洗濯のときの給水ってどうしてますか?
蛇口を開けっ放しにしてあとは洗濯機の電源を入れるだけって人もいるでしょうし、洗濯機を使うときに毎回蛇口を開けているよって人もいると思います。
開けっ放しにしている人は漏れないと思っている人、毎回蛇口を開閉する方は水漏れするのが怖い人ですよね。
では洗濯機の蛇口は開けててもいいのか、それとも閉じたほうがいいのかについて解説していきます!
目次
蛇口を開けっ放しでもなんで水漏れしないの?
蛇口の先端に洗濯機に繋いでいるホースが接続されています。
このホースと蛇口の先がピッタリとひっついているので水が漏れ出てきません。
ただ、この接続部分に傷や劣化があると隙間が出来るので、ポタポタと水が漏れ出てきます。
新しい蛇口と新しいホースを繋ぐときは全く問題ありませんが、古い蛇口や古いホースを使うときは注意が必要です。
蛇口開けっ放しにすることで水漏れすることもあるの?
もちろんあります。
蛇口とホースの接続部分やハンドル(バルブ)からなど漏れる箇所はいっぱいあります。
中でも洗濯機用水栓の水漏れで怖いのは蛇口からホースが外れることで水が出っぱなしになることです。
蛇口を開けっ放しにすることでホースには常に圧力がかかっている状態になります。
それが原因で突然ホースが抜けてしまうことがあります。
気付かないところで水が出っぱなしになると、階下漏水や家中水浸しなどおおごとです。
ただ、ホースが抜けても大丈夫な蛇口もあります。
ここからは蛇口の先について解説します!
緊急止水弁付き
画像のように蛇口の先につばと押したらへこむ出っ張りがあるものがあります。
これは緊急止水弁(ストッパーともいいます)付きの蛇口の先で、ホースが外れたら水が止まるようになっています。
試しに蛇口からホースを外した状態で、蛇口を開けてみてください。
水が出てきませんよね?
ホースが接続されているときしか水が出ないようになっているので、万が一ホースが外れても安心です。
蛇口の先にストッパーが付いているのであれば何も心配することはありません。
ただのつば付き
蛇口の先につばが付いているものです。
ただつばが付いているだけのものであれば注意が必要です。
緊急止水弁付きのものとは違ってホースが外れたときに水が出っぱなしになります。
特に長年使っている場合は、早急に緊急止水弁付きニップルに交換しましょう。
蛇口の形状から適合するものを探す
ただのつば付きの蛇口であれば、緊急止水弁付きに変えた方がいいです。
ここでは蛇口の形状から適合する部品について解説します!
万能ホーム水栓
蛇口のスパウト(吐水口)部分が動くタイプの蛇口です。
この万能ホーム水栓はスパウトのみを取り外すことが出来るので、スパウトを外して緊急止水弁付きニップルを取り付けましょう。
おすすめはL型のニップルです。
L型になっていることで多少コンパクトに収めることが出来ます。
ホームセンターにも売ってますので、比較的手に入れやすい部品です。
交換するときは、袋ナットを締めなければなりませんのでモンキーレンチをご用意ください。
ネジ付き横水栓
蛇口の先にネジが付いているタイプの横水栓です。
元々はカップリングが付いていた横水栓の先を外して、ニップルをつけて洗濯機に繋げれるようにしていると思います。
取り付けてあるニップルに緊急止水弁が付いていなければ、緊急止水弁が付いているニップルに交換しましょう。
ニップルの中にネジがきってあるものを選びましょう。
ホームセンターに売ってますのでお近くのホームセンターでお買い求めください。
水栓側のネジ山とニップル側のネジ山が合わないときは変換部品がありますのでそちらを使ってください。
交換するときは、手で取り外しと取り付けが出来ると思いますが、不安な場合はウォーターポンププライヤーで締めてください。
横水栓
蛇口の先にネジが付いていない、スパウトが動かない単水栓を横水栓といいます。
この横水栓が付いている場合は、蛇口を交換しましょう。
蛇口の先にネジで止めるニップルが付いていると思いますが、これは安全とは言えません。
洗濯機のホースが外れるのが怖い方はすぐに蛇口を交換してください。
蛇口は緊急止水弁がついていればどれでも大丈夫です。
ホームセンターで売っているものでも大丈夫です。
結論:洗濯機の蛇口は開けっ放しで問題ない、ただし・・・
洗濯機の蛇口は開けっ放しでも問題ありません。
ただ、緊急止水弁が付いているものであれば、に限ります。
緊急止水弁が付いていてもホースが抜けたときはホースの中に残っている水は出てきてしまいます。
それも嫌だという方は面倒ですが、蛇口を毎回閉めましょう。
蛇口を毎回閉めるのが一番何事もなくいいのかもしれませんね。