伊丹市中央で洗面の蛇口からぬるいお湯しか出ないと修理依頼がありました。
ご依頼内容ですが「洗面の蛇口からぬるいお湯が出るようになりました。以前は温かいお湯が出ていましたが、最近はぬるいです。キッチンやお風呂などの蛇口からはちゃんと熱いお湯が出ています。このような症状は対応していただけますでしょうか?」とのことでした。
お任せください!
ばっちり解消してみせますよ!
洗面だけがぬるいってことは恐らく洗面の水栓が故障していると思われますね。
詳しくは現場を調査しながら判断しましょう!
目次
洗面の蛇口から出るお湯がぬるくなった現場に到着
現場に到着後、洗面を見せてもらいました。
この蛇口から出るお湯がぬるいってことですね。
お湯の温度を測ってみましょう!
温度計で温度を測ってみると29.1度となっていました。
バケツを一度温めてから測っているのでほぼこの温度で間違いありません。
ちなみに給湯器の温度設定ですが
43度になっていました。
次はキッチンの蛇口のお湯の温度を調べてみます。
キッチンの温度は41.6度でした。
明らかに差がありますね。
ということは給湯器に問題はないということですね。
では、どこに問題があるのかを調査していきましょう!
この時点で水栓側もしくは洗面水栓に繋いでいる配管のどちらかに問題があるのでは?と考えられます。
そこで配管から直接お湯をとって温度を測ります。
温度を測ってみると41.1度でした。
なるほど。
となると水栓本体に問題があるようですね。
現場調査の結果をお客様に説明して、部品交換で対応するのか水栓本体を交換するのかどちらがいいのか聞いてみました。
すると「もう古い蛇口なので丸ごと交換して欲しいです。」と言われました。
すごくいい判断だと思います!
なぜいい判断なのかは最後に説明しますね!
それでは交換作業をやっていきましょう!
洗面の水栓本体交換作業
それでは作業開始です!
まずは止水して洗面下の配管との接続部分を外します。
配管との接続が取れたら水栓本体を取り外します。
水栓本体を取り外したら取付穴が見えます。
その周りが汚れているので、傷が付かないように可能な限り綺麗にしていきます。
この部分はどうしても掃除ができないので汚れてしまうんですよね。
なので、このタイミングで綺麗にするのが一番いいのでいつも綺麗にしています。
ただ、どのみち新しい水栓を取り付けるときに隠れてしまうので気にならない方にとってはどうでもいいことなのかもしれませんが(笑)
まあそれでも汚いよりは綺麗な方がいいですよね!
取付穴の周りを綺麗にしたら新しい蛇口を固定します。
次は配管に接続します。
これで水栓本体の交換は完了です!
さてさて今回は交換が主な目的ではありません。
温かいお湯が出るかどうかが大事ですよね。
吐水して確認しましょう!
水は問題なく出ました。
お湯を出して手で触ってみると明らかに温かいです!
温度を測ってみましょう!
温度は41.7度でした。
よかったよかった。
問題なく温かいお湯が出ていますね。
これにて作業完了です!
水栓本体交換作業後
作業後はお客様にも確認していただき、現場を離れました。
今回の状況だと恐らく内部部品を交換すると解消したと思われます。
しかし、今回の水栓は色々な機能も付いていたので使用年数が長いのに部品交換はおすすめできませんでした。
理由は単純で未来的に故障する箇所が多いからです。
その故障する箇所を毎回部品で交換すると水栓本体を交換するより、結果的に費用が高くなってしまいます。
もちろん使用年数が短い場合は部品交換で対応してもいいと思いますが、10年超えてくると本体交換を検討してもいい時期に入ります。
ご自身で修理できる場合は部品交換で対応してもいいと思いますが、弊社のような業者に依頼される場合は部品代以外に作業費もかかってきますから何度も修理するのはどうかなと思います。
この記事をお読みの皆様の中で業者に水栓修理を依頼しようと思っている方は、本体交換も検討してみてくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約1時間かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換作業費(台付)13200円+材料代18700円=合計35200円です。