伊丹市緑ケ丘でトイレのつまり修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「便器に誤ってプラスチック製のカップを流してしまいました。スッポンを何度かしたら水は流れるようになりましたが、いつも通りすっきりと流れません。カップを取り出していただけますでしょうか？」とのことでした。
スッポンをしてもすっきりと流れないということはまだカップは便器の中にいるってことですね。
これはえらいこっちゃです。
早急に取り出さなくてはです。
それでは急いで現場に向かいましょう！
目次
トイレにプラスチック製のカップを流して詰まらせてしまった現場に急行
現場に到着後、トイレの中を見せてもらいました。
このトイレが詰まっているようですね。
水を流して確認してみます。
便器に水を流してみると水位は上がってきましたが、すぐにスッと流れていきました。
何かがいることは間違いないようですが、水だけなら流せる状態でした。
なるほどですね。
まあ水だけなら流せる状態であっても便は流せないでしょうから詰まっているものを取り出さないとですね。
それではお客様に説明して作業開始です！
ちなみに今回のタンクと便器の品番ですが
INAX製のT810とC-18Sでした。
便器を外してカップを取り出す
それでは作業開始です！
まずは給水部分とタンクを固定しているナットを外してタンクを外せるようにします。
次にタンクを外します。
タンクが外れたら次は便器を外しますが、なんだかすごく固くて全然外れません…
なんだこれ？と思いながら外して見ると
床フランジごと外れてしまいました。
えぇ…
これは面倒なことになりましたね。
まあそれは後で考えるとしてまずは詰まったものを取り出さないとです！
便器の裏を確認です。
お！いましたね！
プラスチック製のカップを発見です！
これをラジオペンチで取り出します。
無事に取り出せました！
すんなり取り出せてよかったよかったです。
後は便器を戻していくだけなんですけど、床フランジがないことには便器を戻せません。
炙り取りして新しい床フランジを取り付けます。
床フランジの取り付け完了です！
次は新しいガスケットを付けて便器を乗せます。
便器を戻したらタンクを乗せます。
ここまできたら後は元の状態に戻すだけです！
便器脱着作業完了です！
さあ、通水して確認ですね。
タンクに水を溜めます。
タンクに水が溜まったらちゃんと水が流れるようになったか確認です。
トイレットペーパーを一緒に流して大丈夫かどうか確認します。
問題なく流れました！
ふぅ。
これにて作業完了です！
プラスチック製カップの取り出し後
作業後はお客様にも確認していただき現場を離れました。
いやはや、まさか床フランジごと外れるとは思いませんでしたね。
写真には撮っていませんが、便器と床フランジを剥がさないといけなかったので剥がしたんですけど、これがなかなか剥がれなかったんですよね。
便器と床フランジの間にはガスケットとよばれるものが取り付けられているんですけど、このガスケットがコーキングみたいに固くなっていて…
カッターで切ったりしながらゆっくりゆっくり剥がしました。
あれ実はコーキングだったのでしょうか？
ちゃんと確認していないのでわかりませんけど、そうだったら無茶苦茶ですよね。
いやはや、疲れました。
まあこんなことは滅多にありませんからいい経験ですね！
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約2時間かかっています。
次に料金（税込）について
出張費3300円+便器脱着作業29700円+追加作業費5500円（材工共）＝合計38500円です。
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