吐水したら根元を確認します。
水を出しながら根元をじっと見ていましたが水が漏れ出てくることはありませんでした。
よかったよかった。
これにて作業完了です!
K87111EJ-HTのパッキン交換作業完了後
作業後はお客様にも確認していただき、現場を離れました。
いやはや無事に修理できてよかったですほんと。
実は今回のような症状は困ったことにパッキンを交換しても直らないことあるんですよね。
絶対直らないわけじゃないのでやってみないとわからないところが厄介です。
もうそうなると水栓本体ごと交換するしか方法がないんですよね。
今回は水栓の使用年数がかなり短かったのでパッキンで対応しましたが、使用年数が長いと修理せずにいきなり本体交換した方がいいときもあります。
使用年数が長いと色んなところから水漏れし始めますから何度も修理するとかえって修理費用が高くつきます。
ご自身で修理される場合は安くつきますが、使用年数が長いとカバーナットが固着して外れないなんてこともあります。
カバーナットが外れないと修理できません。
パッキンがいくら安いとはいえ、せっかく用意したのに使えないとなると無駄な出費になりますからやはりご自身で修理される場合も使用年数が長い水栓の場合は水栓本体ごと交換した方がいいと思います。
まあその判断は水栓を使用されている方がすることですが(笑)
この記事をお読みの皆様は使用年数が長い水栓でトラブルがあった場合は是非水栓本体交換も検討してみてくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+作業費6600円+材料代1100円=合計11000円です。
※材料代は当時の価格です。