西宮市浜町でトイレの蛇口の水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが、「トイレの中にある手洗い?洗面?の蛇口から水が漏れている。蛇口の水が出るところからツーっと常に水漏れしている。施設なのですが対応可能ですか?可能でしたら修理をお願いしたいです。」とのことでした。
施設なのでトイレの中に別で手洗いがあるんでしょうね。
そこの蛇口から水漏れしているってことみたいですね。
こういう場合はアングル止水栓がちゃんとあるか、そこ専用のバルブがあるかが問題になってきます。
まあこれは実際に現場を見てみないとわかりませんね。
それでは現場に急行しましょう!
目次
トイレ内の手洗いの蛇口から水漏れしている現場に急行
現場に到着後、トイレの蛇口を見せてもらいました。
まあまあ水漏れしてますね(汗)
このような水漏れはケレップやカートリッジを交換すれば直ります。
もちろん古い蛇口だと金属疲労とかで新しい部品にしても直らないことはありますが、この蛇口はまだ新しいので大丈夫だと思います。
ちなみにこの蛇口はケレップではなくカートリッジを交換します。
カートリッジを用意するために蛇口の品番を確認します。
品番が無事に残ってて一安心です。
よく品番が消えていることがあるので、なかったら材料を用意することができませんからね。
品番がわかったので部品を発注して再度訪問です!
・外部参考サイト SANEI立水栓Y5475H-13詳細ページ
立水栓の水漏れ修理
今回の修理作業は「止水」「カートリッジ交換」の順番で修理していきます。
ご自身で修理する際の参考にもなると思いますので、以下の作業内容を参考にご覧ください。
まずは止水
蛇口に限らず水回りを修理する際はまず「止水」から始めなければなりません。
なので止水しようと蛇口の下にあるであろうアングル止水栓を締めようと思ったのですが…
まさかのアングル止水栓がない!
アングル止水栓がないので、バルブを閉めて対応するしかありません。
今回修理依頼があった施設は2階部分全体を使っていたので、きっと2階部分だけを止水できるバルブがあるはずだと思い、バルブを探してみました。
結果3つバルブがあったので、1つずつ閉めて止水できるか確認。
全部閉めたのになぜか止まらない…
ということで最終手段の受水槽から送られる水を止めることにしました。
受水槽の操作ボタンを触って停止して、念のために受水槽についているバルブも閉めました。
さすがに受水槽で止めているので水は止まりました。
※この作業をしているときは施設全体に断水することを伝えてもらっています。
三栄立水栓Y5475H-13のカートリッジ交換
止水できたのであとは水漏れ修理です。
カートリッジは蛇口のハンドル部分にあるのでハンドルを分解していきます。
まずはハンドルを外します。
ハンドルには化粧キャップがしてあるので千枚通しがあると便利です。
次にカートリッジを外します。
カートリッジが外れたら新しいカートリッジをいれましょう。
ちなみに今回交換したカートリッジはSANEIのPR37-182X-Sってやつです。
カートリッジを交換したらハンドルを戻します。
最後に通水して水漏れが直ったか確認します。
蛇口の先から水が出ないことを確認して作業完了です!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分×2回、現場確認及び作業時間が約1時間かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+カートリッジ交換作業費6600円+材料代1760円=合計11660円です。
※材料代は当時の価格です。