尼崎市長洲中通でボタンを押してもウォシュレットのノズルが出てこなくなった症状の修理依頼がありました。
ご依頼内容ですが「ウォシュレットをいつも通り使おうとしたら急にボタンを押してもノズルが出てこなくなって洗浄ができなくなりました。水が出ているような音は聞こえるのですが、ノズルが出てこないことには意味がありません。ウォシュレットがないと困るので直していただけますでしょうか?」とのことでした。
ウォシュレットがないと困るお気持ちとてもわかりますよ。
なんといっても私もウォシュレットを愛するウォシュレッターですからね!
これは急いで現場に向かわないといけない案件ですね!
同じウォシュレッターを救うために急いで現場に向かいましょう!
目次
ボタンを押してもウォシュレットのノズルが出てこなくなった現場に到着
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
現場のトイレはしっかりとバリアフリー化されていました。
足腰が悪い方も住まれているそうで、バリアフリー化したそうです。
いいトイレですね。
話がそれましたが、確認していきましょう。
それでは感知センサーを動かして操作ボタンを押して確認してみます。
写真を見てもらうとわかると思いますが、「止」のボタンのところが光っています。
これは動作を止めるのはここですよ~って案内しているので光っています。
なので、やっているふりではなく本当に動作確認している写真になります。
確認した結果ですが、確かに何かが動いている音は聞こえますが、全くノズルが出てくる気配がありませんでした。
さて、ここからはお客様とどうやって対応するかの話し合いですが、内容は割愛します(笑)
今回は便座交換で対応することになったので、その理由は後で書くことにします。
ちなみに便座の品番は
TOTO製のウォシュレットSB TCF6221でした。
タンク、便器の品番ですが
タンクがSH350BAで便器がCS350BRでした。
よし!確認が全てできましたね。
それでは便座交換作業にはいりましょう!
ウォシュレットからシャワートイレに交換
まずは止水栓を締めて水を止めます。
水が止まったことを確認したら、ウォシュレットに給水している箇所と電源を抜きます。
給水部を取り外したらウォシュレット本体を取り外します。
ウォシュレット本体を取り外したら固定具を取り外します。
固定具を取り外すと汚れていました。
どうしてもこの部分は掃除することができないので、ここはよく汚れています。
これは仕方ありません。
なので、弊社では便座を交換する際には綺麗にするようにしています。
ただ、この部分はまた新しい便座が乗るので見えなくはなるんですけどね。
それでもせっかく新しい便座に変わるので、汚れたままだと気持ち的に嫌だと思うので、綺麗にしておきます!
新しい便座が乗る部分を綺麗にしたら新しい便座を固定します。
新しい便座を固定したら、給水部と電源を接続します。
全ての取り付けが完了したら、最後に通水して水がちゃんと出るか確認します。
もちろんこの確認にはノズルから水が出てくるかも確認します。
「おしり」と「ビデ」からちゃんと水が出てきたことを確認したら、給水部の接続などからも問題がないかを確認します。
色々なところしつこく確認しましたが、特に問題はありませんでした。
今回も無事に作業完了です!
作業後
作業後はお客様にも確認してもらいました。
「やはり新しい便座は綺麗で気持ちがいいですね。早速使ってみます!ありがとうございました!」と大変喜んでもらえました。
お客様に喜んでもらえると嬉しいですよね。
これからも喜んでもらえるように頑張らないとです!
さて、上で修理ではなく便座の交換になった経緯のお話をしますね。
まず、弊社では部品修理はメーカーに依頼してもらうように言っています。
理由は単純で電気部品が絡んでくるからです。
弊社は水道屋なので電気に関しては触りません。
次にそれを踏まえてお客様に便座ごと交換した方がいいことをお伝えしました。
アプリコットなどの高級なウォシュレットの場合は修理してもいいと思いますが、一般的な便座は昔に比べてかなり安くなっています。
今回はノズルが悪くなっていましたが、これはそろそろ他の箇所も故障し始める時期だといっているようなものです。
お客様に確認すると使用期間も10年は超えているとのことだったので、他に色々出てきてもおかしくはありません。
なので、部品代は高いでしょうし、何度も修理作業してもらう方が高いと弊社は思っているので、便座ごと交換した方がいいことを伝えて今回は便座交換しています。
※あと便座も新しくなるので綺麗になるのでおすすめです。
この記事をお読みの皆様の中で同じような症状でお困りの方は、本体ごと交換することも検討してみてくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+シャワートイレ交換13200円+材料代33000万円=合計49500円です。
※材料代は当時の価格です。