尼崎市元浜町でトイレの水漏れ修理のご依頼をお受けしました。
ご依頼内容ですが「トイレを流した後に水が止まらない。タンクの中でちょろちょろ音がしている。気のせいか便器にもずっと水が出ている気がする。修理してほしい。」とのことでした。
今回の施工記事はトイレタンクの内部部品の交換です。
それでは作業内容を見ていきましょう!
目次
SH380BAトイレタンクの水が便器内に漏れている症状を修理しました【現場を確認】
現場に到着後、トイレを見せてもらいました。
タンクの蓋を開けていないの水の音が聞こえていました。
トイレタンク品番はSH380BAでした。
先に便器に水が漏れているか確認しました。
お客様の話通り便器内に水がずっと流れていました。
次にタンクの中を確認しました。
ボールタップから常にちょろちょろと水が給水されていました。
これは排水弁パッキンが劣化していると判断しました。
それと同時にダイヤフラムも劣化していると思いどちらも交換した方がいいとお客様に説明しました。
説明後作業にはいりました!
トイレ水漏れ修理作業
まず、アングル止水栓を締めて止水しました。
次にタンクの中の水を排水しました。
排水ができたらまず、ダイヤフラムを交換しました。
浮きを外してダイヤフラムを収納している箇所のネジを取り外して内部からダイヤフラムを取り出しました。
ダイヤフラムを取り出したらここでひと手間加えます。
ダイヤフラムが当たっていた場所にゴミなどがついていることがあるので綺麗にします。
これをしておくと後程起こるかもしれないトラブルを回避できます。
ボールタップをきれいにしたら、新しいダイヤフラムを取り付けます。
新しいダイヤフラムを取り付けても浮きは邪魔なので浮きは外したまま次の作業をします。
次は排水弁パッキンを交換していきます。
まずは作業がしやすいようにレバーを取り外します。
レバーが取り外せたらタンクの底にある排水弁部を取り外します。
排水弁部を外したらパッキンを交換します。
写真を見てもらったらわかるとおりパッキンがぼろぼろになっています。
こうなっているってことはこのパッキンが当たっていた箇所もゴム片やゴミがついています。
ダイヤフラムのときと一緒でパッキンが当たっていた箇所をきれいにします。
綺麗にしたらパッキンを交換して排水弁部を元に戻します。
交換ができたらレバーと浮きを元に戻してタンクに給水します。
給水ができたら何度も水を流して問題がないか確認します。
最後に便器の中に水が流れていないか数分確認のために見ました。
どちらの水漏れも止まったようなのでこれにて作業完了です!
トイレ水漏れ修理作業後
ちなみにですが、トイレの水漏れ修理をご自身で修理される方はゴム手袋をすることをおすすめします。
なぜかと言うとトイレの部品を交換となると、交換する部品はだいたいゴムでできています。
このゴムの部品が劣化して溶けているんですよ。
これを素手で触ると手が真っ黒になってしまいます。
しかもこの汚れなかなか取れないんですよ…
なのでゴム手袋をすることをおすすめします。
もし手に汚れがついてしまった場合は応急処置として食器用洗剤を使うと汚れはだいぶ落ちますが爪の間に入った汚れまでは取れません。
かなり手が汚い状態になるので手を見せるような職業の方はお気を付けください。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+タンク内部部品交換(タンク脱着無し)5500円+追加修理作業3300+材料代2200円=合計14300円です。
※材料代は当時の価格です。