西宮市東山台でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「トイレの便器の中に水漏れがあったので自分でタンクの中のフロートゴム玉を交換したのに水漏れが直りませんでした。タンクの中をよく見ると管が外れていました。おそらくそれが原因だと思うのですが修理は可能でしょうか?タンク品番はINAXのDT-680Sです。」とのことでした。
タンクの中の管が外れているですか…
それは多分オーバーフロー管が折れているんでしょうね。
オーバーフロー管が折れているのであれば修理可能です。
お任せくださいです!
詳しくは現場で確認しましょう!
目次
DT-680Sのフロートゴム玉を交換したのに水漏れが直らない現場に到着
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
タンクの蓋が開いていますね。
弊社が来るのがわかっていたので開けといてくれたんですかね?
お気遣いいただきありがとうございますですね!
さて、それではタンクの中を確認してみましょう。
しっかりとオーバーフロー管が折れていますね。
この状態だとフロートゴム玉を交換しても水漏れは直らないですよね。
お客様からは事前に施工の許可をいただいていたのでこのまま作業していきましょう!
ちなみに今回のタンクと便器の品番は
INAX製のDT-680SとC-600Sでした。
DT-680Sのオーバーフロー管が折れていたのでサイフォン管を交換
それでは作業開始です!
今回はサイフォン管を交換して修理すると事前にお客様に伝えていましたので、サイフォン管を交換して対応します。
サイフォン管を交換するにはタンクを外さないといけないのでタンクを外します。
タンクの底の部分にサイフォン管を固定しているナットがあります。
これを回してサイフォン管を取り外すのですが…
固すぎて回らない!
何をどうやっても回らないので切断です。
いやーカチカチでしたね。
あまりの固さにびっくりです。
この部品は廃棄するだけなので、切っても問題はないのですがタンクに傷がいかないように注意が必要です。
※フロートゴム玉は新しいものなので返却しています。
タンクは替えがきかないですからね…
次は新しいサイフォン管を取り付けていきます。
取付ができたらタンクを元に戻していくんですけど、ここからが正直一番嫌いな作業です。
今回の便器にはディストリビューターと呼ばれるものが取り付けてあります。
このディストリビューターにきちんとタンクを挿してやらないと水漏れしてしまいます。
これ失敗すると結構水が出てきてえらいことになるんですよね…
ということで慎重にタンクを元に戻していきます。
タンクを元に戻したら通水して水を溜めます。
水が溜まったら水を流して使用に問題がないか確認です!
※タンクの中に黒い汚れがありますが、これはお客様がフロートゴム玉を交換されたときに汚れが付いたそうです。
使用は特に問題はありませんでした。
あとは何度か水を流して水漏れがないかをしつこく確認します。
何度も何度も確認しましたが、水漏れしていませんでした。
ふぅ。
これにて作業完了です!
DT-680Sの水漏れ修理作業後
作業後はお客様にも確認していただき、現場を離れました。
しかし、今回のお客様はびっくりされたでしょうね。
今回のような症状はフロートゴム玉が原因で起こるのですが、それを交換しても直らないしよく見たらオーバーフロー管が折れているんですもんね。
そんなことあるの?って初めて見た方だと思う状態だと思います。
そうなんですよ。
結構ある事例なんですよこれ。
特にINAX製のタンクでは結構あるあるで弊社もよく修理依頼があります。
INAX製のタンクをご使用されている方は水漏れしているときはオーバーフロー管も確認してみてくださいです!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約1時間、現場確認及び作業時間が約1時間かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着有り)9900円+材料代4400円=合計17600円です。
※材料代は当時の価格です。