西宮市東町でキッチンの蛇口にホースを取り付けたいといったご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「ベランダで水を使いたいのですが、ベランダに蛇口がありません。賃貸なので蛇口を新設する工事をしてもらうことができません。でも水を使いたいです。ベランダはキッチンから近いのでキッチンの蛇口にホースを取り付けることは可能でしょうか。蛇口の先には浄水器がついています。」とのことでした。
蛇口の先に蛇口直結型浄水器が付いているってことはそこからは水は取れませんね。
ということは分岐水栓から水を取るのがいいように思えますね。
ただ、現場を見たわけではないので現状何とも言えませんね。
とりあえず現場を確認しましょう!
目次
現場を確認
現場に到着後、キッチンを見せてもらいました。
お客様がおっしゃられるように蛇口の先に浄水器が取り付けてあります。
お客様に確認すると浄水器は使いたいとのことなので、浄水器を取り付けたままホースを取り付ける必要があります。
やはり分岐水栓付きの蛇口に交換するのが良さそうですね。
ちなみに今は洗濯機用水栓に繋いでいるそうなんですけど、それをするとリビングの扉が閉めれないそうで冷暖房が効かなくて大変なんだそうです。
このような状況だと確かにキッチンから水を取りたくなりますね。
ちなみに現在取り付けてある蛇口の品番ですが
TOTOのTKGG31Eでした。
色々と確認出来ましたので、お客様に説明して作業にはいりましょう!
TKGG31Eから分岐水栓付き蛇口に交換
まずはシンクの下を確認します。
シンクの下にはバックパネルがあったのでそれを取り外します。
バックパネルの中を見ると止水栓があったので、止水栓を締めて止水します。
止水がちゃんとできたか確認して、給水管と給湯管に繋がっているホースを取り外します。
ホース類が取り外せたら蛇口本体を外します。
蛇口本体を取り外したら固定具を取り外します。
固定具を取り外した後、取付穴の周りが汚れているので綺麗にします。
だいたい蛇口を外すと取付穴の周りが汚れています。
ここはどうしても掃除できないので仕方ありません。
なので、蛇口を交換するついでに綺麗にします。
ここはこれ以上ガリガリすると傷ついてしまうのである程度綺麗になったら新しい蛇口を取り付けます。
新しい蛇口を取り付けたらシンク下も取り付けします。
新しいホース類を取り付けたら次は分岐水栓を取り付けます。
分岐水栓を取り付けたら、ベランダで使用するホースにジョイントを付けて蛇口に接続します。
全て取り付けができたら通水して接続部分などから水漏れがないか、異常がないか確認します。
しっかりと確認しましたが、特に問題はありませんでした。
これにて作業完了です!
作業後
作業後はお客様にも確認してもらいました。
「これでリビングの扉が閉めれます!快適になりました!ありがとうございました!」と大変喜んでもらえました。
ちなみにですが、今回は分岐水栓付きの蛇口に交換して対応しましたが、元々ついていた蛇口に分岐水栓を取り付ける方法で対応することもできます。
ではなぜ、今回蛇口ごと交換したのかというと賃貸物件だったからです。
いつか引っ越しすることもあるとお客様から聞いていたのもありますが、元々ついていた蛇口に分岐水栓を取り付けた場合、取り付けた分岐水栓が引っ越し先で使えない場合があります。
分岐水栓付きの蛇口であれば引っ越し先に持って行って使うことができますから先々のことも考えるとこの方法がいいと判断しました。
やはり使いまわせる方が経済的ですから。
今回のように蛇口にホースを取り付けたい場合は、蛇口ごと交換することも検討してみてくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約1時間かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換作業費(台付)13200円+材料代28600円=合計45100円です。
※材料代は当時の価格です。