伊丹市荒牧で浴室のシャワーの勢いが弱い症状の修理依頼がありました。
ご依頼内容ですが「お風呂のシャワーだけ水量が少ない気がします。シャワーフックが外れかけているのでそれを固定してほしい。あとシャワーホースが短いので長いのに変えてほしいです。」とのことでした。
ふむふむ。
まあ対応はできますけど、これは現場を見てみないと何にもわからない感じですね。
あとシャワーホースもどれくらい長いのに変えるのかお客様に聞かないとわかりませんね。
とりあえず現場に急行して確認してみましょうか!
目次
お風呂のシャワーだけ水量が少ない気がする現場に急行
現場に到着後、お風呂の中を見せてもらいました。
ごくごく普通の蛇口がついていますね。
シャワーの勢いが弱いとのことなので、確認してみます。
ん?結構な勢いがありますが…?
ま、まあ感じ方は人それぞれですからね!
ここはおいといて、シャワーホースの長さを確認します。
シャワーホースは一般的な長さ(1.6m)でした。
今回の依頼者様は施設の方で、このお風呂が結構広いんですよ。
なのでこの一般的な長さのホースでは短くて、不便なんだそうです。
どこくらいまでシャワーヘッドが届けばいいですか?と聞きながら長さを測ってみると3.5mのホースが必要判明しました。
長いですね。
まあ取り寄せにはなりますが、用意できるので用意しましょう。
次はシャワーフックの状態を確認しましょう。
お客様が言うように確かにグラついていて外れかけていました。
とりあえず増し締めして固定してみましょう。
増し締めしたところ特にグラつくこともなく、固定出来ました。
万が一またグラついたらそのときは穴を開けなおすか何か考えます。
さて、ここからはどのように対処するかです。
お客様は部品で対応できるならそれがいい。とおっしゃっていたのですが、正直このタイミングで部品交換はどうだろうと思ったので蛇口本体交換をおすすめしておきました。
きちんと説明したところ了承いただけたので蛇口本体交換で対応することになりました。
理由は後で説明しますね。
ちなみに蛇口の品番ですが
TOTO製のTMG40WRXでした。
それでは、蛇口を交換していきましょう!
蛇口本体・シャワーフック・シャワーホースの交換作業
まずは蛇口本体から交換していきます。
止水栓を回して水を止めます。
水が止まったことを確認したら、蛇口本体を取り外します。
蛇口本体を外したら偏心管を取り外します。
写真では結構あっさり外れてますけど、結構ビビりながら外しています(笑)
施設なのでないとは思いますが、万が一配管が固定されていなかったら偏心管を外すときに配管が折れることがあるので、ビビッてました(笑)
まあ結果は給水も給湯も固定されていたので問題なく外せたんですけどね。
話がそれましたが、蛇口を外したら配管の中を綺麗にしてから新しい蛇口を取り付けます。
新しい蛇口を取り付けたら、長いホースを取り付けます。
やっぱり3.5mは長いですね。
上のシャワーフックにヘッドをおいても床にホースがついています。
これならお客様に満足していただけるでしょう!
さて、最後にシャワーフックを交換します。
蛇口本体・シャワーホース・シャワーフックを交換したので、止水栓を開けて蛇口から水を出します。
カランから吐水して配管内の空気を抜いていきます。
完全に抜ききったらシャワーの勢いを確認しました。
※写真を撮り忘れています。申し訳ないです…
シャワーの勢いですが、蛇口本体を交換しているのでもちろん弱いことはありませんでした。
交換作業後は接続部などから水漏れがないかなどをしっかりと確認しましたが特に問題はありませんでした。
よかったよかった。
これにて作業完了です!
作業後
さて、ではなぜ今回蛇口交換が良いと判断したのかを説明します。
簡単に説明すると蛇口本体が古いからです。
古い蛇口は色んなところが故障していき、あれやこれやと部品交換が必要になります。
そうなると修理費用がかさんでしまい、蛇口本体を交換した方が安かった…なんてことになります。
今回の蛇口は減圧弁も付いていましたし、故障する箇所が多いのでどうせいじるなら本体を交換した方がいいと判断しました。
もちろん説明後にお客様が蛇口の部品交換を希望されたらそれはそれでいいのですが、やはりお客様と接していますから、できるだけお客様が損しない方法を提案したいと思っています。
でも最終的にはお客様の判断に任せていますので、どうするかは熟考していただければなと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
また記事を更新しますから、よかったら読んでくださいね!