伊丹市荒牧南でトイレの水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「トイレの便器の中に水がチョロチョロと漏れている。何もしてないときでも便器の中の水が揺れているので間違いなく水漏れしています。夜中もトイレから水の音が聞こえてきて寝れないので修理をお願いしたいです。」とのことでした。
夜中は小さな音でも聞こえるので水の音がすると気になって寝れませんよね。
これは早急に対応しなければいけない案件ですね。
急いで現場に向かいましょう!
便器の中に水がチョロチョロと漏れている現場に急行
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
トイレの中に入るとチョロチョロと水の音がしていました。
まあまあな音量でした。
これは夜中気になって寝れないだろうなって思いましたね。
安心してください。すぐに直しますよ!
次に便器の中を見てみます。
写真ではわかりにくいですが、結構漏れていました。
写真でも封水に波紋が広がっているんですけど、わかるにくいですよね…
申し訳ないです…撮影技術を磨かなければ…
便器の中を確認したので次にタンクの中を確認しました。
オーバーフローしているわけではなかったので排水弁が原因だと判断しました。
もしかしたら少量漏れているかもしれませんが、それは排水弁パッキンを交換してみないとわからないので交換してからもう一度確認します。
最後に品番の確認です。
タンクにはSH350BAと書かれたシールが貼られていました。
TOTOの製品で約10年くらい前のものみたいです。
現場の確認はできたので、お客様に状況と料金の説明をして作業にはいりましょう!
SH350BAの排水弁パッキン交換作業
まずは止水してタンクに給水する水を止めます。
止水したらタンクの中の水を排水します。
排水したらタンクの底にある排水弁を取り外します。
取り外した排水弁をまじまじと見ましたけど、パッキンがめちゃくちゃ劣化してますね。
べろべろになってます(笑)
この劣化したパッキン部分を取り外します。
取り外したら新しいパッキンを用意します。
この新しいパッキンを排水弁に取り付けます。
ちょっと固いので取り付けるときはやや引っ張り気味で取り付けます。
パッキンを交換したら排水弁をタンクに取り付けます。
排水弁を取り付けたらタンクに給水します。
タンクに水が溜まったら、給水部分から水漏れがないか確認します。
ここで給水部分から水漏れしていれば給水部分も交換が必要ですので、しっかりと見ます。
まじまじと見ましたけど水漏れは確認できなかったので、次に便器の中を確認します。
排水弁パッキンを交換したからといって必ず水漏れが直るわけではないので、ここもしっかりと確認します。
何度か排水したりして確認しましたが、問題なく水が止まりました。
よかったよかった。
これにて作業完了です!
作業後
作業後はお客様にも確認してもらいました。
「水の音が止まってる!これでゆっくり寝れます!ありがとう!」と大変喜んでもらえました。
今回もお客様のお役に立てたようで嬉しいですね。
ちなみに今回はお客様から最小限の作業で修理してほしいと言われていました。
本音を言うなら給水部分のダイヤフラムも交換しておいた方がいいタイミングだったので一緒に交換する方がいいんですよね。
作業前にちゃんと説明はしましたけど、お客様が最小限の作業をご希望されたので今回はその通り作業しました。
現場のトイレを使うのは住んでいるお客様なので、どのようにするかはお客様次第です。
うちはお客様が望まないことはしない主義なので、ご希望通りさせていただきます。
ただ、この記事を読んだ方が「ダイヤフラムも交換した方がいいんじゃないの?」って言うんじゃないかと思って上の事を書きました。
ただそれだけのことなのです(笑)
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約20分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着無し)5500円+材料代1100円=合計9900円です。
※材料代は当時の価格です。