伊丹市伊丹でキッチンの下から水が漏れてくる症状を修理しました。
ご依頼内容ですが「キッチンで洗い物をしていると足元から水が出てくるようになりました。蛇口で水を出していると足元が濡れるので、蛇口が原因なのではないかと思っていますが蛇口の何が原因かわかりません。自分ではどうしたらいいのかわからないので原因の調査と修理をお願いしたいです。」とのことでした。
原因の調査と修理、お任せください!
今回の場合ですと、水を使っているときに漏れてくるとのことなので、蛇口か排水が原因だと思われます。
「蛇口を使った時しか水が漏れない」からいって、蛇口が必ずしも原因とは限りません。
どちらが原因かは現場で調査する必要がありますので早速現場に急行して調べてみましょう!
目次
キッチンで洗い物をしていると足元から水が出てくる現場に到着
現場に到着後、キッチンを見せてもらいました。
お!珍しい蛇口ですね。
吐水口の上側にシャワーとストレートの切り替えボタンが付いています。
いや、そんなことは今回どうでもいいですよね(笑)
キッチンの下から水が漏れてくるとのことなので、シンクの下の収納スペースの中を見てみます。
シンクの下を見ると蛇口のホースを収納しているバケツのようなものの中に水が溜まっていました。
これはもうほぼ蛇口が原因で間違いなさそうですね。
蛇口から吐水させて確認してみましょう。
蛇口のレバーを上げて水を出すと蛇口内部から水が出てきて根元に溜まっていました。
これはシャワーホースのどこかから水漏れしているときに出る症状ですね。
修理方法としては部品交換か蛇口本体交換のどちらかになりますが、お客様に聞くと「今すぐに対応できる方でやってほしいです。いつかはキッチンをリフォームする予定なのでどんな水とお湯が出ればどんな蛇口でもいいです。」とのことでした。
すぐに対応する方法は蛇口本体交換ですね。
在庫している蛇口との交換で対応しましょうか。
ちなみにですが、蛇口の品番は
YUKO(ユーコー)製のY118-005でした。
水栓本体には品番が残っていませんでしたが、お客様が保証書を保管していたので品番が判明しました。
今回は水栓本体交換するので品番は必要ないですが…(笑)
部品交換するときには品番が必要ですので、水栓の品番は大事に保管しとくといい事ありますよ!
YUKO(ユーコー)のY118-005の取り外しと水栓本体交換
まずはシンク下のアングル止水栓を締めて止水します。
止水栓を締めたら蛇口のレバーを上げて水がちゃんと止まったか確認します。
水が止まったことを確認したら、ホース類を外していきます。
ホース類を外したら蛇口本体を取り外します。
水栓本体を取り外したら、取付穴の周りを綺麗にします。
ここはどうしても汚れが溜まってしまいますし、蛇口を交換するタイミングでしか綺麗にできません。
なので、できる限りこの周りを綺麗にします。
若干汚れが残っていますが、これ以上汚れを取ろうとするとシンクに傷が付くのでこれくらいでやめておきました。
取付穴の周りの汚れが取れたら、新しい蛇口本体を取り付けます。
蛇口本体を固定できたら、次にホース類を取り付けていきます。
全ての接続ができたら、通水して水漏れなどがないか確認していきます。
しつこく確認しましたが特に問題はありませんでした。
今回も無事に作業完了です!
作業後
今回はすぐに対応してほしいとのことだったので、すぐに水栓本体を交換して対応しました。
部品交換で対応してほしいとのことであれば、時間はかかりますが対応はしていますが、実はあまりおすすめはしていません。
理由なんですけど、水栓から水漏れがある場合は、大抵の場合水栓の使用期間が長いことが多いです。
使用期間が長いということは、漏れている箇所とは別の箇所から漏れ始めるのも時間の問題なので、何度も修理しなければいけません。
そうなると、修理費用がかさんでしまって、結果水栓本体交換した方が安かったなんてことがよくあります。
つまり、水栓の使用期間が長い場合は水栓本体交換した方が得なんです。
逆に短い場合は部品交換で対応していいと思います。
このような理由から水栓本体の使用期間が長い場合は弊社では水栓の部品交換はおすすめはしていません。
もし、この記事を読まれている方で部品交換するかどうか悩まれている方いらっしゃったら、水栓の使用期間を考慮して考えてもらえればなと思います。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換作業費(台付)13200円+材料代11000円=合計27500円です。